2018年7月10日 更新

車の傷や凹みは査定価格でどのくらい下がるのか?傷がある車の高価買取方法を徹底解説

今の車を売ろうかなと思ったとき、気になるのは「いくらくらいで売れるのか」って事ですね。そして、できれば傷や凹みがあっても少しでも高く売って、次の車購入のための資金にしたいと思うのではないでしょうか。そこで、傷や凹みはどのくらい査定に影響するのか、また、少しでも高く買い取りしてもらうにはどうしたらよいのかをご紹介いたします。

車の傷や凹みは査定価格でどのくらい下がるのか?傷がある車の高価買取方法を徹底解説

買取価格はどのようにして決まるのか

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 車の買取価格が何を基準に決められるのかご存知でしょうか。車の買い取り価格は車種(色も影響します)と走行距離から基準となる価格が割り出されます。この基準となる価格は市場のニーズに合わせて変動します。

もし、今世の中で人気があり、業者が買い取った後転売しやすい車であれば、その車の新車購入時に対して比較的高い値段で買い取るとができます。

しかし、もともととても高い値段で買った車であっても市場価値が低い場合はその車の買取価格は低くなってしまいます。この基準となる価格は大手の買取会社のサイトで簡単に調べることができます。

そして、傷や凹みが有る場合は、その基準価格からその分減額され買取価格が決定します。

傷や凹みでどのくらい減額されるのか

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傷や凹みが有る場合どのくらい価格に影響するのでしょうか。

そもそも過去に走行している中古車なので、細かい傷くらいはどうしてもついてしまいます。業者もそのことを承知の上で買取りますから、小さなひっかき傷や磨き傷くらいでは価格には影響しないでしょう。

それではどのくらいの傷からいくらくらい価格に影響してくるのでしょうか。買取業者によって、その値段はばらばらですが、前提として業者は車を買い取ったあと、その傷や凹みを治します。

つまりその修理費分が買取価格から減額されるということです。

基本的に車を買い取る際、買取業者は日本自動車査定協会(JAAI)の中古自動車査定基準に則り減点方式で点数をつけていきます。ただし、上で述べたように小さな傷、具体的には1cm未満の傷や凹みは無減点となるので価格には影響してきません。

それではどれくらいの傷で何点くらい減点されるのでしょうか。

カードサイズ未満の場合

・塗装のみの場合:小さいもので20点
・板金を含む場合:30点

カードサイズ未満でも大きい場合

・塗装のみの場合:30点
・板金を含む場合:50点

カードサイズ以上の場合

60点から240点以上の減点となります。
ここで、傷を治すのに塗装だけでよいのか板金も必要なのかの見かけ方ですが、塗装のみでよい傷とは、その傷が実際に塗装はがれのみに治まっているかどうかです。

もし、塗装に傷が付いてしまったのみでなく金属が凹んでしまっている場合には板金によって金属の凹みを治し、その後塗装をする必要があります。ですので、減点数も大きくなります。

そして全ての傷に点数をつけ、集計した点数に1点辺りの金額をかけた値段が引かれる額です。

傷が3箇所あり点数が70点の場合、1点=1000円で計算すると7万円になり、7万円が買い取り価格から引かれます。

ここでは1点=1000円で計算しましたが、1点あたりの金額は買取業者によって違います。1点=700円でしたら、4万8千円ですし、1点=1500円でしたら10万5千円引かれます。

さらに、一つの部位に対して傷や凹みが多い場合は部品の交換が必要になってきます。その場合バンパーの交換で5万~10万円(国産車)、ドアの交換で10万円ほど(国産車)ですのでその分も見積もりの際に引かれます。

買取価格を少しでも上げる方法3つ

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いくつか買取価格を上げる方法があります。

1つのみでも効果はありますが、3つ全ての方法を使ったら、買取価格に大きな差が出てくるでしょう。

1.業者に価格競争させる

1つ目は業者で競争をさせることです。標準価格も先ほどの例の通り場合によっては、数十万円の価格の開きがあります。

いくつかの業者に見積もりを出してもらって、少しでも高い価格で買い取ってくれる業者を探しましょう。

また、この時買取業者に他にも見積もってもらっていることを告げ、例えば、「B社にはA社では30万円でしたがこれ以上高くつけられますか」というように最初から数社で見積もっていることを告げれば、スムーズにより良い値段の見積書を入手することができます。

