2018年6月25日 更新

車出張査定で高く車を売る攻略法。車出張査定のメリットと注意点

この記事では、車を中古車として売る方法の中でも、特に「出張買取」という方法で、査定士に高い査定金額を算出してもらうための手順や注意点を書いています。査定士に足元を見られないためにはどうすればいいのか?見ていきましょう!

車出張査定で高く車を売る攻略法。車出張査定のメリットと注意点

車出張買取は、具体的に何をするの?

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車の買取専門店は、買い取った車を業者オークションに転売することで利益を出しています。車を店舗に持ち込むこともできますが、出張買取してもらうこともできるんです!

車の出張買取は、具体的には、車の買取専門店に電話などでアポイントメントを取り、査定士に直接家まで来てもらって車の査定をしてもらいます。査定中は立ち合いが必要です。

1.査定(30分)
2.買い取り価格の提示と契約手続きの相談(30分)

所要時間は1時間〜2時間程度と見ておくと良いでしょう。なぜかというと、査定士は依頼者のあなたを、

「どの程度安い金額で売ってくれる顧客なのか?」

とつぶさに観察するために、雑談で引き延ばそうとします。また、交渉の主導権を握るための心理作戦として、約束の時間にワザと遅れて来るということもあるからです。

「え〜っ、そんなところから気を付けなきゃいけないの!?」

と思うかもしれませんが、実はそうなんです。戦いのゴングは、「その買取専門店を各媒体で知ったそのとき」から、すでに鳴り響いているのです。

それでは、順を追って詳しく見ていきましょう。

車出張買取のメリットとデメリット

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ここでは、出張買取のメリットとデメリットについて、とくに買取専門店の店舗に直接持ち込む場合と比較して見ていきます。

車出張買取のメリット

買取専門店に持ち込む場合、営業時間内に車を持ち込む必要がありますが、出張買取の場合は査定士が自宅まで来てくれ、自分の都合の良い時間に査定を依頼できます。

また、店舗だと相手のペースに飲まれて営業トークを鵜呑みにしてしまう恐れもありますが、自分の家だといくらかリラックスして自分の要求を伝えることもできるでしょう。

車出張買取のデメリット

車出張買取の場合、査定士を自宅に招くことになります。

他人様が自分の家に来るということで、掃除や部屋の片付けなど、余計な気を回さなければならない場合もあるでしょう。

また、「せっかくご足労いただいたのに」という負い目から、なんとなく遠慮してしまい、提示された査定金額を断りにくくなってしまうこともあります。

車を売る方法といえば、買取専門店以外にもいくつか方法があります。

・ディーラーの下取り
・車の買取専門店
・中古車販売店
・車の解体業者
・中古車輸出業者

車を売る方法は、自分自身や、車に適した方法を選びましょう!

車の出張買取で安く買い叩かれないために

車の出張買取でオススメの手順はこちらです!

1.インターネットで車の買取の仕組みについて学ぶ
2.査定の「概算価格」を数店舗に電話で問い合わせる
3.キチンと「概算価格」を提示する3〜4社に絞る
4.車の出張買取をそれぞれ依頼し、実物を見て査定をしてもらう
5.その場で契約は行わず、帰ってもらい、価格交渉は電話で行う

なぜこの手順がオススメなのかは、これからお話しする章で明かされていきます。

とくに、電話でのお問い合わせに関してはコツが必要なので、ぜひチェックしてくださいね!

査定士は何を見ているのか?

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兵法にも、

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

とあるように、敵について知ることは大事です。

査定士は、何を見ているのでしょうか?査定士は、車はもちろん、査定を依頼したあなた自身のことも観察しています。

そして、あなたが「どの程度の査定金額なら応じるのか」を見極めているのです。

少しでも高く売り、少しでも安く買い叩かれないように、査定士や車の買い取りの仕組みについて理解を深めましょう!

査定士は車のここを見ている!

