アキュラRDXは3代続けてデトロイトで初披露
「アキュラRDX」は、2006年発売の初代から数えて3代目となるエントリープレミアムSUVであり、RDXは2006年、2代目となる現行型は2012年、そして今回の3代目と、「RDX」は3代続けてデトロイトでのワールドプレミアとなりました。2018年中の発売予定となる今回の新型「RDX」は、新世代アキュラブランドの新たな時代の始まりを示すモデルとなります。
新型は2.0L直噴ターボと10速ATで登場
最新のアキュラのデザインコンセプトである「アキュラ・プレシジョン・コンセプト」、「アキュラ・プレシジョン・コックピット」を全面的に採用し、パワートレインにはデュアルVTC(バリアブル・タイミング・カム)などの採用により、低速域でのトルクを先代比で40%引き上げた、2.0L直噴VTECターボエンジンと、クラス初となる10速オートマチックトランスミッションを採用しています。
さらに、四輪駆動力自在制御システムSH-AWDや、新開発の専用プラットフォーム、軽量・高剛性ボディなどとの組合せにより、力強い加速とリニアなハンドリングを実現します。
また、新型「RDX」のエクステリアは、フロントマスクにアキュラの「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」を装着。ヘッドライトには、次世代「ジュエルアイLED」を採用し、フロント/リアともにすべてのライトをLED化しています。
さらに、四輪駆動力自在制御システムSH-AWDや、新開発の専用プラットフォーム、軽量・高剛性ボディなどとの組合せにより、力強い加速とリニアなハンドリングを実現します。
また、新型「RDX」のエクステリアは、フロントマスクにアキュラの「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」を装着。ヘッドライトには、次世代「ジュエルアイLED」を採用し、フロント/リアともにすべてのライトをLED化しています。
2018年後半の発売を予定
新型「RDX」は、米国の研究開発拠点「ホンダ R&Dアメリカ」で初めて開発されたモデルであり、米国オハイオ州のイーストリバティ工場で生産し、2018年後半の発売を予定しています。
現行MDXはどんなクルマ?
via www.acura.com
「MDX」は3列シートを備えた高級SUVであり、日本国内では販売されていません。現行モデルは3.5LのV6エンジンと3.0Lの3モーターハイブリッドシステムを搭載していますが、発表されたパワーユニットは2.0Lの直噴VTECターボエンジンのみ。ハイブリッドモデルがラインナップされるかどうかわかりませんが、現行モデルと同システムよりも、「SPORT HYBRID i-MMD」の方が可能性が高いでしょう。
現行モデルも充実装備
via www.acura.com
また、現行モデルの装備では、2列目には エアベントが追加されています。ヒーテッドフロントシートや、パワーテールゲートなども標準化され、オプションのテクノロジーパッケージではタッチパネルでオーディオ操作するOn-Demand Multi-Information Display (ODMD)が追加されました。
安全装備ではAcuraWatchパッケージが追加され、米国IIHS(道路安全保険協会)の衝突安全テストで最高の安全性を備えた「トップセーフティピック+」に指定されていることからも、新型「MDX」は、さらに充実した装備内容になると思われます。
安全装備ではAcuraWatchパッケージが追加され、米国IIHS(道路安全保険協会)の衝突安全テストで最高の安全性を備えた「トップセーフティピック+」に指定されていることからも、新型「MDX」は、さらに充実した装備内容になると思われます。
まとめ
ホンダは今回の「2018年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)」において、「インサイト」「アコード」そして今回の「アキュラRDX」と、今年中に発売される新型車を相次いで投入しています。トヨタや日産、そして他のメーカーにおいても同じように続き、ワールドプレミアラッシュとなっています。
一昔前のように、世界中のモーターショーに出展するのではなく、重要なマーケットと捉えた国のモーターショーだけに出展するという選別が行われ、東京モーターショーなどは出展企業が減少してしまいました。しかし、伝統もあり、依然として大きく、世界への波及効果も期待できる「デトロイト」は、今でも最重要なイベントとしてとらえられているようです。
気になるのはこの新型RDXが日本で発売されるかどうかですが、現状ではおそらく販売はないのではないかと予想します。
ただ、北米から遅れて日本でも2018年に発売される新型CR-Vの売れ行き次第では、RDXも遅れ日本に入ってくる可能性もあります。
CR-Vの販売の成否について注視しておきましょう!
一昔前のように、世界中のモーターショーに出展するのではなく、重要なマーケットと捉えた国のモーターショーだけに出展するという選別が行われ、東京モーターショーなどは出展企業が減少してしまいました。しかし、伝統もあり、依然として大きく、世界への波及効果も期待できる「デトロイト」は、今でも最重要なイベントとしてとらえられているようです。
気になるのはこの新型RDXが日本で発売されるかどうかですが、現状ではおそらく販売はないのではないかと予想します。
ただ、北米から遅れて日本でも2018年に発売される新型CR-Vの売れ行き次第では、RDXも遅れ日本に入ってくる可能性もあります。
CR-Vの販売の成否について注視しておきましょう!
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