一言に「中古の軽」と言ってもいろいろ
まず普通車と同じく「中古の軽自動車」にはいろいろあります。最近流行りのスーパーハイトワゴンから、一昔前のスタンダードであった軽セダン、昔から一定の人気を誇る1BOXなど本当にたくさんあります。まずはその中から「どういった用途に使用するか」などの用途に応じて絞り込んでいきましょう。
中古市場における種類ごとの特徴
1.スーパーハイトワゴン
via www.suzuki.co.jp
このジャンルは現在最も盛んであり一番人気と言っても過言ではないでしょう。
ゆえに、まだまだ値段は下がりにくく高値が付きがちです。とくに近年のモデルであれば新車時の車両本体価格が高いゆえ、中古でも100万円オーバーはざらにあります。
その代わりに、安全装備の充実や燃費の向上などの様々な技術が真っ先に投入されているモデルが多いため、安全性を重視する方にはお勧めのジャンルともいえるでしょう。
注意点としては、ファミリーカーとして使われる場合が多いのでシートの染みがあったり、前席のシートが後ろから蹴られていて跡になっていたりする場合があります。
また、車に無頓着な方も選ぶジャンルですので、メンテナンスノートや整備記録簿があると安心できるかもしれません。
ゆえに、まだまだ値段は下がりにくく高値が付きがちです。とくに近年のモデルであれば新車時の車両本体価格が高いゆえ、中古でも100万円オーバーはざらにあります。
その代わりに、安全装備の充実や燃費の向上などの様々な技術が真っ先に投入されているモデルが多いため、安全性を重視する方にはお勧めのジャンルともいえるでしょう。
注意点としては、ファミリーカーとして使われる場合が多いのでシートの染みがあったり、前席のシートが後ろから蹴られていて跡になっていたりする場合があります。
また、車に無頓着な方も選ぶジャンルですので、メンテナンスノートや整備記録簿があると安心できるかもしれません。
2.軽ハイトワゴン
via www.suzuki.co.jp
こちらのジャンルは、いわゆる「スズキ・ワゴンR」や「ダイハツ・ムーヴ」などの、ざっくりと言えば「スライドドアを持たない背の高い軽自動車」です。軽自動車市場においても不動の人気を誇り、なおかつ車両価格もこなれやすいジャンルです。
また、このジャンルは流行が始まったのが1995年前後と比較的古く、中古市場を見てもこの手の車を置いていない中古車販売店はほぼないといっても良いほどに玉数が多いです。
足として、あるいはちょっとした買い物の友としてなんて用途にしっかりと応えつつ、人を乗せてもそれほど窮屈な思いはさせない...そんな理想もばっちりとかなえてくれます。
車両価格としてもコミコミ10万円、あるいは5万円だったりと非常に安価です。
注意点としては、やはり通常の自動車と同じく安価なものは過走行であったり、酷いものは「新車からオイルもまともに換えてなかったのでは」と思うような状態だったり...そういった状態の車が非常に多いジャンルでもあります。販売店の方に聞いてみて確認するのが一番です。
また、このジャンルは流行が始まったのが1995年前後と比較的古く、中古市場を見てもこの手の車を置いていない中古車販売店はほぼないといっても良いほどに玉数が多いです。
足として、あるいはちょっとした買い物の友としてなんて用途にしっかりと応えつつ、人を乗せてもそれほど窮屈な思いはさせない...そんな理想もばっちりとかなえてくれます。
車両価格としてもコミコミ10万円、あるいは5万円だったりと非常に安価です。
注意点としては、やはり通常の自動車と同じく安価なものは過走行であったり、酷いものは「新車からオイルもまともに換えてなかったのでは」と思うような状態だったり...そういった状態の車が非常に多いジャンルでもあります。販売店の方に聞いてみて確認するのが一番です。
3.軽セダン
via www.suzuki.co.jp
このジャンルは「スズキ・アルト」や「ダイハツ・ミラ」といった、今ではあまり見かける機会も減りつつありますが、しかししっかりと現代にも残るジャンルです。
このジャンルはいわゆる「おじいちゃんおばあちゃんの買い物車」であったり「会社の営業車」であったりと、少なからず需要があります。中古車市場においても数は減りがちではありますがまだまだ好みに合わせて選べるジャンルです。
注意点としては、元々の安さゆえ「値段だけ見て買ったらいろいろ付いてなかった」なんてことがあり得ることです。
「買ってみたらABSとエアバッグが無かった」とか「さすがに電動ミラーは欲しかった」なんてのもよく聞きます。現車確認をきちんとしてほしい機能が付いているかどうかを確認することが重要です。
筆者も平成11年式のアルトワークスを以前購入した際「鏡面調整のみ電動」なミラーに驚かされました。
