2019年1月31日 更新

スバルのエントリーモデルセダン インプレッサG4をご紹介

過去私は「レガシィ B4」と「WRX S4」をご紹介しましたが、スバルのセダンでまだご紹介できていないのが今回の「インプレッサ G4」です。ハッチバックではありますが3代目インプレッサを所有して時期もありますので、その進化を交えながらお伝えします。

スバルのエントリーモデルセダン インプレッサG4をご紹介

スタンダードな路線を歩むインプレッサ

インプレッサ G4 | SUBARU (54849)

インプレッサと言えば、スバルカラーとも言えるWRブルー、ボンネットにはエアインテーク、後ろには「羽」が付いていて…というクルマを連想される方も多いと思います。
しかしそんなインプレッサは3代目から大きく方向を変え、WRXが独立することによりインプレッサ独自の世界を展開するまでに至りました。現行のインプレッサは2016年10月にデビュー。5代目にあたります。

スバルで提唱する新デザインフィロソフィー「DYNAMIC × SOLID」を最初に具現化したモデルで、同時に新世代シャシー「SGP」を最初に採用したモデルでもあります。

今ではスバルのファミリカーとしての立ち位置を確立していますが、大きくシフトしたのが先代の4代目インプレッサでした。ターボを廃止し、MTの設定も1.6Lモデルの1グレードのみと、インプレッサ=走り屋が乗るクルマというイメージを根本から覆すかのような構成は当時賛否両論となりました。

そして5代目インプレッサではとうとうMTの設定はなくなり、「下克上」とも言える圧倒的な動的質感と静的質感を兼ね備えての登場となりました。

下克上…その真意を探る

動的質感

スバルグローバルプラットフォーム : ドライビング・燃費 | インプレッサ G4 | SUBARU (54852)

まずは動的質感から見てみましょう。スバルが提唱する動的質感というのは、カタログスペックなどの数値には表れていない、いわばその数値に至るまでの「過程の質感」を示した言葉です。

例えば走り始めのタイヤから伝わる振動、ハンドルを切った瞬間からクルマが姿勢を変えるまでの動き。一見すると大したことではなさそうな要素も、運転を続けていると確かに疲労に繋がる要素です。

決してピーク数値だけでは語れない部分。でも運転する誰もが認識する領域。ここを徹底的に見直しているのがスバルの提唱する動的質感という言葉です。

実際に試乗(2.0i-S EyeSight)をさせて頂きましたが、「5m乗れば良さがわかる」というのは伊達ではありません。難しいことを伝える必要もなく、「あ、いいクルマだな」というのが誰にでもわかると思います。少なくとも3代目インプレッサには感じていた動き出しの初期振動の荒さは皆無でした。

静的質感

インテリア : 次世代スバルデザイン | インプレッサ G4 | SUBARU (54856)

続いて静的質感です。静的質感とは内外装の見た目や触感、操作感などに用いられる言葉です。

3代目インプレッサと比較すること自体が「罪」と感じてしまう程、内装のクオリティも上がっていましたが、それは見た目だけでなく、触ってみてもその感覚は続きます。
3代目インプレッサでは正直プラスチッキーだと感じていた所は山ほどあります。しかし5代目に進化し、クオリティも大幅に上がっているので各操作系全てにしっとりと手になじみました。

パネルの設置剛性も上がっているので、走らせて妙な音が聞こえるということもありませんでした。

強いて言えばドアのインナーパネルの質感がもう少し高ければ言うことなしでした。しかしクラスを超えたクオリティであることは間違いありません。全体を通して見てもWRX S4を上回る質感だと個人的には感じます。

スペック構成

パワーユニット : ドライビング・燃費 | インプレッサ SPORT | SUBARU (54882)

インプレッサG4には2種類のエンジンがラインアップされています。
水平対向4気筒自然吸気エンジン「FB16」を搭載する1.6Lモデルと、水平対向4気筒自然吸気エンジン「FB20」を搭載する2.0Lモデルです。FB20は直噴化されているのが特徴です。

全グレードにFWDとAWDの設定があり、AWDを必要としない方でも受け入れやすい体制を整えています。

スペックは以下の通りです。

【FB16】
排気量:1,599 cc
最高出力:85kW(115PS)/6200rpm
最大トルク:148N・m(15.1kgf・m)/3600rpm
燃費:FWD車…18.2km/L AWD車…17.0km/L

【FB20】
排気量:1,995 cc
最高出力:113[154]/6000
最大トルク:196[20]/4000
燃費:FWD車…17.0km/L AWD車…16.8km/L

トランスミッションはチェーン式CVTのリニアトロニックです。

ボディサイズは全グレード共通の4,625(全長) × 1,775(全幅) × 1,455(全高)mm。代を重ねる事に若干のサイズアップをしていますが、それでも十分扱いやすいサイズです。

走行性能

走行安全 : アイサイト・安全 | インプレッサ G4 | SUBARU (54883)

それでは走行性能を見ていきます。
街中メインでの使用ならば1.6Lモデルで不満が出ることもないでしょう。さらにFWDならば燃費も良く、スムーズに回る水平対向エンジンの良さを活かし軽快に走ることができます。

スバルと言えばシンメトリカルAWDですが、実はAWDを前提とした設計であるFWDは、スバル車の良さを最も素直に実感できる駆動方式でもあるのです。インプレッサはスバル純粋車のエントリーモデルです。他社のFWD車からの乗り換えでも十分にメリットが実感できます。

水平対向エンジンは高回転までスムーズに回るのが特徴です。そのため多少高回転寄りのスペックでもアクセルを踏み込んでしまえば十分な力を得ていました。しかし環境性能にも着目し、特にFB20は直噴化されたため新世代エンジンらしく低回転域からも豊かなトルクを伝えてくれます。
とは言えターボのような低回転域から力強い走りが可能というわけではありません。あくまで誰にでも扱いやすいエンジン特性という範囲です。

私が試乗したのが2.0i-S EyeSightというグレードのAWDでしたが、地面に前輪がピターッと吸い付くような走りをどの場面でも実感できます。ロングドライブが多い方は2.0Lモデル、さらにワイディングや荒れた路面も攻めたいという方にはAWDという選択も視野に入れると良いでしょう。

視界性能の良さは流石の一言です。フロントの「三角窓」は安っぽいというイメージがありますが、交差点時の右左折において非常に有効であることを実感しました。よく見えます。

気になったのはハンドリングが若干重いかなという点です。こちらは各々感じ方は異なると思いますが、女性は最初は戸惑うかもしれません。電動パワステによる重厚感を感じさせる演出とも勘繰りましたが、SGPの素性の良さですでに重厚感は車両剛性の高さと共に実感できます。

まとめ

デビュー当時「インプレッサのフルモデルチェンジはスバルのフルモデルチェンジ」と豪語されていた通り、過去のインプレッサとは一線を画すほどの真価を遂げました。インプレッサのターゲット路線を変更(正確には戻したと言えるのですが)するかのようなメディア戦略も功を成し、現在では若いファミリー世代を中心に支持を集めています。

それは誰にでも実感できる良さを突き詰めた結果と言えます。さらにはSTI製のパーツでカスタマイズすることにより、こちらもまた誰にでも「深化」を実感できるのも特徴です。

価格は1,944,000円 ~ 2,613,600円。これからクルマを持ちたいという方にもお勧めな1台です。
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溝口将太 溝口将太