車の買取専門店は、引き取った車を業者のオークションへ転売することで利益を得ています。そして、オークションの相場は、車の以下の点を確認すれば分かるのです。

・車名
・年式
・走行距離
・型式
・グレード
・キズ、ヘコミ
・修復歴の有無
・車体色
・オプションの有無

オークションの相場が全てなので、どの買取専門店であっても、査定金額として提示できるギリギリのラインというのは同じな訳です。

10社に頼もうと、20社に頼もうと、あなたの車の限界価値は同じです。

では、なぜ査定金額に違いが出るのでしょうか?じつは、査定士が提示する金額を決めるカギは、「依頼者であるあなたにある」のです!

査定士はあなたのここを見ている!

査定士はつねに「あなたがどういう顧客か」を観察しています。

・その買取専門店を各媒体で知った時
・電話で問い合わせた時
・実物の査定をしてもらった時
・価格交渉をした時

その買取専門店を各媒体で知った時点で、すでに戦いのゴングが鳴り響いていると書きましたが、これはとても重要なポイントです。

それは査定士が、

「あなたがどれだけ車の買取の仕組みに詳しいか。」

を判断する材料になるからです。こんなアンケートを目することはよくあると思います。

「何がきっかけで当店をお知りになりましたか?」
・CMで見て知った。
・実店舗の看板などを見て知った。
・知人の紹介で知った。
・折込チラシやDMで知った。
・インターネット、SNSで知った。

NGなファーストコンタクト方法の例

ファーストコンタクトの手段も重要なポイントです。

ここでは、ファーストコンタクトの手段として、「絶対にやってはいけない方法」を紹介します。それは、この2点です。

・一括査定サイトを利用する
・いきなり店舗に来店する

なぜ一括査定サイトを利用したり、いきなり店舗に来店することがNGなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

一括査定サイトはなぜ良くないの?

・顧客は一括査定サイトに情報を登録し、一括査定サイトから大手買取専門店20社以上に情報が行き渡る。
・一括査定サイトは大手買取専門店から手数料を受け取る。
・大手買取専門店は手数料を考慮した上で査定金額を出す。
・実質的には車の査定額の中から顧客が「手数料」を支払う仕組みになっている

ネットには一括査定サイトがあふれています。そして一括査定に加盟しているのは、大手の買取専門店だけです。

そして情報を入力すれば、10社以上の買取専門店から怒涛のように電話がかかって来ます。大手の買取専門店だけなので、大した金額の争いにはなりません。

「買取専門店同士で競わせれば、査定額が高くなるので、最高額で車を売ることが可能」というのはもちろん事実ですが、それは、10社以上の買取専門店の査定士を、

「同時刻、同じ場所に呼び出し、目の前で査定を行ってもらう」

ということです。このような「同時査定」を実現するのは、かなり大変な作業です。

想像してもみてください。一括査定サイトに情報を入力して以来、10社以上から怒涛のように電話がかかってきます。

おそらく、あなたがまともに対応できるのは最初の3〜4社で精一杯でしょう。それ以降の10社か20社の買取専門店からの電話は無視することになると思います。

査定士もプロですから、「同時査定」のような手にはなかなか乗ってくれませんし、事前に「同時刻に複数の査定士が呼ばれている」ことを伝えていない場合、怒って帰ってしまうこともあります。

その上、あなたが入力した個人情報も、顧客情報として業者にずっと残り続けるのです。どうでしょうか。

一括査定サイトに登録しても、まともに対応できるのは3〜4社程度なら、はじめから一括査定サイトに登録せずに、個別に3〜4社と電話連絡した方が手っ取り早いと思いませんか?

査定金額はオークションの相場が全てであり、3〜4社に依頼しようと10〜20社に依頼しようと、どうせあなたの車の限界価値は変わらないのですから。

いきなり来店するのはなぜ良くないの?

