2018年8月17日 更新

マイカーローンの金利比較のポイントを解説。たった1.0%でも返済額は8万円も違う!

マイカーローンの金利比較のポイントを解説。たった1.0%でも返済額は8万円も違う!
自動車をそろそろ買い替えようといったとき、

「今後の出費のためにも手元の貯金はとっておきたい」

もしくは、

「今は全額は支払うほど手元の貯金がない」

というときにまず思いつくのが、マイカーローンではないでしょうか。それでも、なるべく金利分の支払いはしたくないし、返済で家計を圧迫するのは少しでも避けたいというのが、人に心理なのではないでしょうか。

今回は、そんな方に向けて、マイカーローンで失敗しないようにマイカーローンについて徹底解説いたします。

特に、金利が返済額に与えるインパクトについて詳しくご紹介いたします。また、少しでも得をするローンの組み方についても解説いたしますので、ぜひ最後まで読んで見て下さい。

マイカーローンの仕組み

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マイカーローンと一口にいっても、大きく分けると2つの違いがありますので、それぞれの特徴とメリット、デメリットをご紹介いたします。

ディーラーローンと銀行系ローンの違い

一般にいう「マイカーローン」「自動車ローン」は大きく分けると、銀行ローンと、信販会社などノンバンク系の金融会社か借りるクレジットの2つに分かれます。

銀行で借りるマイカーローンは購入者が、銀行に直接申し込みをし、銀行から直接お金をかりて、そのお金で新車や、中古車など販売店から購入します。

ノンバンク系のクレジットの手続きの方法2つに分けられます。ディーラーが取り扱っている信販会社で自動車の購入手続きと同時に自動車ローンを締結する方法と、購入者が直接信販会社に申し込む方法です。

どちらの方法で申込をしたとしても、この場合、購入者に金融会社から直接資金が支払われるわけではなく、資金はディーラーに支払われます。つまり、一度自動車の購入代金を信販会社に立て替えて貰い、自動車を購入し、購入者は信販会社に対して返済をしていくことです。

最近では、自動車ローンも自動車ローンも一般にマイカーローンとよばれていますので、こちらの記事では、ローンもクレジットもマイカーローンとしてきます。

また、異色のノンバンク系のローンとして、損害保険会社が提供しているものがあります。

現在マイカーローンを提供している損害保険会社としては「損保ジャパン日本興亜」のジャパンダ・ネットマイカーローンです。こちらは購入者が直接インターネットから申し込むタイプのマイカーローンです。

次の章では銀行系マイカーローン、ディーラー(ノンバンク系)マイカーローンのそれぞれメリット・デメリットをご紹介いたします。

銀行系マイカーローンのメリット・デメリット

今までに銀行系マイカーローンの申請をしたり、利用を考えたりしたことはありますでしょうか。

銀行系マイカーローンのメリットはなんといっても金利が安いことです。いくつか銀行系マイカーローンの金利を調べてみましたので、参考にして下さい。

・横浜銀行:変動金利1.30%~2.10%
・関西アーバン銀行:変動金利1.40%~3.80%
・野村信託銀行:変動金利1.50%
・きらぼし銀行:変動金利1.60%~2.50%
・常陽銀行:変動金利1.70%~4,975%
・自分銀行:変動金利1.70%~17.40%
・三菱UFJ銀行:変動金利1.72%~2,50%

などです。いかがでしょうか。今まで、銀行系のマイカーローンを今までご利用されていない方にとっては、とても安い金利に感じられたのではないでしょうか。

他にも、銀行系マイカーローンのメリット・デメリットがありますので、下記にまとめました。
<銀行系マイカーローンのメリット>

・自動車の購入決定前に仮審査の申込みができる
・ローン完済前でも、自動車の所有者が、購入者である
・金利が安い
・すでに組んだローンの借り換えにも使える
・中古車でもローンが組める
・変動金利と固定金利を選べる場合がある
・繰上げ返済に手数料がかからない場合が多い

<銀行系マイカーローンのデメリット>

・審査に時間がかかる
・審査が厳しい
・保証料が金利と別でかかる場合がある
銀行系のローンの良い点は先にご説明した、金利の安さと、購入者が直接資金をてにすることで生まれる、用途の自由さです。

