2017年3月27日 更新

ノートe-POWERはどこが凄いのか?

2016年11月に一部改良を行った日産の主力コンパクトカーの「ノート」は発売以来好調な売れ行きを続け、2016年11月に続いて2017年1月にも「プリウス」と「アクア」を抜き去り、登録車№1の販売台数を記録しました。その一番の要因となった「e-POWER(イーパワー)」とはどんなものなのでしょうか?

ノートe-POWERはどこが凄いのか?

100%モーター駆動、新型日産ノート「e-POWER」

ノート e-POWER  ボディカラー:ガーネットレッド

ノート e-POWER  ボディカラー:ガーネットレッド

ノート e-POWER インテリア

ノート e-POWER インテリア

フロントにVモーショングリルを採用するなど内外装も一新され、12月にはオーテックジャパン製の「モード・プレミア」の追加設定も行いましたが、大ヒットを実現させたのは、新パワートレーン「e-POWER」搭載グレードを追加設定したことです。「e-POWER」は既存のハイブリッドやEVなどとは異なり、レンジエクステンダーEVの派生形として、”充電の必要がないEV”という国産乗用車では初めてのシステムで、最高燃費は37.2km/Lとなりトヨタの「アクア」を上回る最高燃費を実現しています。

まずは「ノートのスペックと価格を見てみましょう。

新型日産ノートのスペック・価格

ノート e-POWER

ノート e-POWER

「ノート」は今回の改良によって新たに「e-POWER」搭載グレードが化加わり、ボディ寸法などは変わりませんが、燃費やエンジン出力に大きな違いがある合計3つのパワーユニットをラインナップすることになりました。それでは「e-POWER」を中心に3のパワーユニットを比較することしてみましょう。
ノート ボディサイズ
全長/全幅/全高(㎜)4,100/1,695/1,520
室内長/室内幅/室内高(㎜)2,065/1590/1,255
ホイールベース(㎜)2,600

(ノートe-POWER)
車両本体価格:1,772,280円~
JC08モード燃費率:34.0~37.2㎞/L
走行用モーター
モーター形式・種類:EM57・交流同期電動機
最高出力:80kw(109ps)/3,008-10,000rpm
最大トルク:254N・m(25.9kgf・m)/0-3,008rpm
発電用エンジン
エンジン型式・排気:HR12DE・直列3気筒・1,198
最高出力:58kw(79ps)/5,400rpm
最大トルク:103N・m(105kgf・m)/4,400rpm

(ノートDIG-S)
車両本体価格:1,738,800円~
JC08モード燃費率:26.2㎞/L
走行用エンジン
エンジン型式・排気:HR12DDR・直列3気筒・1,198スーパーチャージャー
最高出力:72kw(98ps)/5,600rpm
最大トルク:142N・m(14.5kgf・m)/4,400rpm


(ノート1.2)
車両本体価格:1,393,200円~
JC08モード燃費率:18.2~23.4㎞/L
走行用エンジン
エンジン型式・排気:HR12DE・直列3気筒・1,198
最高出力:58kw(79ps)/5,400rpm
最大トルク:106N・m(10.8kgf・m)/4,400rpm

「e-POWER」の特徴は走行用モーターと発電用エンジンにあります。つまり、1.2Lエンジンは走行用ではないということです。

それでは次に、この「e-POWER」とは「どんな仕組みなのかを見てみましょう。

「e-POWER」の仕組み

e-POWERの一体型パワートレイン

e-POWERの一体型パワートレイン

ノート e-POWER メーター

ノート e-POWER メーター

「ノートe-POWER」とはどんなシステムなのでしょう。

トヨタ車やホンダ車など、多くのハイブリッド車に用いられるハイブリッドシステムは、「パラレル式ハイブリッド」と言われ、走行時にエンジンと小型モーターを併用しています。それに対して「e-POWER」のシステムは「シリーズ式ハイブリッド」と呼ばれ、エンジンは走行において一切介入せず充電用として駆動し、EV(電気自動車)の「リーフ」のようにモーターのみで走行することが最大の特徴になります。

エンジンが効率のよい回転数を主に使いながら発電し、減速時には回生エネルギーをバッテリーへと充電します。急加速や登坂時などパワーが必要な時には、バッテリーからの電力に加えてエンジンで発電した電力も直接駆動用モーターに送り加速をアシスト実現します。

低燃費を低価格で実現したEV

NOTE e-POWERに搭載された一体型パワートレイ...

NOTE e-POWERに搭載された一体型パワートレインとバッテリー

「e-POWER」が充電した電気で走れるのは一度に数キロ程度でしかなく、エンジンが発電を繰り返すことでEV 走行を可能にしています。そのため、他のハイブリッド車と同程度の燃費にとどまっていますが、高価で重いバッテリーを小型化することが可能になり、価格を抑えることが出来ています。

充電設備を必要としない、ガソリンを使用する電気自動車。それが「e-POWER」なのです。日産もハイブリッドとは呼ばずに、「充電を気にせずどこまでも走れる電気自動車のまったく新しいカタチ」として、あくまで「ノート」と同じ EVとしています。

他も特徴としては、走行モードに「ノーマル」に加え、ワンペダル感覚の“e-POWER Drive”として、加速度に違いのあるスポーティな「S」と燃費重視の「ECO」が選べます。この「S」と「ECO」では、減速時に生じるエネルギーがエンジンブレーキの約3倍にもなり、ブレーキを用いて減速する頻度が約7割も減っています。うまく利用すれば完全に停止する直前までブレーキを踏む必要がなくなるのです。ワンペダル感覚と称するのはこのためなのです。

多彩なグレードバリエーション

ノート e-POWER NISMO

ノート e-POWER NISMO

ノート e-POWER モード・プレミア ツーリングパ...

ノート e-POWER モード・プレミア ツーリングパッケージ付車

「e-POWER」は単なる「ノート」の上級仕様グレードではなく、標準車の他に上級装備の「モード・プレミア」「メダリスト」、そしてスポーツタイプには足回りを強化した「e-POWER NISMO」が設定されるなど、シリーズの大半を占めるメインモデルとなっています。

車両本体価格
e-POWER MEDALIST 2,244,240円
e-POWER X モードプレミア2,207,520円
e-POWER NISMO 2,458,080円

結論!ノートe-POWERは凄い!

ノート e-POWER モード・プレミア ツーリングパ...

ノート e-POWER モード・プレミア ツーリングパッケージ付車

ハイブリッド車の次はEVと思っても充電設備などの問題が多く、プラグインハイブリッドの「プリウスPHV」は価格が高そうで手が出ず、現実的には「アクア」などのハイブリッドしか選択肢がなかった日本のユーザーに「ノートe-POWER」はピッタリの選択ではないでしょうか。
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