Audi Q5 40 TDI quattro
via www.audi.co.jp
冒頭の通り、Q5にディーゼルエンジンが搭載された新モデルが登場しました。それが「 Q5 40 TDI quattro」です。エクステリアはガソリンモデルと比較するとバンパー部分に若干の意匠変更を感じ取れます。少々無骨なイメージになりましたが、都会派SUVよりもアウトドアSUVのイメージに近づけ、ディーゼルエンジンならではの力強い走りを表しているのかもしれません。
意外なことに Q5 40 TDI quattroの登場によりQ5の最低価格が変わりました。実はガソリンエンジンモデルよりもディーゼルエンジンモデルの方が車体価格が低いのです。
【Q5 ディーゼルエンジンモデルの価格】
Q5 40 TDI quattro …6,360,000円
Q5 40 TDI quattro sport…6,570,000円
さらに特別仕様車が用意されています。
Q5 TDI 1st edition black styling…7,460,000円
参考 ガソリンモデル:45 TFSI quattro…6,910,000 円
以上のことから、実質「Q5 40 TDI quattro」がQ5のエントリーモデルとなりました。これはおそらくモデル名にある2桁の数字がポイントとなります。
「40」という数字の部分は従来であれば排気量を示す「2.0」と記載されていたでしょう。しかし最近のアウディはエンジンの出力幅でモデル名を構成しているようで、「40」という数字は最高出力125kW~150kW(165PS~198PS)を表しています。
意外なことに Q5 40 TDI quattroの登場によりQ5の最低価格が変わりました。実はガソリンエンジンモデルよりもディーゼルエンジンモデルの方が車体価格が低いのです。
【Q5 ディーゼルエンジンモデルの価格】
Q5 40 TDI quattro …6,360,000円
Q5 40 TDI quattro sport…6,570,000円
さらに特別仕様車が用意されています。
Q5 TDI 1st edition black styling…7,460,000円
参考 ガソリンモデル:45 TFSI quattro…6,910,000 円
以上のことから、実質「Q5 40 TDI quattro」がQ5のエントリーモデルとなりました。これはおそらくモデル名にある2桁の数字がポイントとなります。
「40」という数字の部分は従来であれば排気量を示す「2.0」と記載されていたでしょう。しかし最近のアウディはエンジンの出力幅でモデル名を構成しているようで、「40」という数字は最高出力125kW~150kW(165PS~198PS)を表しています。
エンジン性能
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それではエンジン性能を見ていきましょう。
「Q5 40 TDI quattro」に搭載されてるエンジンは2.0Lのディーゼルエンジンです。TDIとはTurbocharged Direct Injectionの略で、さらに電子制御コモンレール式の直噴ディーゼルターボエンジンということになります。
そしてクリーンディーゼルユニットとして高機能浄化システムを搭載しています。燃料はディーゼルですのでスタンドでの給油種別は「軽油」です。ガソリンモデルと比べると早くも維持費に期待が持てそうです。
【縦置直列4気筒2.0L TDIエンジン スペック】
排気量…1,968 cc
最高出力…140kW[190PS]/3,800 ~ 4,200 rpm
最大トルク…400Nm[40.8kgf・m]/1,750 ~ 3,000 rpm
燃費…15.6 km/L(満タン時の航続距離は約1,092 kmされている)
ディーゼルエンジンらしい特徴がハッキリと表れています。400Nmという大トルクを1750回転から発生するので、1,900kgという車体をスムーズに発進させてくれるでしょう。しかし1,900kgという重量は乗用車としては重い部類に入りますので、スポーツカーのような軽快な発進・加速とは違うものでしょう。トータルで見ると低中速域走行では非常に扱いやすいスペックと言えそうです。
その反面、全開加速や高速道路などでの追い越しの場面などでは最高出力190馬力程度で、こちらはガソリンモデルに分があると言えます。
特質すべき点はやはり燃費性能でしょう。タンク容量70L満タンで1,092kmという数字は商品の訴求力としてもインパクトが高く、実際に低中速域走行がメインのディーゼルエンジンならばカタログ燃費に肉薄した結果を求めることも十分可能です。
「Q5 40 TDI quattro」に搭載されてるエンジンは2.0Lのディーゼルエンジンです。TDIとはTurbocharged Direct Injectionの略で、さらに電子制御コモンレール式の直噴ディーゼルターボエンジンということになります。
そしてクリーンディーゼルユニットとして高機能浄化システムを搭載しています。燃料はディーゼルですのでスタンドでの給油種別は「軽油」です。ガソリンモデルと比べると早くも維持費に期待が持てそうです。
【縦置直列4気筒2.0L TDIエンジン スペック】