もし、ローンの返済途中でご本人やご家族が病気になり、出費が大幅に増えた時など、購入した車を手放す必要が出てくる可能性もあります。

こういった場合、銀行系ローンであれば、返済中であっても、車を売却し、まとまった資金を手にいれ、そこから、ローンの返済と他の必要資金にしようすることもできます。

この例はあくまで万が一の場合ですが、購入した自動車の所有者になれるというのは、後のことを考えるとメリットが大きいでしょう。

また金利が安い分、審査は厳密に行なわれるため、時間がかかりがちですし、審査内容も厳しいものとなっています。

今までにクレジットの返済を遅らせたことがなく、勤続年数が長い方は審査に通りやすいので、ぜひ試して見て下さい。

ディーラーローンのメリット・デメリット

今度は、ディーラー系ローンのメリット・デメリットについてお話をいたします。

ここでは、信販会社に直接購入者が申し込む形のクレジットではなく、ディーラーから自動車を購入する際に、同時に申し込むディーラーローンについてお話いたします。

ディーラーでマイカーローン組む際のメリットはなんと言っても、手続きの簡単さでしょう。また、正規ディーラーでは営業が、ローンのノルマをもっていたり、予算を持っている場合が多いので、ディーラーローンを組むと金利は

高くても他のものでカバーしてくれる可能性もあれますので、ぜひ交渉して見てください。こちらについても、下記にディーラーローンのメリット・デメリットをまとめてみました。
<ディーラーローンのメリット>

・申込が簡単
・審査に通りやすい
・審査が早い

<ディーラーローンのデメリット>

・金利が高い
・所有者が本人ではない
ディーラーローンの場合申込が購入と同時であるということから、手続きのわからない点などは営業が教えてくれますし、必要書類はほとんどディーラー側でそろえてくれ、収入証明書なども要らない場合が多いです。

ディーラーとの付き合いを大切にしたい、わざわざ他の金融機関で手続きをすることが面倒という方にとってはディーラーローンの方が向いているでしょう。

また、ディーラーローンの金利はメーカー、車種ごとに違っており、新車の場合3.9%~8.0%ほどが多いです。

ご自身の購入予定の車種の一般的な金利を知りたい場合は各販売店の見積もりシミュレーションをやって見てください。毎月の返済額の目安と、一般的な金利を知ることができます。

変動金利と固定金利

ここでは変動金利と固定金利についてご説明いたします。

変動金利はローンの返済中に半年に一度、その時の世の中の経済状況に合わせて金利が見直されるタイプです。一般的に景気が良くなると、金利は上がり、景気が悪くなると金利は下がります。

そして、金利が上がれば返済額があがり、金利が下がれば返済額が減るのです。ですから、入ったときの金利が安くても、途中で上がっていく可能性もあります。

それに対して固定金利は、返済期間ずっと同じ金利が適用されます。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
<変動金利のメリット>

・固定金りよりも最初の金利が低く設定されている
・返済開始後、金利が低下したら、金利が低くなる可能性がある

<変動金利のデメリット>

・将来金利が上昇し、返済利息が当初の予定より増える可能性がある

<固定金利のメリット>

・金利の低いときに加入したら、ずっと安い金利まま返済し続けられる

<固定金利のデメリット>

・同時期でも変動金利に比べると、金利が高い
・将来、世の中の金利が下がったとしても高い金利のまま支払っていく必要がある
資金に余裕がある状態で、ローンを組んでいるのでしたら、少々の支払い額の変化には対応できるかと思いますので、変動金利でのローンを組むと良いでしょう。

車の購入時、世の中の景気が悪く、全体的に低金利でのローンが提供されている状況でしたら、固定金利が良いでしょう。

しかし、ディーラー系ローンでは固定金利のみ提供されている場合が多いのが実情です。この点からみても、どちらでローンを組むのが良いのか、考えてみてください。

元利均等返済、元金均等返済

続いて、返済方法の選択肢としてある元利均等返済と元金均等返済の違いについてご説明いたします。

元利均等返済とは、毎月の返済額が一定となるように計算されています。元金均等返済は毎月返済していくなかで、同じ額が必ず元金から減っていくという計算方法です。

毎月の返済額は元金の支払いと利息分の支払いの合計からきまりますが、元金均等返済の場合返済はじめのころは残りの返済額が大きいだけ、金利分の支払いが増え月々の返済額が大きくなります。