このジャンルはいわゆる「おじいちゃんおばあちゃんの買い物車」であったり「会社の営業車」であったりと、少なからず需要があります。中古車市場においても数は減りがちではありますがまだまだ好みに合わせて選べるジャンルです。
注意点としては、元々の安さゆえ「値段だけ見て買ったらいろいろ付いてなかった」なんてことがあり得ることです。
「買ってみたらABSとエアバッグが無かった」とか「さすがに電動ミラーは欲しかった」なんてのもよく聞きます。現車確認をきちんとしてほしい機能が付いているかどうかを確認することが重要です。
筆者も平成11年式のアルトワークスを以前購入した際「鏡面調整のみ電動」なミラーに驚かされました。
4.軽1BOX
via www.suzuki.co.jp
このジャンルは「スズキ・エブリイワゴン」や「ダイハツ・アトレー」「ホンダ・バモス」などのざっくりと言えばとても四角い車です。
普通の軽ワゴンとは少し毛色が異なり、エンジンの搭載位置や駆動方式などが違います。これは、このジャンルがもともと商用のバンから始まったことによるものです。
そんな軽1BOXですが、中古車市場で見ると年数が経ってもそれほど値段が落ちません。このジャンルを求める人は意外かもしれませんがかなり多く、基本的に玉数はそれほど多くなく値段も高値安定です。
この記事を書いている平成30年4月現在でお手頃に手に入りそうなのは「スズキ・エブリイワゴン」と「ダイハツ・アトレー」の2車種、それも平成12~17年あたりのモデルのみです。
やはり軽自動車の中では圧倒的な室内空間を求める人は多いようです。
注意点としては、この手の車は大体エンジンとトランスミッションが旧式であり、燃費に劣るものが多いです。
エアコンをつけて涼みながら走ろうものなら、リッターあたり10kmを下回るような燃費の悪さです。間違っても新型のスーパーハイトワゴンのような燃費を期待してはいけません。
また、開口部の大きいボディ故に経年や走行距離によっては各部からのきしみ音が気になるなんて場合もあります。
また、重量が重いこともこのジャンルの特徴です。1トンを超えるものも珍しくなく、その車体を引っ張るにはターボがないと少々苦しさを感じます。
中古車で選ぶ際はターボは敬遠しがちですが、メンテナンスさえしっかり行われていればそれほど壊れるものでもありません。
筆者のエブリイワゴンももう12万5000キロを過ぎましたが、オイルの管理をきちんとしているからか壊れる様子はありません。登坂路が多かったり、荷物や人を乗せて走る機会が多い方はターボモデルがお勧めです。
普通の軽ワゴンとは少し毛色が異なり、エンジンの搭載位置や駆動方式などが違います。これは、このジャンルがもともと商用のバンから始まったことによるものです。
そんな軽1BOXですが、中古車市場で見ると年数が経ってもそれほど値段が落ちません。このジャンルを求める人は意外かもしれませんがかなり多く、基本的に玉数はそれほど多くなく値段も高値安定です。
この記事を書いている平成30年4月現在でお手頃に手に入りそうなのは「スズキ・エブリイワゴン」と「ダイハツ・アトレー」の2車種、それも平成12~17年あたりのモデルのみです。
やはり軽自動車の中では圧倒的な室内空間を求める人は多いようです。
注意点としては、この手の車は大体エンジンとトランスミッションが旧式であり、燃費に劣るものが多いです。
エアコンをつけて涼みながら走ろうものなら、リッターあたり10kmを下回るような燃費の悪さです。間違っても新型のスーパーハイトワゴンのような燃費を期待してはいけません。
また、開口部の大きいボディ故に経年や走行距離によっては各部からのきしみ音が気になるなんて場合もあります。
また、重量が重いこともこのジャンルの特徴です。1トンを超えるものも珍しくなく、その車体を引っ張るにはターボがないと少々苦しさを感じます。
中古車で選ぶ際はターボは敬遠しがちですが、メンテナンスさえしっかり行われていればそれほど壊れるものでもありません。
筆者のエブリイワゴンももう12万5000キロを過ぎましたが、オイルの管理をきちんとしているからか壊れる様子はありません。登坂路が多かったり、荷物や人を乗せて走る機会が多い方はターボモデルがお勧めです。
via www.honda.co.jp
まとめ
最後に、これらの軽自動車に限らず中古車を買ううえで重要なのが「消耗品がきちんと交換されているか」と「サビ」です。最低限ここにさえ気を付ければ、きっと楽しく有意義なカーライフが送れるのではないかな、と筆者は考えています。
この記事を読んでくださった方々に素敵なカーライフが過ごせますように。
この記事を読んでくださった方々に素敵なカーライフが過ごせますように。
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