排気量…1,968 cc
最高出力…140kW[190PS]/3,800 ~ 4,200 rpm
最大トルク…400Nm[40.8kgf・m]/1,750 ~ 3,000 rpm
燃費…15.6 km/L(満タン時の航続距離は約1,092 kmされている)
ディーゼルエンジンらしい特徴がハッキリと表れています。400Nmという大トルクを1750回転から発生するので、1,900kgという車体をスムーズに発進させてくれるでしょう。しかし1,900kgという重量は乗用車としては重い部類に入りますので、スポーツカーのような軽快な発進・加速とは違うものでしょう。トータルで見ると低中速域走行では非常に扱いやすいスペックと言えそうです。
その反面、全開加速や高速道路などでの追い越しの場面などでは最高出力190馬力程度で、こちらはガソリンモデルに分があると言えます。
特質すべき点はやはり燃費性能でしょう。タンク容量70L満タンで1,092kmという数字は商品の訴求力としてもインパクトが高く、実際に低中速域走行がメインのディーゼルエンジンならばカタログ燃費に肉薄した結果を求めることも十分可能です。
走行性能
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続いて走行性能です。
プラットフォームはガソリンモデルと共通であり、A4がベースとされる縦置きエンジン用プラットフォーム「MLB evo」を採用しています。これにより従来モデルより60~70kgの軽量化を果たしています。
駆動方式はアウディ伝統のクワトロシステム(四輪駆動)です。
アウディへ問い合わせてみたところ、こちらもガソリンモデル同様、クルマが後輪への駆動配分を不要と判断した場面ではプロペラシャフトを切り離し、100%前輪駆動を可能とする「ウルトラテクノロジー」が採用されています。これにより燃費性能をより高めています。
トランスミッションもガソリンモデルと同様の7速Sトロニック(7速DCT)が採用されています。400Nmの大トルクを受け止め電光石火の変速を楽しむことができます。
これまでのQ5同様にSUVとしては破格の走行性能を有していると言えますが、ガソリンモデルとは明確にキャラクター分けがなされているところも大きな特徴です。
プラットフォームはガソリンモデルと共通であり、A4がベースとされる縦置きエンジン用プラットフォーム「MLB evo」を採用しています。これにより従来モデルより60~70kgの軽量化を果たしています。
駆動方式はアウディ伝統のクワトロシステム(四輪駆動)です。
アウディへ問い合わせてみたところ、こちらもガソリンモデル同様、クルマが後輪への駆動配分を不要と判断した場面ではプロペラシャフトを切り離し、100%前輪駆動を可能とする「ウルトラテクノロジー」が採用されています。これにより燃費性能をより高めています。
トランスミッションもガソリンモデルと同様の7速Sトロニック(7速DCT)が採用されています。400Nmの大トルクを受け止め電光石火の変速を楽しむことができます。
これまでのQ5同様にSUVとしては破格の走行性能を有していると言えますが、ガソリンモデルとは明確にキャラクター分けがなされているところも大きな特徴です。
まとめ
ディーゼルエンジンは今でも環境性能に対する悪印象を払拭したとは言い難く、アウディだけではなく各自動車メーカー懸命に対策を打ち出しています。しかし消費者にイマイチ伝わりきれていないのも事実で、その理解は一部のモーターファンに留まっていると言えます。
そのようなご時世でアウディは、日本国内で最も売れているQ5をディーゼルエンジン搭載車第1号としました。その狙いはディーゼルエンジンの良さを率直に訴えたいという想いと、日本の道路環境に適していると判断した販売戦略と推測できます。最もベーシックな価格帯とすることからも根拠が読み取れます。
ちなみにエコカー減税の対象車です。40 TDI quattro sportならば自動車取得税100%、自動車重量税100%、自動車税75%の減税が得られ、その減税額は24万2900円となります。
いずれにしろ、プレミアムメーカーのクルマを無給油で1,000キロ以上走行可能というインパクトは大きく、アウディならではの上質なクルージングと相まって新たな価値が創造される可能性は大いにあると思います。
そのようなご時世でアウディは、日本国内で最も売れているQ5をディーゼルエンジン搭載車第1号としました。その狙いはディーゼルエンジンの良さを率直に訴えたいという想いと、日本の道路環境に適していると判断した販売戦略と推測できます。最もベーシックな価格帯とすることからも根拠が読み取れます。
ちなみにエコカー減税の対象車です。40 TDI quattro sportならば自動車取得税100%、自動車重量税100%、自動車税75%の減税が得られ、その減税額は24万2900円となります。
いずれにしろ、プレミアムメーカーのクルマを無給油で1,000キロ以上走行可能というインパクトは大きく、アウディならではの上質なクルージングと相まって新たな価値が創造される可能性は大いにあると思います。
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