トヨタ・ハリアーの変遷
トヨタハリアー(HARRIER)は、都会的で高級ラグジュアリーなSUVの元祖ともいえる代表モデルです。初代が登場してから20年以上が経過していますが、モデルサイクルが長いので現行車はまだ3代目です。
厳密に言えば、海外では初代、2代目モデルは「レクサスブランド」の「RX」として販売されていました。国内では、2009年に登場した3代目RXとなって、レクサス店だけでの販売に移行してしまったのです。その時は2代目モデルが「ハリアー」として継続販売されていました。ハリアー冷遇時代です。
しかしその後、約1年の休止期間を経て3代目ハリアーがフルモデルチェンジで復活。レクサスRXとは完全に独立した国内専用車種となっています。これが現行車のハリアーです。
厳密に言えば、海外では初代、2代目モデルは「レクサスブランド」の「RX」として販売されていました。国内では、2009年に登場した3代目RXとなって、レクサス店だけでの販売に移行してしまったのです。その時は2代目モデルが「ハリアー」として継続販売されていました。ハリアー冷遇時代です。
しかしその後、約1年の休止期間を経て3代目ハリアーがフルモデルチェンジで復活。レクサスRXとは完全に独立した国内専用車種となっています。これが現行車のハリアーです。
via www.goo-net.com
簡単に初代と2代目も振り返っておきましょう。
初代は1997年12月に登場。6代目カムリ(XV20系)のプラットフォームをベースにしたSUVで、エンジンはV型6気筒3,000ccと直列4気筒2,200ccでした。乗用車をベースにしたラグジュアリークロスオーバーSUVという新たなポジションをつくったのは確かにこのハリアーだったと思います。
Sパッケージでは、スポーツシート、ディスチャージヘッドランプ、JBLオーディオなどスポーティ&サウンド装備を充実させ、Gパッケージでは、パワーシート、革巻きステアリングなど装備を豪華にしていました。
初代は1997年12月に登場。6代目カムリ(XV20系)のプラットフォームをベースにしたSUVで、エンジンはV型6気筒3,000ccと直列4気筒2,200ccでした。乗用車をベースにしたラグジュアリークロスオーバーSUVという新たなポジションをつくったのは確かにこのハリアーだったと思います。
Sパッケージでは、スポーツシート、ディスチャージヘッドランプ、JBLオーディオなどスポーティ&サウンド装備を充実させ、Gパッケージでは、パワーシート、革巻きステアリングなど装備を豪華にしていました。
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2代目は2003年2月に登場。
このモデルでは、高級サルーンを超えるようなハンドリング性能と先進の安全性を目玉に押し出し、プレステージ性を高めていました。ボディは一回り大きくなりましたが、デザインイメージは継承され、3,000ccではミッションが5ATになっています。
安全装備も充実し、標準で、デュアル&ニーエアバッグ(サイド&カーテンはオプション)、ブレーキアシスト、EBD(電子制動力配分制御)付ABS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを装着していました。
そして10年以上の期間をあけて現行車となる3代目が2013年12月に登場したのです。
このモデルでは、高級サルーンを超えるようなハンドリング性能と先進の安全性を目玉に押し出し、プレステージ性を高めていました。ボディは一回り大きくなりましたが、デザインイメージは継承され、3,000ccではミッションが5ATになっています。
安全装備も充実し、標準で、デュアル&ニーエアバッグ(サイド&カーテンはオプション)、ブレーキアシスト、EBD(電子制動力配分制御)付ABS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを装着していました。
そして10年以上の期間をあけて現行車となる3代目が2013年12月に登場したのです。
3代目ハリアーの概要
via toyota.jp
3代目は、前述したようにレクサスRXとは完全に切り離されて、国内専用車となっています。先代ではハイブリッド車は「ハリアーハイブリッド」として独立していましたが、「ハリアー」として統合されています。
外観は相当モダンで、ハリアーの伝統ともなる水平基調のプロポーションは継承しつつも、クオーターピラーはかなり前斜し、バンパーコーナー部をかなり後方まで引っ張ることで、フロントデザインが立体的になり、塊感も表現しています。LEDヘッドランプを全車標準装備したことも新鮮味を出しています。
3本のライン状に発光するクリアランスランプや、光り方にグラデーションを付けたリアコンビネーションランプも斬新です。
パワートレインは時代を反映しダウンサイジングされています。
ガソリン車では、バルブマチックを備える4気筒2.0LでトランスミッションはCVT(Super CVT-i)になりました。アイドリングストップシステムも標準装備。価格も300万円を切るタイプもあって、車挌の割りに安価な設定となっています。
外観は相当モダンで、ハリアーの伝統ともなる水平基調のプロポーションは継承しつつも、クオーターピラーはかなり前斜し、バンパーコーナー部をかなり後方まで引っ張ることで、フロントデザインが立体的になり、塊感も表現しています。LEDヘッドランプを全車標準装備したことも新鮮味を出しています。
3本のライン状に発光するクリアランスランプや、光り方にグラデーションを付けたリアコンビネーションランプも斬新です。
パワートレインは時代を反映しダウンサイジングされています。
ガソリン車では、バルブマチックを備える4気筒2.0LでトランスミッションはCVT(Super CVT-i)になりました。アイドリングストップシステムも標準装備。価格も300万円を切るタイプもあって、車挌の割りに安価な設定となっています。
via toyota.jp
4気筒2.0Lにはスポーティなターボ仕様もあります。
高効率ツインスクロールターボを採用し、低回転から高回転まで全域高トルクを誇ります。エキゾーストマニホールドとシリンダーヘッドは一体化され、ターボ流入する排気ガス温度の低減を図り、燃費も改善されています。ターボでありながらアイドリングストップ機能も備えています。またターボ車専用として6速オートマチックトランスミッション(シーケンシャルシフトマチック付)も装備されます。
