2019年4月4日 更新

定期お届け!3月リコール情報、今月は輸入車で多く発生しています。

筆者の定期お届けとして、月に一回のリコール情報を記事にしています。今回は、輸入車メーカーでのリコール届けが多かった1カ月です。

定期お届け!3月リコール情報、今月は輸入車で多く発生しています。

①フェラーリから2つのリコール

届出者の氏名又は名称 Ferrari Japan株式会社
不具合の部位乗降口(ドア開閉装置)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因左右ドアのドアロック装置において、ドアを外側から開けるためのケーブルの配策が不適切なため、ケーブル固定部に過大な負荷がかかるものがある。そのため、ケーブル固定部が破損し、ドアが外側から開けられなくなるおそれがある。

改善措置の内 容
全車両、左右ドアのケーブルを対策品に交換し、ケーブル固定具を取付、適切な配策に調整する。また、ドアロック機構を新品に交換する。

2車種で製作期間の全体の範囲は、平成28年7月25日~平成30年12月7日です。対象台数は、計212台となっています。事故は発生していませんが、不具合が4件発生しています。発生すると乗りたいときに乗れなくなる不具合ですので、早めに点検してもらいましょう。
 (57529)

届出者の氏名又は名称 Ferrari Japan株式会社
不具合の部位 燃料蒸発ガス発散防止装置(ベーパーセパレーター)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
燃料蒸発ガス発散防止装置において、蒸発した燃料を液体と気体に分離するベーパーセパレーターの接合が不適切なため、接合部の強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると当該接合部が剥離し、燃料蒸発ガスが漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置の内容
全車両、ベーパーセパレーターを良品に交換する

製作期間の全体の範囲は、平成29年11月10日~平成30年10月22日です。8車種合計で計589台が対象となっています。事故は発生していないのですが、不具合は、1件発生しています。最悪の場合火災に繋がる恐れがありますので、早急な部品交換が良いのではないでしょうか。


 (57531)

②アウディでのリコール

届出者の氏名又は名称 アウディジャパン株式会社
不具合の部位(部品名) 燃料装置(燃料パイプ)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
原動機に装着されている燃料パイプの取付けボルトにおいて、取付作業が不適切なため、締め付けトルクが不足しているものがある。そのため走行振動等により当該ボルトが緩み、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。

改善措置の内容
全車両、燃料パイプ取付けボルトを規定トルクで締め付ける。

アウディ A4 1.4、1車種で発生しています。輸入車体番号:WAUZZZF40HA043624~WAUZZZF4XHA118555で、578台が対象となっています。現時点で不具合等は発生していないのですが、燃料漏れを引き起こしてしまうと、自車の走行不能だけでなく、道路等にも影響が出ますので、早めにチェックしてもらうのが良いですね。
 (57534)

③BMWのリコール

届出者の氏名又は名称 ビー・エム・ダブリュー株式会社
不具合の部位(部品名) 灯火装置(テールライト)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
左右テールライトのボディへの取付ナットにおいて、洗浄が不十分なため、残留物が残っているものがある。そのため、残留物によりテールライト取付部が破損し、最悪の場合、当該テールライトが走行中に脱落するおそれがある。

改善措置の内容
全車両、左右テールライト取付ナットを良品に交換する。また、左右テールライト取付部を点検し、不具合のあるものは取付部にステーを追加する。

BMW X1シリーズで発生しています。製作期間の全体の範囲は、平成30年9月19日~平成30年12月4日で、計796 台が対象です。比較的早い段階でのリコールですが、不具合が1件発生しています。脱落すると後続車等の事故につながることになりますので、早めに改善対策をしてもらいましょう。
 (57539)

④ジャガーとランドローバーからエアバックのリコール

届出者の氏名又は名称 ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社
不具合の部位((部品名) エアバッグ装置(インフレータ)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切であった場合、高い湿度の環境下で温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

改善措置の内容
全車両、エアバッグユニットを対策品に交換する。なお、対策品の準備に時間を要することから、まずは全ての使用者に対してダイレクトメール等により連絡し、対策品の準備ができた段階で古い車両の使用者から再度連絡し、交換作業を行う。

上記の状況がジャガーとランドローバーモデルの両方で発生しています。同じエアバッグ装置を使用しているのではないでしょうか。ジャガーは、輸入期間の全体の範囲が平成27年6月16日~平成29年9月28日で、3車種で計4,301台が対象となっています。

ランドローバーは、1車種で発生しています。輸入期間の全体の範囲は、平成27年2月1日~平成29年1月7日で計1,159台が対象です。

3月はエアバック関連のリコール届出が、シトロエン・フォルクスワーゲン・フォード・マクラーレンなどでも行われています。やはりエアバックのリコールは、非常に多いと言えますね。
 (57542)

まとめ

3月は、輸入車モデルでのリコール情報が多い1ヶ月でした。大きな事故に繋がるリコールから、エアバック関連のリコールまで色々な内容の届出がされた1ヶ月であると言えますね。引き続き筆者が重要と思うリコールを中心に、1ヵ月に1回の定期お届けをして行きます。
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