エクステリア
今回のマイナーチェンジでバンパー開口部が大きくなり、よりスポーティで迫力のあるデザインになりました。
また、ホイールデザインも変更されこちらもスポーティさを向上させていますが、ダークカラーを選択してしまうとクルマ全体がダークカラーになってしまうので、ホイールのカラーはアクセントとして切削光沢のカラーがあっても良かったのかなと感じました。
この試乗車には大型リヤスポイラーがオプション装着されていましたが、クルマのキャラクターからしてもやっぱりこの大型スポイラーは似合わないように感じます。
標準装備されているトランクリップスポイラーのほうがやっぱりイイですね。
また、ホイールデザインも変更されこちらもスポーティさを向上させていますが、ダークカラーを選択してしまうとクルマ全体がダークカラーになってしまうので、ホイールのカラーはアクセントとして切削光沢のカラーがあっても良かったのかなと感じました。
この試乗車には大型リヤスポイラーがオプション装着されていましたが、クルマのキャラクターからしてもやっぱりこの大型スポイラーは似合わないように感じます。
標準装備されているトランクリップスポイラーのほうがやっぱりイイですね。
インテリア
ガラスの板厚の増加や制振材・吸音材などの追加により、ハッキリと室内が静かになったことが分かります。
マイナーチェンジ前のモデルはスポーティモデルということもあって、エンジン音をハッキリと聞かせるようなところがありましたが、このマイナーチェンジによってエンジン音は小さくなりました。
クオリティについては、マイナーチェンジではやっぱり限界がありますね。私はよっぽどプラスチッキーではないかぎりは気にならないのですが、乗り出し価格400万円超のクルマと考えると「高級感」はあるとは言いにくいインテリアなので、気になる人には気になってしまうかもしれません。
本革ステアリングについてはレヴォーグの上級グレードに標準装備されている高触感革ではありませんが、なかなかしっとりとした革が使用されていて握り心地も良かったですね。
マイナーチェンジ前のモデルはスポーティモデルということもあって、エンジン音をハッキリと聞かせるようなところがありましたが、このマイナーチェンジによってエンジン音は小さくなりました。
クオリティについては、マイナーチェンジではやっぱり限界がありますね。私はよっぽどプラスチッキーではないかぎりは気にならないのですが、乗り出し価格400万円超のクルマと考えると「高級感」はあるとは言いにくいインテリアなので、気になる人には気になってしまうかもしれません。
本革ステアリングについてはレヴォーグの上級グレードに標準装備されている高触感革ではありませんが、なかなかしっとりとした革が使用されていて握り心地も良かったですね。
シート
昨年試乗しているレヴォーグのSTI Sportと同形状のシートと思われるのですが、シート生地が本革+ウルトラスエードに変更されるだけで全く違う掛け心地になりますね。
シートクッションもバックレストも硬めで、生地の張りも少し強めに感じます。
もう少しクッションもバックレストも柔らかければ掛け心地も良くなると思います。ですので正直言ってSTIにオプション装着できるレカロシートがこのS4にもオプション装着できるようにして欲しいなぁと思いましたね。
シートクッションもバックレストも硬めで、生地の張りも少し強めに感じます。
もう少しクッションもバックレストも柔らかければ掛け心地も良くなると思います。ですので正直言ってSTIにオプション装着できるレカロシートがこのS4にもオプション装着できるようにして欲しいなぁと思いましたね。
エンジン・トランスミッション
2000CC 水平対向4気筒DOHC直噴ターボエンジンとリニアトロニック(CVT)の組み合わせになります。
試乗はSIドライブをIモードまたはSモードで行いました。Iモードでの走行では加速力はおおよそ3000CCNAエンジンと同等の加速力です。
Sモードはもう少しエンジン回転を高めて加速するので、Iモードよりももう少しだけ速いといった感じです。ですので加速力には全く不満はないのですが、最大出力・最大トルクが300PS・40.8kgf・mのスペックと、よりシャシー性能が強化・洗練されたことから、贅沢を言えばもう少し加速に刺激が欲しくなりますね。
組み合わされるCVTも決してダルなものではないのですが、やはり加速のキレは有段ATに分があるのかなと感じます。このあたりは次期モデルに期待でしょうか。
試乗はSIドライブをIモードまたはSモードで行いました。Iモードでの走行では加速力はおおよそ3000CCNAエンジンと同等の加速力です。
Sモードはもう少しエンジン回転を高めて加速するので、Iモードよりももう少しだけ速いといった感じです。ですので加速力には全く不満はないのですが、最大出力・最大トルクが300PS・40.8kgf・mのスペックと、よりシャシー性能が強化・洗練されたことから、贅沢を言えばもう少し加速に刺激が欲しくなりますね。
組み合わされるCVTも決してダルなものではないのですが、やはり加速のキレは有段ATに分があるのかなと感じます。このあたりは次期モデルに期待でしょうか。
サスペンション・乗り心地
装着されるタイヤは245/40R 18 ダンロップダンロップスポーツマックス
現行モデルが登場した直後に試乗したA型のGTと比較して、より太く薄いタイヤを履いているにもかかわらず、ハッキリと乗り心地が良くなっているように感じました。
今回のマイナーチェンジではこのS4 GT-SがSTiを含めて一番変更箇所が少ないモデルということで、リヤスタビライザーが細くなったもののバネの硬さやショックアブソーバーの減衰力も変更されていないとのことですが、ビルシュタインダンパーが道路の荒れた部分を走行してもキッチリと減衰してくれるおかげで硬めではありますが、ガツンとした突き上げのない乗り心地になっています。
電動パワステはスポーティモデルということもあって重めの手応えではありますが、スッキリとしたフィールで心地良く、前述した良く動く足回りと相まって楽しく運転できました。
今回のマイナーチェンジではこのS4 GT-SがSTiを含めて一番変更箇所が少ないモデルということで、リヤスタビライザーが細くなったもののバネの硬さやショックアブソーバーの減衰力も変更されていないとのことですが、ビルシュタインダンパーが道路の荒れた部分を走行してもキッチリと減衰してくれるおかげで硬めではありますが、ガツンとした突き上げのない乗り心地になっています。
電動パワステはスポーティモデルということもあって重めの手応えではありますが、スッキリとしたフィールで心地良く、前述した良く動く足回りと相まって楽しく運転できました。
総括
今回のマイナーチェンジでより高級感とスポーティさが増し、さらに乗り心地も良くなったので、価格は高めなのですがおススメできるクルマになったと思います。
スポーティなS4でここまで乗り心地が良くなったので、同様にマイナーチェンジしているレヴォーグも期待できそうです。
スポーティなS4でここまで乗り心地が良くなったので、同様にマイナーチェンジしているレヴォーグも期待できそうです。
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