ハイブリッド車は2.5Lで、トヨタ製ハイブリッド車では主流となっている「リダクション機構付THS II」が採用され、燃費もより向上しています。
「リダクション機構付THS II」は、モーターへの供給電圧が650Vに高められており、その分、出力を得るために必要な電流値を下げています。これで体積&質量が約半分になっているのです。ちなみにシステム全体で約30%のコストダウンが実現できているそうです。
高効率ツインスクロールターボを採用し、低回転から高回転まで全域高トルクを誇ります。エキゾーストマニホールドとシリンダーヘッドは一体化され、ターボ流入する排気ガス温度の低減を図り、燃費も改善されています。ターボでありながらアイドリングストップ機能も備えています。またターボ車専用として6速オートマチックトランスミッション(シーケンシャルシフトマチック付)も装備されます。
ハイブリッド車は2.5Lで、トヨタ製ハイブリッド車では主流となっている「リダクション機構付THS II」が採用され、燃費もより向上しています。
「リダクション機構付THS II」は、モーターへの供給電圧が650Vに高められており、その分、出力を得るために必要な電流値を下げています。これで体積&質量が約半分になっているのです。ちなみにシステム全体で約30%のコストダウンが実現できているそうです。
モダンな外観
via toyota.jp
ハリアーの特徴はやはりそのモダンなスタイルでしょう。いかついイメージだったSUVを都会的なイメージに変えてしまったのはハリアーの功績です。
コレ1台あれば、普段でも仕事でもレジャーでも何でもマッチするということで、以後のSUV人気に火をつけたかもしれません。3代目のデビューから年月は経過していますが、新鮮実はまったく失われていません。レクサスNXと比較すれば価格はかなり安く、充分に納得できると思います。
コレ1台あれば、普段でも仕事でもレジャーでも何でもマッチするということで、以後のSUV人気に火をつけたかもしれません。3代目のデビューから年月は経過していますが、新鮮実はまったく失われていません。レクサスNXと比較すれば価格はかなり安く、充分に納得できると思います。
魅力の室内
via toyota.jp
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ハリアーは初代の時から室内もかなり魅力となっていましたが、現行車でもその良さはしっかり引き継がれています。従来のオフロード車のそれとは全く異なる、それでいて普通のセダンでは表現できないボリューム感も備えており、運転する楽しさを一層引き上げています。
メーター類はオプティトロンメーター(メーター照度コントロール付)になっています。
ガソリン車は品格あるホワイトの指針照明、ターボ車は赤で全体を統一したスポーティな指針照明、
ハイブリッド車は、先進感を印象付ける青のトーンの指針照明です。
また、メーター内には高精細な4.2インチ液晶画面を搭載。
運転状況やナビ画面と連携した情報など、多彩な運転情報を見やすく表示します。
ドアミラー足元照明やイルミネーテッドエントリーシステムなども都会派SUVのハリアーにはぴったりの装備です。
メーター類はオプティトロンメーター(メーター照度コントロール付)になっています。
ガソリン車は品格あるホワイトの指針照明、ターボ車は赤で全体を統一したスポーティな指針照明、
ハイブリッド車は、先進感を印象付ける青のトーンの指針照明です。
また、メーター内には高精細な4.2インチ液晶画面を搭載。
運転状況やナビ画面と連携した情報など、多彩な運転情報を見やすく表示します。
ドアミラー足元照明やイルミネーテッドエントリーシステムなども都会派SUVのハリアーにはぴったりの装備です。
セーフティ・サポートカーS<ワイド>
via toyota.jp
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ハリアーのデビューはやや古くてもしっかり「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」です。
自動ブレーキ(対歩行者)などの安全運転支援する装置を搭載、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーで高精度の事故の回避、衝突被害の軽減を支援します。ブレーキを踏めなかった場合でも、プリクラッシュブレーキが作動し、衝突回避や被害軽減をサポートします。
更に、レーンディパーチャーアラート(車線逸脱回避)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)なども装備し、この点でも全くぬかりはありません。
自動ブレーキ(対歩行者)などの安全運転支援する装置を搭載、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーで高精度の事故の回避、衝突被害の軽減を支援します。ブレーキを踏めなかった場合でも、プリクラッシュブレーキが作動し、衝突回避や被害軽減をサポートします。
更に、レーンディパーチャーアラート(車線逸脱回避)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)なども装備し、この点でも全くぬかりはありません。
先駆者ハリアー
via toyota.jp
今でこそ都会派SUVはかなり車種が増えてきていますが、その先駆者であるハリアーにはやはり独特な魅力があります。3代目が登場して5年近くになりますが、細かい改善も進んでいるはずです。
他社やレクサスとも現物を見ながらじっくり確認してみてもいいでしょう。価格的にもライバル車よりお得になっていると思いますし、値引き幅も大きくなっているでしょう。魅力が衰えない今こそがハリアーの買い時なのかもしれません。
他社やレクサスとも現物を見ながらじっくり確認してみてもいいでしょう。価格的にもライバル車よりお得になっていると思いますし、値引き幅も大きくなっているでしょう。魅力が衰えない今こそがハリアーの買い時なのかもしれません。
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