ホンダヴェゼルの現状は?
「ヴェゼル」は、2013年12月に、SUVの力強さ、スタイリッシュなクーペデザイン、ミニバン並みの使い勝手など、ジャンルの枠を超えた価値を高次元で融合したクルマとして誕生し、2017年12月までに累計30.8万台を販売するなど、幅広い層の支持をえています。
しかし販売台数では、2016年に登場したトヨタの「C-HR」に同クラスSUVナンバーワンの座を奪われ、そして三菱から3月に発売される新型「エクリプスクロス」の評価と人気が非常に高いなど、発売以来最大の岐路に立たされています。
しかし販売台数では、2016年に登場したトヨタの「C-HR」に同クラスSUVナンバーワンの座を奪われ、そして三菱から3月に発売される新型「エクリプスクロス」の評価と人気が非常に高いなど、発売以来最大の岐路に立たされています。
「ヴェゼル」マイナーチェンジの概要
via www.honda.co.jp
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今回のマイナーモデルチェンジでは、先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」を全タイプに標準装備することがメインとなりますが、先進感と力強さを際立たせたエクステリアや、上質感と心地よさを追求したインテリアなど、デザインにも一層の磨きをかけ、ハイブリッドモデルに採用している「スポーツ ハイブリッド(i-DCD)」にきめ細かなチューニングを施し、さらにスムーズな加速フィールを可能としています。
ナンバーワンは「C-HR」
「C-HR」はSUVだけではなく、登録乗用車全体でも、プリウス、ノート、アクアといったコンパクトカーに次ぐ4位に付け、広いユーザー層に支持されていることがわかります。その人気の最大の要因は、斬新なエクステリアデザインではないでしょうか。
さらに、最新の「プリウス」と同タイプのハイブリッドシステムを採用することで、低燃費性能とともに、信頼性をも持ち合わせていることも見逃せません。これは、エクステリアデザインが不評であった現行「プリウス」から、「C-HR」へ多くのユーザーが向かう要因にもなりました。低燃費でしかもスタイリッシュなクルマを求めれば、「C-HR」になるのです。
ここで、興味深いのは、SUVというジャンルに入っていながら、SUVとしての魅力が語られていないことです。
筋がね入りのSUVファンなら「こんなのSUVじゃない!」と言うでしょう。トヨタ自身、ロードレースに参戦させたりと、SUVという枠を超えた活動をしています。
つまりこれが「クロスオーバー」。地上高を高めに設定したことでSUVのような走破性も兼ね備えながらも、全高はむしろ低く、クーペフォルムをまとったスポーツカーのようなデザインが「C-HR」たるゆえんなのです。
さらに、最新の「プリウス」と同タイプのハイブリッドシステムを採用することで、低燃費性能とともに、信頼性をも持ち合わせていることも見逃せません。これは、エクステリアデザインが不評であった現行「プリウス」から、「C-HR」へ多くのユーザーが向かう要因にもなりました。低燃費でしかもスタイリッシュなクルマを求めれば、「C-HR」になるのです。
ここで、興味深いのは、SUVというジャンルに入っていながら、SUVとしての魅力が語られていないことです。
筋がね入りのSUVファンなら「こんなのSUVじゃない!」と言うでしょう。トヨタ自身、ロードレースに参戦させたりと、SUVという枠を超えた活動をしています。
つまりこれが「クロスオーバー」。地上高を高めに設定したことでSUVのような走破性も兼ね備えながらも、全高はむしろ低く、クーペフォルムをまとったスポーツカーのようなデザインが「C-HR」たるゆえんなのです。
三菱の期待を一身に背負う力作「エクリプスクロス」
久々に登場した新型車は、おそらく100%三菱製の車種としては最後のモデルになるはず。それは、今後、日産・ルノーとのエンジンやフレームの共通化を余儀なくされるからです。そんな、「最後の三菱車」といわれる新型は、もちろん4WDのSUVでした。
デザイン的には最新流行の、SUVながらもクーペフォルムを採用したもの。それでも、「C-HR」と異なるのは、スタイリッシュすぎない、どこか泥臭さが残る、まさに三菱車そのものであるところ。これは都会派であっても、泥だらけになっても様になるデザインに違いありません。「C-HR」が泥はねがあまり似合わないのとは大きな違いです。
パワーユニットもトヨタ、ホンダとは異なり、1.5Lターボというのも世界を相手にするモデルらしい設定。車格、価格ともに「ヴェゼル」に近いだけに、強力なライバルになりそうです。
デザイン的には最新流行の、SUVながらもクーペフォルムを採用したもの。それでも、「C-HR」と異なるのは、スタイリッシュすぎない、どこか泥臭さが残る、まさに三菱車そのものであるところ。これは都会派であっても、泥だらけになっても様になるデザインに違いありません。「C-HR」が泥はねがあまり似合わないのとは大きな違いです。
パワーユニットもトヨタ、ホンダとは異なり、1.5Lターボというのも世界を相手にするモデルらしい設定。車格、価格ともに「ヴェゼル」に近いだけに、強力なライバルになりそうです。
まとめ
「ヴェゼル」はファミリーユーザーにも使いやすく、「フィット」のように普通の使い方ができるSUVというのが魅力。SUVがなんなのか知らなくても乗れるのが強み。「フィット」よりオシャレという理由で購入する人もいるはず。
そして、最新のホンダ車ではおなじみの「ホンダ センシング」を標準装備、フロントマスクも最新のホンダ顔になって、ますます「C-HR」や「エクリプスクロス」が、やや尖がった層を取り込む中、「ヴェゼル」は”普通”のユーザー層を取り込むはずです。
そして、最新のホンダ車ではおなじみの「ホンダ センシング」を標準装備、フロントマスクも最新のホンダ顔になって、ますます「C-HR」や「エクリプスクロス」が、やや尖がった層を取り込む中、「ヴェゼル」は”普通”のユーザー層を取り込むはずです。
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