2018年11月28日 更新

N-VANを再検証!N-VANは軽バンの新基準なのか!

2018年7月に登場以来、多くの注目を集めているのN-VAN。軽商用バンがこれだけ話題になることはそうそうありません。この次世代軽バンの内容を再検証してみましょう。

N-VANを再検証!N-VANは軽バンの新基準なのか!

2018年7月登場

N-VAN

N-VAN

皆さんもご存じのように、近年の軽自動車の割合は非常に高く、国内新車販売に占めている軽自動車比率は顕著に増加傾向にあり、現在は約40%に達しています。

N-VANは2018年7月に登場し、多くの注目を集めていますが、そうは言ってもN-VANのカテゴリーは「軽商用バン」です。乗用車カテゴリーではありませんから、本来は地味な存在のはずです。

しかし、そんな軽商用バン市場にまさに彗星のごとくデビューしたわけです。実は、軽商用バンはメーカー側にとって、絶対にシェアを押さえておきたいカテゴリーなのです。小回りが利くコンパクトなサイズでありながら抜群の積載性があり、ランニングコストも維持費も安いので需要は相当にあり、2017年でみれば軽商用バンの販売台数は約20万1000台にもなっています。ちなみに軽自動車全販売台数(約184万台)の約10%というシェアです。

さてN-VANですが、7月13日に発売してから約1カ月(8月20日まで)で、受注台数は約14,000台に達しています。販売計画の4倍以上です。話題性だけではなく、実際の人気も非常に高くなっています。

強力なライバルに対抗

N-VAN

N-VAN

結果としてN-VANは人気車になっていますが、そもそも軽バンカテゴリーでは、スズキとダイハツの2社が大きなシェア握っています。

スズキの「エブリィ」、ダイハツの「ハイゼットカーゴ」に対して、ホンダの古い「アクティバン」、「バモスホビオPro」ではかなりの劣勢でした。

ホンダの場合、それらはミドシップレイアウトであり、他と共用していない専用シャシーを採用しているので、大きな開発投資ができず、長い間劣勢を甘んじていたのです。そこで出てきたアイデアが大人気車N-BOXの基本コンポーネントの流用です。

N-VANは「次世代軽バンの新基準を創る」というコンセプトの基、乗用車であるN-BOXの基本コンポーネントを用いて開発されています。その結果、いろいろな部分に従来の軽商用1BOXの概念を超えるような新発想が盛り込まれたのです。それらが市場で非常に高い評価を受けたのです。

大人気車N-BOXは、初代が大成功したわけですが、2代目の現行モデルではワートレイン&プラットフォームをわずか1世代で一新しました。それだけ力を入れているわけですが、もはや普通乗用車の人気車であるフィットさえも驚かすような存在になっています。こうした優れた基本コンポーネントをを利用しているのですから、N-VANが優れているのもある意味当然ということです。

上の写真のような雰囲気も、他の商用車ではまず出せません。これも魅力のひとつです。

広い用途

室内

室内

室内

室内

軽バンというのは、その利用特性上、限られている軽自動車規格内でいかに荷室容量が確保できるかが重要なポイントとなります。

N-VANの場合、キャブオーバータイプのライバルと比較すると、荷室長では若干劣るのですが、ホンダ自慢のセンタータンクレイアウトによる低床化、そして助手席/後席のフラット収納で、アクティと同等の積載容量を確保しています。

軽バンは1人乗車が多いので、助手席フラット収納というのは大きなセールスポイントになります。更に助手席側はセンターピラーレスになっており、長尺物の積み降ろしなどでも使い勝手が良く、移動店舗などにも活用でき、用途を広げています。

N-VANはN-BOXと確かにフォルムは似ていますが、専用設計となっており、助手席とその後方を畳んだ前後に2人乗るという使い方もできます。後席を畳んだ場合の荷室長は1330mmもあり、1310mmのハイゼットキャディーを上回っています。

ちなみにホンダは2輪車もラインナップしていますが、N-VANなら、ホンダの大多数のバイクも搭載できます。

設計のポイント

助手席側ピラーレス

助手席側ピラーレス

ターボエンジン

ターボエンジン

N-BOXプラットフォームをベースにして、その長所を利用しながらも、商用軽バンとしての積載量(最大350kg)の確保させるために、助手席側はピラーレスを採用しています。そのために、リアフロアとサイドシルが専用設計になっています。

高強度ハイテン材を使用し、シーム溶接や高粘度接着剤も使用し、高剛性化を実現。サスペンションは専用トーションビームと高性能ダンパー、プログレスプリングを採用しており、荷物にもドライバーにもやさしい乗り心地を目指しています。

エンジンはN-BOX用のNA&ターボですが、ラジエターはサイズアップされています。反面、ホンダ独自のVTEC(可変バルブ機構)は商用車向けに付いていません。ちなみに商用車でDOHCエンジン採用と言うのはかなり珍しいことです。

走りに関してはやはりターボ+CVTに動力性能的な余裕があります。登り坂や高速巡航でもアクセル開度を少なくでき、アダプティブクルーズコントロールも実用的です。一般道なら2000~2500rpmを常用するので、静粛性に関しても軽バンの概念としてのレベルを超えています。

N-BOXに準じたフットワークは「ちょっと足が硬めなN-BOX」ということで、ステアフィールは落ち着きがあり、直進安定性にも優れています。車高が高い見た目ですが、印象よりも低重心であり、コーナリング時の不安も少ないはずです。

トランスミッションはCVT以外にNAモデルでは軽バンに初採用となる6速MTが設定されています。これはスポーツカーである「S660」用がベースとなっています。

タイヤについては軽バンらしく定番のサイズである145/80R12だけの設定です。

安全機能についても商用車だからという制約はなく、N-BOXと同等の衝突安全ボディ、商用車初採用の「ホンダセンシング」も全車に標準装備されています。

乗用車としての価値

室内

室内

N-VANの優れた面についておおよそ紹介してきましたが、さて、N-VANは乗用ユースでも快適に使えるのでしょうか?乗用車に近い走りだということでそう考える人もいると思います。

確かに見た目もオシャレであり、ボディカラーも豊富ですから余計そう思うに違いありません。

まず注意しなければならないのは助手席です。運転席はシッカリとしたつくりですが、助手席はフラットな荷室の実現を優先しているので、スライド機能も無く、シート自体もクッションが薄く、座面もフラットです。後席についても同様で、シートバックもかなり立ちぎみです。廉価グレードではヘッドレストの設定もありません。

完全に商用ということで割り切っているのです。基本は1人乗りということです。ちょっとそこまで、というような使い方なら4人でも移動できますが、家族のクルマとして普通にドライブに行くと言うのは無理だと思います。ファミリーユースなら快適性、安全性も含めてやはりN-BOXをお勧めすることになるでしょう。

商用車の革命児

各部のデザイン

各部のデザイン

N-VANはまさに新しい感覚の商用車です。

乗用車感覚でおしゃれに乗れるので勘違いしてしまうかもしれませんが、あくまでも働く人のためのクルマであり、もっと便利に毎日使うという考えの商用車であることを忘れてはいけないでしょう。

もちろん用途をシッカリ理解したうえで使うのなら、これまでの商用車では味わえなかった新しい感覚が待っていると思います。
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