しかしながら、元金を早く減らしていくことができるため、最終的に返済総額は元利金等返済に比べ小さくなります。

現在資金に余裕があるという方は、元金均等返済を選択されたほうが、同じ金利でも返済額を減らすことができます。

しかしながら、返済方法についてもディーラー系ローンでは選択できず、自動的に元利均等返済となっている場合が多いです。

金利1.0%の返済額のちがい

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ここまでは、マイカーローンの仕組みについてお話してきました。ここからが、この記事の本題です。

金利が1.0%違うといくらぐらい返済額に違いが出てくるのでしょうか。ここでは金利による済額の違いを詳しくご紹介いたします。

金利が1.0%違う場合の返済利息

ここからは実際に返済額をシミュレーションいたします。

まずマイカーローンでの借入額を300万円、ボーナス払いなし、5年間で返済するという前提でのシミュレーションです。
①年利1.5%のマイカーローン

・毎月の返済額:51,929円
・返済総額:3,115,779円

この場合、5年間での利息分の支払いは115,779円となります。

②年利2.5%のマイカーローン

・毎月の返済額:53,242円
・返済総額:3,194,525円

利息分の支払いは、194,525円となります。

利息が1.5%と2.5%で1%違うだけで、5年間の返済利息は「78,746円」違ってきます。もう少し金利が高い場合のシミュレーションをしてみます。

トヨタ車の300万円台の人気車種アルファードをディーラーローンで借入れした場合、現在の金利は5.9%ですので、この5.9%でシミュレーションをしみました。

③年利5.9%のマイカーローン

・毎月の返済額:57,879円
・返済総額:3,471,540円

利息分の支払いは、471,540円と金利が5.9%まで上がると、かなり利息分の支払いが増えます。

さらに1%金利が増えた場合です。

④年利6.9%のマイカーローン

・毎月の返済額:59,262円
・返済総額:3,555,729円

利息分の返済額は、555,729円となり、金利5.9%と6.9%の返済総額は、84,189円です。

金利1.5%~2.5%間の返済総額は、78,746円でしたので、金利が1%違う場合の利息額は、金利の範囲によって変わってきます。

このような結果となるのは、年利が高い場合のほうが元金に対して書ける数字が多くなるため、金利1%の違いでも、インパクトが大きくなります。

現在一番安い銀行のマイカーローンの金利は、「1.3%」です。

この1.3%とディーラーローンの5.9%の返済総額を比べると、37,1360円となります。

銀行のマイカーローンの審査が通った場合、ディーラーで37万円分の割引もしくは、得点の追加がない場合は銀行のマイカーローンを組んだほうが、大幅に金利分の支払いは安くなります。