この時の交渉の仕方ですが、上の例えのように、他の業者の見積もり価格を先に伝えた上でより良い価格を導きだすのも良いですが、他で見積もらっているということのみを伝えるという方法もあります。

この場合、相手は他の業者がいくらでだしているかわからないので、自社での価格判断基準に則り計算し、その中でより良い価格を提示することになります。その結果、売り手側にとって、思わず他社より良い見積もりを入手できる可能性があります。

時間に少し余裕があり、数社を回ることが出来るのであれば、後者の方法のほうが良いでしょう。

また、この時一度出た買取価格について、もっと良い値段にできないか交渉することも大切です。繰り替えしになりますが、価格競争させることで10万円以上も買取価格が違ってくることがありますので、少々面倒とは思いますが、大切なお車がいくらになるのかゲーム感覚で楽しみながら、でも冷静に他社比較をしましょう。

2.修理してから売る

2つ目は知り合いに車の修理工場をやっている人がいたら、その方に修理を依頼する方法です。

しかしこの方法は注意が必要です。一般的に大手の買取業者や販売店は自社の修理工場を持っていますので、一般人が普通に修理工場へ修理を依頼した場合の修理費よりは業者の自社工業での修理費のほうが安くなります。

ですから、自分で修理を依頼する場合には、先に買取業者に現状のまま売った場合の価格とその傷、または凹みが治った場合の価格を確認しておきます。

例えば、現状では買取価格が34万円。修理をしてから売った場合は40万円という場合、修理工場に自分で依頼したら修理価格が4万円だった場合には、治してから売ったほうが良いでしょう。

知り合いの方でしたら安く直してくれるかも知れませんね。

3.買取業者と次の車を買う業者を一緒にする

3つ目は車の乗り換えをするとき、今の車の買取と新しい車を買う業者を一緒にすることです。

この場合、業者は一人の人から中古車を入手し、販売するときに得る利益、そして本人へ車を販売することから得られる利益があります。(図1)業者は一人のお客様からより多くの利益を得られるわけですから、こちらもより強く交渉できます。

買取価格を優遇してもらうか、もしくは次の車の購入価格を優遇してもらいましょう。ディーラーによっては、今の車はほとんど値段がつきませんと言ってくることもありますが、この場合も他の業者で買取価格を出してもらっていればそれが事実かどうか判断できます。

いずれにせよ、いくつかの会社で見積もりを出してもらいましょう。

見積もりはどう取る?

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見積もりを取る際、一括比較サイトなどを利用すると見積もり価格をすぐに教えてくれるわけではなく、申し込んだ後、直説買取業者から連絡が入り、査定する人とのアポイントの日時を決め実際に車を見てもらい見積もりをだしてもらいます。

買取業者はなるべく直接会って現物を見た上で見積もりを出すことをお客様に依頼します。理由は2つ有るでしょう。

・直接車を見たほうが判断しやすいということ
・見積もりを提示した後、即決を促しやすいということ

売る側も、相手の対応がよく、見積もりもこんなものかなと思うと、何社も回ることが面倒になってしまい、その場で承諾しても良いかなと思えてきたりするものです。

そこで、冷静な判断を失わないために、車検証のコピーと車の写真で、ネット上(メール等)で見積もり価格を出してもらう方法をお勧めします。

今はスマホで簡単に取った写真も送れますし、一度取った写真を他の業者に送る際に使いまわすことができますのでより簡単に見積もりの比較ができます。

そして何より、時間と足を使って何件も回る必要が無いので、節約にもなりますし、価格だけで冷静な判断ができます。この方法はいくつかの大手中古車買取業者がラインなどを使ってサービスしています。