この記事は、「車の出張買取」に関する記事なので、この記事を読まれている方は「なんの下調べもなくいきなり買取専門店にご来店されるお客さま」には該当しないと思われますが、念のために触れておきます。

インターネットを経由してコンタクトを取ってきた顧客の場合は、ある程度「車の買取の仕組み」について学習していることが考えられます。

そのため、「知識のない顧客にご提示する金額」では交渉できず、それなりの金額で勝負せざるを得なくなります。

一方、「なんの下調べもなくいきなり買取専門店にご来店されるお客さま」は、買取専門店への警戒心がゼロなので、良いカモになってしまうのです。

当然、査定金額は「知識のない顧客にご提示する金額」を提示されることになります。必ず、インターネットなどである程度の知識をつけてきたことをアピールしましょう。

電話でのコンタクト

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さて、電話で問い合わせたときに気をつけなければならないことはなんでしょうか?

査定士が確認するのは以下のポイントです。

・車売却のきっかけは何か?
・ディーラーの下取りは済んでいるのか?
・車の買取について、すでに何社に問い合わせているのか?
・顧客が期待している買取金額はいくらか?

査定士は、これらの情報をあなたから引き出し、あなたが「どの程度安い金額で売ってくれる顧客なのか?」を判断しているのです。

例えば、ディーラーの下取りが済んでいる場合なら、ディーラーから提示された金額よりほんの数千円〜数万円上乗せするだけで、安く買い取ることができます。

ディーラーの下取りは、安いと言われることが多いですが、理由があります。ディーラーは、「新車を売るために古い車を処分する」ことが目的で車を買い取ります。

あくまで新車の販売が目的であり、買取自体で儲けようとは思っていません。そのため、あまり積極的な買取は行いません。

また、JAAIのイエローブックの査定基準を元にして査定を行うため、基本的に誠実な取引ではありますが、業者オークションの相場を見ることはありません。

そのため、イエローブックの査定基準をもとにして20万で買い取ってもらった車が、業者オークションで100万の値が付くことだってあるわけです。

一方、下取りをされた顧客の方は、ディーラーに金額を提示されると「このあたりの金額が適正なのか」と納得してしまい、買取専門店に少しでも上乗せした査定金額を提示されると、即決してしまうのです。

そのため、「ディーラーの下取りをしたすぐあとに問い合わせてきた顧客」は、買取専門店にとってかなり良いカモになってしまいます。

また、電話で問い合わせたのが1社のみで、最初の買取専門店だった場合、その顧客がその店で売る気マンマンだと分かれば、査定金額は安く見積もられてしまうでしょう。

さて、「車の出張買取」でそうならないためには、どうすることが最善なのでしょうか?

最大のポイントとなってくる、「電話でのお問い合わせ」の注意点について、見ていきましょう!

「電話でのお問い合わせ」の注意点!

・査定士に「金額」の情報を与えないこと!
・査定士を自分のペースに引き込むこと!
・査定金額が提示されたその場で契約をしないこと!

この3点がとくに注意すべき点です。上の章では、出張買取で安く買い叩かれないためには、下記の手順がオススメと紹介しました。

・インターネットで車の買取の仕組みについて学ぶ
・査定の「概算価格」を数店舗に電話で問い合わせる
・キチンと「概算価格」を提示する3〜4社に絞る
・車の出張買取をそれぞれ依頼し、実物を見て査定をしてもらう
・その場で契約は行わず、帰ってもらい、価格交渉は電話で行う

さて、手順1から電話での問い合わせが始まるわけです。

ポイントを解説します。

手順1.「概算価格」を電話で問い合わせる

ポイントは、こちらから質問することです。概算価格をお聞きすることはできますか?