返済期間の違いによる返済利息

返済期間が短い場合長い場合の金利のインパクトについてもシミュレーションいたしました。

元金は先ほどと同じ300万円、返済期間3年間、ボーナス払いなしです。
⑤金利1.5%のマイカーローン

・毎月の返済額:85,274円
・返済総額:3,069,880円

利息分の返済額は、69,880円です。

5年間で返済するより、45,899円返済利息が減ります。しかし、あたりまえですが、その分毎月の返済額が大きくなります

同じ様に金利が高い場合のシミュレーションをしました。

⑥金利5.9%のマイカーローン

・毎月の返済額:91,129円
・返済総額:3,280,677円

返済利息は、280,677円です。

この場合5年間で返済するより、返済利息は19,0863円減ります。元金の減り方が大きい分短い期間での返済のほうが、返済利息は大幅に安くなります。

元金が小さい場合の返済利息

元金100万円の場合の利息の変化もシミュレーションいたしました。

①元金100万円、金利1.5%、返済期間5年間

・毎月の返済額:17,309円
・返済総額:1,038,593円
・返済利息:38,593円

②元金100万円、金利2.5%、返済期間5年間

・毎月の返済額:17,747円
・返済総額:1,064,841円
・返済利息:64,841円

③元金100万円、金利5.9%、返済期間5年間

・毎月の返済額:19,286円
・返済総額:1,157,180円
・返済利息:157,180円

④元金100万円、金利6.9%、返済期間5年間

・毎月の返済額:19,754円
・返済総額:1,185,243円
・返済利息:185,243円
また、利息制限法により下記のように、利息の上限決められています。

1.元本が10万円未満の場合、年利は20%まで
2.元本が10万円以上100万円未満の場合、年利は18%まで
3.元本が100万円以上の場合、年利は15%まで

このように、元本が小さいほど、年利の上限は高く設定されています。

実際にディーラーローンの場合、新車で400万円を超えるトヨタ車の「プリウスPHV」のローンは年利3.9%であるのに対して、トヨタ車の100万円前後の軽自動車「ピクシスエポック」の年利は6.0%に設定されています。

ディーラーローンの場合、年利はその時の販売施策やキャンペーン等も関係しているので、一概にローンの額が「小さい」「大きい」で年利が決まっているわけではありませんが、やはり、小額のローンの方が年利が高い傾向にあるようです。

マイカーローンで失敗しない方法

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マイカーローンや金利についてご理解いただけましたでしょうか。最後にご自身にあったローンとはどのような形なのか、どのような選択をすればよいのかをご紹介いたします。

今後の生活とマイカーローン

マイカーローンの返済は3年や、長い場合で10年に及ぶ場合もあります。

3年間だとしても、購入当時新婚であったけど、子供が生まれ、稼ぎ手が夫の1人になった。お子様が高校から私立の大学へ進学した。など様々な生活の変化があるものです。

こんなはずではなかったのにという状況を少しでも避けるためにはどんなことに注意をしたらよいかをまとめました。
1.頭金に手元資金を全部使ってしまう

返済利息を減らす為に、頭金に手元資金を全て使ってしまうと、その後の生活の変化に対応できなくなってしまう可能性があります。

・転勤が決まった。
・急にお勤めの会社が倒産した。
・家族が病気になった。

良きしない生活の変化が起こる可能性は常に私たちの周りに潜んでいますので、貯金は3ヶ月分の生活費が残っているようにしましょう。

2.短期で返済するために、月の返済額を増やす

ローンがある状態がなんとなくすっきりしないし、返済利息もなるべく少なくしたいという目的で月々の返済額をめいっぱいまであげてしまうこともあまりお勧めできません。

こちらも理由は先ほどと同じで、生活の変化に耐えられない場合があるからです。

3.ボーナス月の返済額を多くする

ボーナス月の返済額をあまりに多くしてしまうことがあまりお勧めでない理由は、ボーナスはその時の会社の景気動向によって変化する可能性があるためです。

まとめると「現在の家計を大きく圧迫するような返済計画は立てない」ということです。

返済利息をみると、ローンって嫌だと思われる方も多いですが、賢く利用して、余りお金のことでストレスをためないようにしましょう。

無理せず返済利息を減らす方法

ローンを組んで返済利息を少しでも減らすためには、

・ローンを申しこむ際になるべく金利の低いところを選ぶこと
・繰り上げ返済が手数料なしのマイカーローンを選ぶということ

です。そうすれば、返済回数が多いローンを組んだとしても、

「ボーナスがいつもより多かった」
「妻が仕事を始めた」

など収入が増えた際にどんどん返済をすることができます。最初から家計ギリギリの返済計画をたて無理しながら返すより、よしストレスが少なく、早く返済をすることができます。

ローンを早く返済するために、ちょっと残業を頑張るなど、モチベーションをあげるためにも良い方法です。ぜひお試し下さい。

まとめ

ここまでお読み頂きありがとうございました。

数字が多いので考えるのも億劫になってしまいがちなローンですが、後から後悔することのないよう、大事なポイントを踏まえて、ご自身にあったローンと返済方法を選択して下さい。
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意外と知らない「車をお得に買い換える」下取り必勝法!

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この記事のキュレーター

chibica編集部 chibica編集部