是非利用してみてください。

ここが大事!売るときに注意すること

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「こちらのお車の買取価格は34万円です」

と買取価格が決定し、他の業者と比べても良い価格だし、ここに買い取ってもらおうと思い、

「では、お願いいたします」

と買取を依頼した後、このようなことを言われたら、注意して下さい。間違いなく悪徳業者です。

「では買取手数料と登録廃棄手数料を合わせると6万円ですので、28万円のお支払いです。」

と手数料を後付けで求めてくる業者がいます。あまり業界のことを知らない一般人ですと、それを聞いてそういうものかと鵜呑みにして了承してしまうことがありますがこれは拒否しましょう。

考えてみてください。スーパーで100円のキャベツを買おうと思ってキャベツを棚からとり、レジに行った際にレジ係の人から、キャベツ100円と販売手数料20円で120円ですと言われることはありませんね。

普通は、手数料は買取価格の中に含まれており、価格が決まってから、手数料分を引こうとする業者は明らかに買取価格を詐称しようとしてます。

ですから、もし、買取価格が決まってから手数料を引こうとする場合は他の業者も全てそうだと思わずに再度検討をしたほうが良いでしょう。

買取業者の種類と傾向を知ろう

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買取業者と一口に言っても、その業者の業態の規模はメインとする事業、利益の出し方はそれぞれ違います。ここでは業者を3つに大きく分けそれぞれの特徴をお伝えします。

その1.大手自動車メーカーの販売店

まず1つ目は、トヨペットや日産プリウス等の大手自動車メーカーの販売店です。これらの会社はそれぞれのメーカーの新車もしくは中古車を販売することに力を入れています。

ですので、例えば、今、日産車に乗っていてトヨペットで新車を買おうと言う場合、トヨペットは今乗っている日産車を買い取ってくれますが、トヨペットはこの日産車を自社で販売することができず、そこからの販売益を見込むことができません。

よって、買取価格が低く見積もられてしまう可能性があります。その分、新車の購入価格を安くしてもらえるのであれば、そのまま売却しても良いでしょう。

その2.大手の買取業者

2つ目は大手の買取業者です。アップルやガリバーといったところでしょうか。

こちらはお客様から車を買い取った後、転売し、その差益から利益を得ています。なるべく安く買って、なるべく高く売ればその業者の利益は大きくなります。

これらの業者の良い点は中古車の実物をその場で目で見て確認してから購入ができることです。ということはちょっと考えてみましょう。これらの業者は大量に在庫を抱えないといけないと言うことです。

在庫を抱えるには保管場所等いろいろな費用がかかってきますので、その分お客様からの購入価格を下げたり、買取価格に対して、販売価格を上げないと経営していけません。

その点を理解した上で業者に買取を依頼しましょう。

その3.町の車屋

 3つ目は町の車屋さんです。町の車屋さんも他の業者同様、車を治したり、買い取ったり、販売したりするのが仕事です。

今の世の中、大手業者が販売網を広げる中、資本が限られた町の車屋さんの強みは横のつながりや地域住民とのつながりです。

町の車屋さんはその地域の多くの情報を持っているため、だれがどのような車をさがしているのか、どこの会社が社有車を探しているのか良く知っていますし、買い取った車を自社で代車用に使うこともできます。

ですので、買い取った車の販売先に検討があったりすれば良い値段で買い取ってくれることもあるでしょう。しかし、小さな車屋さんであるからこそ、一軒一軒からの利益が大切です。

破格な値段で売ったり、買ったりはできないでしょう。普段車に乗っているときに急に故障した、車のちょっとしたことを専門の人に聞きたいというときに頼れる人がいるのも一般人にとっては心強いものです。

そんなときのために車の買取をきっかけに町の車屋さんとの繋がりを作ってのも良いですね。

業者は買い取った車をどうする?

