日産の人気SUVエクストレイルが約2万7000台のリコールへ
日産のエクストレイルといえば、SUVでありながら若干スマートな印象の強い、どちらかというと男らしいというよりはおしゃれなSUVに該当すると思います。
そんなエクストレイルもT31(一つ前の型式)までは、現在のようなスマートなデザインというより、角ばったSUVらしさを大いに感じさせるデザインでアウトドア付きから受け入れられていた車両でした。
実際に私がメカニックをしていた時期の車両でもあるので、どちらかというとT31が良かったという人も割といたように感じます。
そんな T31型エクストレイルが2017年9月8日に約2万7000台にも及ぶリコールを発表しました。
詳細は、以下のものとなっています。
リコール対象型式:DNT31-000009~DNT31-310207
対象車の製造時期:平成20年8月20日~平成27年3月31日
台数:26,912台
では一体今回のリコールはどのようなものとなっているのでしょうか?
そんなエクストレイルもT31(一つ前の型式)までは、現在のようなスマートなデザインというより、角ばったSUVらしさを大いに感じさせるデザインでアウトドア付きから受け入れられていた車両でした。
実際に私がメカニックをしていた時期の車両でもあるので、どちらかというとT31が良かったという人も割といたように感じます。
そんな T31型エクストレイルが2017年9月8日に約2万7000台にも及ぶリコールを発表しました。
詳細は、以下のものとなっています。
リコール対象型式:DNT31-000009~DNT31-310207
対象車の製造時期:平成20年8月20日~平成27年3月31日
台数:26,912台
では一体今回のリコールはどのようなものとなっているのでしょうか?
原因はPTCヒーター
via www.nissan.co.jp
今回、約3万台のT31エクストレイルに行われるリコールの内容ですが、詳細は以下のように表記されております。
エアコンユニットのPTCヒータにおいて、電気配線の固定が不適切なため、走行中の振動等により揺動し端子が摩耗することがあります。 そのため、そのままの状態で使用すると、端子間の抵抗が増加し異常発熱して、発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。
原因となる部品はPTCヒーターというもので、この部品の配線の取り回しが原因で今回のリコールが行われるようです。
そもそもPTCヒーターというのは一体どのようなものかご存知ですか?
PTCヒーターというのは、エアコンユニット(厳密にはヒーター)の構成部品の1つです。
そもそもPTCヒーターというのは一体どのようなものかご存知ですか?
PTCヒーターというのは、エアコンユニット(厳密にはヒーター)の構成部品の1つです。
車のヒーターというのは、主に車両の冷却水を利用して温風を作り出しています。要するに車両の冷却に使われている熱湯の一部をヒーターコアに流して、風邪を温めているのです。
そうすると、問題が1つあり、エンジンが温まるまで温風が発生しません。特に寒冷地などにおいては水温が上昇せず、室温がなかなか温まらないだけでなく、デフロスターの効果が薄いなど様々な影響を及ぼします。
そこで活躍するのが、今回のリコールの原因となったPTCヒーターになるのです。
PTCヒーターは水温が上昇していない、様々な条件下になると作動し、電気によって強制的に風を温めて温風を作り出しています。
主に寒冷地仕様などの車両に取り付けられていることの多いこの部品ですが、作動の際は電気による発熱をしている部品になるので、今回のように不具合によって発熱が火災につながる場合もあるようです。
そうすると、問題が1つあり、エンジンが温まるまで温風が発生しません。特に寒冷地などにおいては水温が上昇せず、室温がなかなか温まらないだけでなく、デフロスターの効果が薄いなど様々な影響を及ぼします。
そこで活躍するのが、今回のリコールの原因となったPTCヒーターになるのです。
PTCヒーターは水温が上昇していない、様々な条件下になると作動し、電気によって強制的に風を温めて温風を作り出しています。
主に寒冷地仕様などの車両に取り付けられていることの多いこの部品ですが、作動の際は電気による発熱をしている部品になるので、今回のように不具合によって発熱が火災につながる場合もあるようです。
作業内容は対策部品と交換
via www.nissan.co.jp
今回のリコールの原因であるPTCヒーターについてご紹介しましたが、一体どのような作業をするのでしょうか?
