2018年8月6日 更新

ホンダ ヴェゼル/マツダ CX-3 試乗比較 ~実力派のコンパクトSUV、あなたにふさわしいSUVはどっち!?~

成り立ちが近似するコンパクトSUVであるホンダ ヴェゼルとマツダ CX-3を比較試乗してみたいと思います。両車とも今年に入ってから現行モデルの登場後最も大きい商品改良が行われ、特にCX-3はフルモデルチェンジに匹敵するような改良が行われました。今回はヴェゼルが1500CCハイブリッド搭載の主力グレードのZ Honda SENSING(2,710,000円・FF)、CX-3が1800CCディーゼルターボエンジン搭載の主力グレードのXD PROACTIVE S Package(2,728,080円・FF)という価格が近いグレードに試乗し、両車の実力を検証してみました。

ホンダ ヴェゼル/マツダ CX-3 試乗比較 ~実力派のコンパクトSUV、あなたにふさわしいSUVはどっち!?~

エクステリア

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ヴェゼル Z Honda SENSINGのエクステリア ボディカラーはミッドナイトブルービーム・メタリック
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CX-3 XD PROACTIVE S Packageのエクステリア ボディカラーはエターナルブルーマイカ
・彫刻的かつ流麗なデザインのCX-3は独特の存在感を放つ

エクステリアについては、ヴェゼルは1クラス上のモデルと同等以上の室内の広さを確保しつつスタイリッシュなデザインに仕立てているのに対し、CX-3はベースとなったデミオと室内の広さはあまり変わらず、寸法の拡大部分の大半がこのデザインのために使われていることから、寸法的に小さい(全長・全幅・全高 ヴェゼル:4,330㎜・1,770㎜・1,605㎜ CX-3:4,275㎜・1,765㎜・1,550㎜)CX-3のほうが街中で走行していても、ディーラーで展示されていても「目」を引くデザインに感じ、独特の存在感を放っているように思います。

インテリア

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ヴェゼル Z Honda SENSINGのダッシュボード
・ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより1クラス上以上の室内空間を確保したヴェゼル

インテリアのクオリティについてはその価格差も近いこともあって、ほぼ同等といってもいいかなと。大きな違いは室内の広さで、ヴェゼルはホンダ独自のセンタータンクレイアウトによりリヤシートの広さが1クラス上のハリアーやCX-5を凌ぐ広さを持っていることが特徴です。

CX-3の室内空間はベースとなったデミオとほぼ同じで、リヤシートの広さはあくまで「普通に座るのに必要な空間を確保している」程度に留まります。大人4人での長距離ドライブではヴェゼルのほうが快適に過ごせそうです。

シート

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ヴェゼル Z Honda SENSINGのフロントシート
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CX-3 XD PROACTIVE S Packageのフロントシート
・商品改良でクッションを変更したCX-3はフィット感が良く抜群の掛け心地となる

共にマイナーチェンジ及び商品改良で大きな変更となったシートですが、ヴェゼルのシートの印象を一言で言うと、「悪くない」で、CX-3のシートの印象を一言でいうと「いいシートだね」というくらいの差があります。

写真で見るかぎりではそれほど差が無いように見えますが、CX-3のシートは座面クッションを同社上級モデルのCX-8にも使用している高減衰ウレタンを採用したものに変更したことで、お尻の大半と背中から腰にかけてより密着できるようになり、フィット感と掛け心地が向上しています。

ホンダ車はこれまでいろいろなモデルに試乗しましたが、シートは他メーカーと比較してどのクルマも「今一歩」の印象です。これから登場するクルマはより掛け心地のいいシートの装着を望みたいですね。

エンジン・トランスミッション

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ヴェゼルはハイブリッド搭載車が7速DCT、ガソリンエンジン搭載車がCVTとなる
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CX-3は全車6速ATが設定されていて、特別仕様車を除くディーゼルエンジン全車とFFのガソリンエンジン車では6速MTも選択できる
・CX-3の1800CCディーゼルターボは走行シチュエーションを問わず爽快な加速を味わえる

ここはこの2台で大きく異なる部分ですね。

ヴェゼルは1500CC直列4気筒直噴エンジン+モーターのハイブリッドと7速デュアルクラッチの組み合わせで、CX-3は1800CC直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジンと6速ATの組み合わせになります。

両モデルの加速感ですが、一言で言えばヴェゼルがガソリン1800CCくらいの加速感でCX-3がガソリン2500CC以上の加速感といったところでしょうか。

CX-3は排気量が1500CCから1800CCになったことで市街地走行の走りやすさが格段に向上していて、アクセルの踏み具合と加速感が見事にシンクロし走っていて気持ちいいです。

ヴェゼルはハイブリッドシステムが洗練されたものの、加速感はCX-3に及びません。ただ、間もなく1500CC直噴ターボモデルが登場するようであり、ターボエンジン搭載モデルではCX-3と互角以上の勝負ができそうですね。

サスペンション・乗り心地

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ヴェゼル Z Honda SENSINGに装着されていたタイヤは215/55R17 ヨコハマ ADVAN A10
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CX-3 XD PROACTIVE S Packageに装着されていたタイヤは専用設計された215/50R18 トーヨープロクセスR52A
・見た目どおり、ヴェゼルは重厚かつスポーティ

両車とも現在求められている走行性能の水準を満たしているという前提で比較したいと思います。
乗り心地の確保という点で、シャシーで完結するヴェゼルとタイヤにまで依存したCX-3といったところで、明らかにヴェゼルのほうがシャシー性能が上と言ってもいいかなと。

ヴェゼルはリヤサスのスタビリティが高く、リヤタイヤの接地感が高いために安心してステアリングが切り込める、そんな印象です。乗り心地は改良に次ぐ改良で硬めではあるものの不快感はなく、その硬さがある意味安心感をもたらしているところがあります。

CX-3はリヤサスのスタビリティがヴェゼルよりも低く、ショックアブゾーバーの伸び側の減衰力が乗り心地の確保のため落とされていることで、走りについては「線が細く」感じられますね。個人的にはリジカラ等のメンバースペーサーを噛ましてショックアブゾーバーを交換したいです。

総括

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ヴェゼル Z Honda SENSING
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CX-3 XD PROACTIVE S Package
価格やコンセプトが近似する2台でしたが、こうしてじっくりと比較するとそれぞれ特徴が異なりますね。4人乗車・長距離走行の多い方はヴェゼルが向いていますし、2人乗り・街中走行の多い方はCX-3が向いているのかなと感じます。

個人的には…現段階ではCX-3ですかね。シャシーは先述のとおりメンバースペーサーを噛ましてショックアブゾーバーを交換して走行性能を向上させて乗るとパワフルなディーゼルエンジンが堪能できて楽しいかなって思ってしまいます。
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この記事のキュレーター

やまちゃん@8148 やまちゃん@8148