HONDA4輪黎明期のDNAを表現
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ご存じの方も多いのですが、HONDA・N-ONEは大昔の軽であるN360のイメージを多く受け継いだデザインコンシャスな軽です。
上の写真は1968年当時のN360ですが、FF方式を採用した広い室内、バイクベース(CB450)のOHCエンジンは31PSを発揮、この頃の他社軽自動車は2ストエンジンが主流で、最高出力も20PS程度でしたから、まさに格段の高性能だったのです。バイクの高回転エンジンの技術が生かされた結果です。
N360は高性能かつ廉価だったのでかなりのヒット作となりました。軽のハイパワー競争もこの頃から始まったのだと記憶しています。既に50年もの時間が経過していますが、シニア世代のクルマ好きには忘れられない衝撃的な1台であることは間違いないと思います。
上の写真は1968年当時のN360ですが、FF方式を採用した広い室内、バイクベース(CB450)のOHCエンジンは31PSを発揮、この頃の他社軽自動車は2ストエンジンが主流で、最高出力も20PS程度でしたから、まさに格段の高性能だったのです。バイクの高回転エンジンの技術が生かされた結果です。
N360は高性能かつ廉価だったのでかなりのヒット作となりました。軽のハイパワー競争もこの頃から始まったのだと記憶しています。既に50年もの時間が経過していますが、シニア世代のクルマ好きには忘れられない衝撃的な1台であることは間違いないと思います。
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そして現代のN-ONEです。写真はPremiumグレードのオプション装着車ですが、しっかりイメージが受け継がれていますね。簡単に概略を述べます。
「N-BOX」、「N-BOX +」に続く「N」シリーズの第3弾としてN-ONEは登場、大人4人が普通に乗れる室内空間、高性能なエンジン、軽量&高剛性のボディ、専用サスペンションによる安定した走行性能を実現しています。ミッションはCVTでなめらか、優れた燃費性能も両立させています。
となるわけですが、それでも他社ライバルと比較して突出して優れているということではありません。機能的にもN-BOXほどのインパクトはないのですが、しかし、N360を彷彿させる外観はまさにN-ONEの大きな特徴となっています。これだけは他には絶対にマネのできない最大の特徴となっているのです。
「N-BOX」、「N-BOX +」に続く「N」シリーズの第3弾としてN-ONEは登場、大人4人が普通に乗れる室内空間、高性能なエンジン、軽量&高剛性のボディ、専用サスペンションによる安定した走行性能を実現しています。ミッションはCVTでなめらか、優れた燃費性能も両立させています。
となるわけですが、それでも他社ライバルと比較して突出して優れているということではありません。機能的にもN-BOXほどのインパクトはないのですが、しかし、N360を彷彿させる外観はまさにN-ONEの大きな特徴となっています。これだけは他には絶対にマネのできない最大の特徴となっているのです。
N-ONEの立場が危うい?
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さて、新型N-WGNがつい最近登場しました。スタイルは角ばったタイプから丸みを帯びたものに変わり、どうもN-ONEに近寄ってきたように思えます。特にフロント周りはズバリ似ていますね。
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ななめからの比較をするとN-WGNの方がいかつい感じで、N-ONEは全体的にスマートなデザインであることがわかります。
軽自動車ですから全長、全幅は同じですが、全高はN-ONEの1610mmに対してN-WGNは1675mmと若干高くなっています。その分、後席の広さなどはN-WGNの方が有利になっています。ホイールベースは2520mmで共通です。
軽自動車ですから全長、全幅は同じですが、全高はN-ONEの1610mmに対してN-WGNは1675mmと若干高くなっています。その分、後席の広さなどはN-WGNの方が有利になっています。ホイールベースは2520mmで共通です。
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リアビューはまったく別物です。N-ONEはN360のイメージを強く残していますが、N-WGNは新N-BOXと共通のイメージで、当然ですが、N-WGNは最新デビュー車ですから造形にも工夫が凝らされています。質感も十分にあります。
そうなってくると、N-ONEは両者を比較したユーザーからはどのように映るのでしょうか?最新のN-WGNの登場でN-ONEの立場は危ういものになってくるのでしょうか?
そうなってくると、N-ONEは両者を比較したユーザーからはどのように映るのでしょうか?最新のN-WGNの登場でN-ONEの立場は危ういものになってくるのでしょうか?
N-ONEならではの魅力
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2012年11月の登場以来、独自の存在感を放つN-ONEですが、フルモデルチェンジをすることなく現在に至っています。N360をモチーフに作られたレトロモダンな軽自動車として唯一の存在で、一目惚れして買ってしまう人も結構いたと思います。
現在は4タイプが揃っていますが、あえて言えば、個人的にはスタンダードなN-ONEが昔の「Nコロ」に一番近いような気がします。スタンダード ツアラーを選べばターボエンジンなのでパワフルに走ることもできます。
軽自動車の魅力は広さと燃費だけではありません。愛着の持てるデザインなら長く楽しめると思いますし、あえて普通車から乗り換えてもおかしくないと思います。
現在は4タイプが揃っていますが、あえて言えば、個人的にはスタンダードなN-ONEが昔の「Nコロ」に一番近いような気がします。スタンダード ツアラーを選べばターボエンジンなのでパワフルに走ることもできます。
軽自動車の魅力は広さと燃費だけではありません。愛着の持てるデザインなら長く楽しめると思いますし、あえて普通車から乗り換えてもおかしくないと思います。
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今年、N-ONEを新車で購入し、これからたっぷり10年間、そのかわいらしい魅力をしっかり楽しむというのは費用的に安上がりでもある上、オーナーとしての充実感もあると思います。室内はハイトワゴンのようにはいきませんが、十分に広く、普段二人乗りがメインなら何も不自由はないでしょう。
中高年の方が選ぶのでも不自然さは全くありませんし、むしろ似合っているのではないでしょうか。コンパクトでありながらおしゃれで主張が光るN-ONEは、いろいろな意味で存在感があります。是非とも、ずっと販売していてもらいたいと思います。
中高年の方が選ぶのでも不自然さは全くありませんし、むしろ似合っているのではないでしょうか。コンパクトでありながらおしゃれで主張が光るN-ONEは、いろいろな意味で存在感があります。是非とも、ずっと販売していてもらいたいと思います。
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