実際のPTCヒーターの画像は上記になりますが、対策前の配線が遊んでいる(弛んでいる)状態のものの場合、対策部品(改善後のPTCヒーター)へ交換する作業のようです。
ですので、車両にPTCヒーターがついているのかを確認し、PTCヒーターが改善前のものに限って今回対策済みのPTCヒーターに取り替えるということになるでしょう。
これまでこの部品が原因による事故も発生しているとの情報も出ているので、対策品への早めの交換を行いたいところです。
実際のPTCヒーターの画像は上記になりますが、対策前の配線が遊んでいる(弛んでいる)状態のものの場合、対策部品(改善後のPTCヒーター)へ交換する作業のようです。
ですので、車両にPTCヒーターがついているのかを確認し、PTCヒーターが改善前のものに限って今回対策済みのPTCヒーターに取り替えるということになるでしょう。
これまでこの部品が原因による事故も発生しているとの情報も出ているので、対策品への早めの交換を行いたいところです。
リコールのついでに、、、
T31のPTCヒーターのリコールの内容に関してご紹介していきましたが、無償修理とはいえどわざわざディーラーまで足を運んだりする手間が勿体なく感じますよね。
常日頃からお世話になっているお店でしたら、引き取りというパターンもあるでしょうが、基本的には来店する必要があります。
しかしながら、最悪火災につながる場合もあり、実際に火災事故も発生しているこのリコール部品に関してはなるだけ早く対策しておきたいところ、、、
そこでリコールの際は、リコールに合わせて定期交換部品を変えるといいかもしれません。
例えば、今回のリコールにおいてはエアコンユニット周りの交換になるので、作業によってクリーンフィルター(エアコンのフィルター)が交換しやすかったはず。
そのため合わせて交換をお願いしたら、工賃を安くしてくれる場合もあるかもしれません。
実際、販売店側としてもリコール作業自体でもメーカーからお金をもらうことができるはずですが、そこから点検や新車の代替えに繋げたいと考えています。
ですので、それをうまく利用することによって、お得に点検や部品の交換ができるチャンスとなるかもしれません!
常日頃からお世話になっているお店でしたら、引き取りというパターンもあるでしょうが、基本的には来店する必要があります。
しかしながら、最悪火災につながる場合もあり、実際に火災事故も発生しているこのリコール部品に関してはなるだけ早く対策しておきたいところ、、、
そこでリコールの際は、リコールに合わせて定期交換部品を変えるといいかもしれません。
例えば、今回のリコールにおいてはエアコンユニット周りの交換になるので、作業によってクリーンフィルター(エアコンのフィルター)が交換しやすかったはず。
そのため合わせて交換をお願いしたら、工賃を安くしてくれる場合もあるかもしれません。
実際、販売店側としてもリコール作業自体でもメーカーからお金をもらうことができるはずですが、そこから点検や新車の代替えに繋げたいと考えています。
ですので、それをうまく利用することによって、お得に点検や部品の交換ができるチャンスとなるかもしれません!
リコールのお問い合わせは近くの日産販売店まで!
T31エクストレイルといえば、クリーンディーゼルも特徴的な車両でしたが、特にタフギアという言葉がぴったりな日産車でしたね。
現在でもこのエクストレイルに乗っている方も多いのではないでしょうか?
リコールは無償修理とはいえ、どうしても面倒なものですが、タダで新品部品に変えてくれるチャンスと考えて、対象の方は早めに対策するようにしましょう!
現在でもこのエクストレイルに乗っている方も多いのではないでしょうか?
リコールは無償修理とはいえ、どうしても面倒なものですが、タダで新品部品に変えてくれるチャンスと考えて、対象の方は早めに対策するようにしましょう!
18 件