1.「年式・型式(カタシキ)・走行距離・グレードをお伝えします。」

と質問し、

2.「年式・型式(カタシキ)・走行距離・グレード」

を伝えます。もし、「実物を見ないと値段が出せない」という返答の場合は、

3.「他社では概算価格を教えていただけたのですが・・・」

と言って見ましょう。それでも教えてくれない場合は、そのお店はまともな査定金額で交渉する気がないということです。お断りしましょう。

そころで、なぜ年式・型式(カタシキ)・走行距離・グレードを伝えるのかというと、この情報があれば、「業者オークションの相場」が分かるためです。

また、キズ、ヘコミ・修復歴の有無・車体色・オプションの有無なども訊かれる場合があるので、事前に把握しておきましょう。

この際、最も気をつけるべきポイントは、

「他社の査定金額や希望金額など、こちらから金額を提示することは絶対にしない」

ということです。価格の話はナシです。足元を見られてしまいます。

手順2. キチンと「概算価格」を提示する3〜4社に絞る

手順2を繰り返し、3〜4社に絞ります。

手順3. 車の出張買取を依頼し、実物を見て査定をしてもらう

手順3で絞った業者すべてに個別に依頼します。

ここでの重要ポイントは、他社の査定金額を言わない・その場で契約をしないことです。雑談にも気を付け、査定士に余計な情報を与えないようにしましょう。

手順4.電話で価格交渉を行う

手順4で、すべての業者の査定金額が出揃いました。ここでのポイントは、一番安い金額を提示した店舗に電話をかけることです。

そしてこう尋ねます。

「御社よりも高い査定金額を提示した店舗があります。御社のベストな金額をご提示いただけますか?」

最高額の店舗が入れ替われば、また一番安い店舗に電話をかけ、同じ質問を繰り返します。そして相手が「これ以上はムリです!」と根を上げるまで、続けます。

ここでも、「他社の査定金額を言わないことが重要」です。

こうすることで、足元を見られることなく、適正な査定金額を提示してもらうことが可能になるでしょう

車を売る前にやっておいた方がいいこと!

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査定を申し込んで、いざ査定士と対面してから慌てないように、事前に準備しておいた方がいい以下のポイントを詳しく紹介します。

・車の清掃
・車の売却の必要書類の手配
・オプション品の有無

何も知らずに査定に申し込み、査定士に「売る気がない冷やかしでは無いか」とか、「しめしめ、警戒心のない美味しそうなカモが来おった」などと判断されないように、しっかりチェックしておきましょう!

車をキレイにしよう!

やはり、車をキレイな状態にしていた方が、良い値段がつくことがあります。

・洗車
・ワックスがけやコンパウンド
・車内やエンジンルームなどの清掃

費用対効果が望めないため、キズやヘコミの修復は不要です。

車の売却に必要な書類を揃えておこう!

・自動車検査証(現住所、氏名を確認しましょう)
・印鑑証明書(発行後1ヶ月以内のものを2通)
・自動車納税証明書(有効期限を確認しましょう)
・自賠責保険証明書
・リサイクル券(預託済みの場合)
・住民票(自動車検査証と住所などが異なる場合は必要)
・振込口座情報
・実印

ちなみに、「委任状」、「譲渡証明書」は店舗で用意してもらえます。

また、普通車と軽自動車では微妙に必要な書類が異なっているようなので、事前に店舗に確認しておくといいでしょう。

もし、必要書類が見つからない場合も再発行してもらうことは可能なので、ご安心ください!

自賠責保険証明書の再発行

免許証など、本人確認ができる書類があれば、保険会社で無料で再発行してもらえます。

車検証(自動車検査証)の再発行

管轄の都道府県税事務所で、無料で再発行してもらえます。

取っておいたらプラス査定になるオプション品

・整備手帳
・取扱説明書
・スペアキー
・取り外した純正品

ここまで準備しておけば大丈夫でしょう!

まとめ

この記事では、車の出張買取についてまとめました。

査定を依頼する前に、自分の車について事前に把握しておくべきことは以下の通りです。

・車名
・年式
・走行距離
・型式
・グレード
・キズ、ヘコミ
・修復歴の有無
・車体色
・オプションの有無

車の出張買取のオススメの手順はコチラです。

・インターネットで車の買取の仕組みについて学ぶ
・査定の「概算価格」を数店舗に電話で問い合わせる
・キチンと「概算価格」を提示する3〜4社に絞る
・車の出張買取をそれぞれ依頼し、実物を見て査定をしてもらう
・その場で契約は行わず、帰ってもらい、価格交渉は電話で行う</li>

ぜひ、参考にしてみてくださいね!
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この記事のキュレーター

chibica編集部 chibica編集部