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ところで、業者は買い取った車をどうするのでしょうか。今までの説明の中でもお話して来ましたが、まず思い当たるのは「売る」ということではないでしょうか。

実際、買取業者は車を買い取ったあと、自社工業もしくは外注先で傷や凹みを治し、さらに車内と社外を清掃してその車を販売します。当たり前ですが販売先は自社に車を探しにくるお客様へ販売します。

しかし、自社のお客様でその車がほしいというお客様がいない、もしくは先で述べたようにトヨペットのような大手メーカーの販売店が他のメーカーの車を買い取った場合はどうするのでしょうか。

この場合、買取業者は買い取った車を修理し、磨いた後、オークションに出します。このオークションは資格を有し、登録されている専門の人だけが出品したり、価格を見ることができます。

こちらのオークションでも車種と走行距離である程度の価格が決まってくるのは同じです。そして大手メーカーの販売代理店にせよ、大手の中古車販売会社にせよ、町の車屋さんにせよ、自社のお客様に売れなかった際の売り先であるこのオークションは共通です。

最終的な売り先がオークションである以上、このオークションでつく平均的な価格以下での買い取りが、買取業者が買取価格を決める際の前提をなってきます。

よって買取価格の上限はどこの業者でもある程度決まっているということは知っていて損はないでしょう。

もうこれ以上乗れない!廃車にするには手数料がかかる?

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もし今お持ちの車が車種や走行距離、傷や凹みから、「買取に値しないです。」と言われてしまった場合、売るのとは逆に廃車の手数料がかかってしまうのでしょうか。

実は本当に廃車にしなきゃならない場合でも、その車を廃棄する際には鉄くず代として2~3万円を業者は得ることができますので、廃車にする際にもし手数量がかかると言われた場合は他の業者を探したほうが良いですね。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。いかがでしたか?今お持ちの大切なお車を、少しでも高く売る方法をご理解いただけましたでしょうか。

業者側の考えも述べましたので、実際に交渉する際に相手が何を考え、あなたと交渉しているか想像しながら、交渉の場に立つことができるようになったのではないでしょうか。

ここで得た知識を元に買取業者とは必ず値上げ交渉をしましょう。また、数社に見積もりを出してもらう場合には時間がかかりますので、実際に売る日より少し前から準備を始めましょう。

ぜひ、大切なお車を少しでも高く買い取ってもらってください!
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意外と知らない「車をお得に買い換える」下取り必勝法!

愛車の下取り金額をアップさせるには、ディーラーで車を買う際に、予めネットで愛車の買取り査定額を調べておいて、その金額を持ってディーラーに行くことが重要です!

何故かと言うと、ディーラーで営業マンから「今契約しないと納期がさらに遅れる!」などと言われて、愛車の下取り相場を知らないまま、うっかりハンコを押してしまったりすることがあるからです。
ネットで予め愛車の査定をしておいて、その査定金額を持ってディーラーに行けば、「値引き+下取り」で価格交渉もできます!
ディーラーによっては、値引きの条件が良くても、愛車の下取り額が悪いこともありますので、そういう場合には、ネット査定した買取店に売却してしまえば良いですので、いずれにせよ損することはありません!

ネットで愛車の無料買取査定を調べたあと、買取店から電話がかかってくることが有りますが、複数社かかってきた場合にはすべて同じ日の同じ時間にアポイントを入れます。

すべて同じ日時というのがポイントです!



そして、集まった買取店の営業マンたちに査定してもらう際、
「査定額を名刺に書いて出してください。一番高い条件のところと、ディーラーの下取り額と勝負させて高いほうに売ります!」
と言えば、営業マンは皆ガチンコの査定額で勝負してきますので、買取額が跳ね上がることがあるのです!

最低でも10万円くらいは高値がつくことがほとんどです。最高で70万円くらいの差が出ることも!
10万円でも査定が違えば、オプションを一つでも多く付けられますよね。

買取一括査定では、複数社に一気に見積もりが取れる以下のようなサイトがおすすめです。
試乗や見積もりなどでディーラーを訪問する前に、まずは軽い気持ちでも、愛車の現在の買取査定価格を調べてみてはいかがでしょうか?

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この記事のキュレーター

chibica編集部 chibica編集部