2019年8月4日 更新

レクサス・UXは高級コンパクトSUV?C-HRやヴェゼルよりも上位に君臨しているのでしょうか?

レクサスのSUVシリーズもかなり増えてきました。1000万円以上するLXから更に3車種!末っ子のUXはどんな実力と使命を持っているのでしょうか?

レクサス・UXは高級コンパクトSUV?C-HRやヴェゼルよりも上位に君臨しているのでしょうか?

レクサスの価値

コンセプト

コンセプト

まずはレクサスというブランドについてです。

レクサスって価格が高いイメージがありますよね。もちろん実際に高いんです。営業サービス面と言うか接客の質の高さは素晴らしいという評価が実際にあります。

メンテナンス面の充実や保証の充実もメリットです。新車購入なら車検まで半年毎の点検は無料で、オイル交換なども持ち出し無しでやってもらえます。無料洗車サービスや専用ラウンジの利用などもプレミアム心をくすぐりますね。

「レクサスオーナーズデスク」というコンシェルジュのようなサービスもあります。C-HRやヴェゼルを購入しても、こうはいきません。これがレクサスの魅力なのです!

あくまでもクルマ本体とは違う要素を挙げているわけですが、「ちょっと背伸びをすれば手が届くかもしれない」と思わせる高級車ということで、日本でもまずまずの人気を獲得するに至っているのだと思います。

トヨタとレクサス、実質は同じメーカーですがブランドのコンセプトが大きく異なっています。一方はベーシックブランドで、もう一方はれっきとしたプレミアムブランドです。新車購入を検討する場合、価格帯がたとえオーバーラップしなくても両者を競合させる機会はあると思います。

特にコンパクトクラスともなれば、それこそちょっと背伸びをすれば購入可能な感じがするものです。そこでレクサスUXをピックアップしてみました。

レクサスUXの概要

レクサスUX

レクサスUX

レクサス UXはLX、GX、RX、NXに続く末弟のSUVとして2018年11月に登場しています。

ご存知の方も当然多いと思いますが、トヨタのコンパクトSUVである「C-HR」がベースになっています。C-HRは開発者自身が語っているように「デザイン重視」のクルマで、それが当たって人気車種となっています。

従ってプラットフォームになっているのは、2015年12月発売の4代目プリウスで初採用され、C-HRに採用された「TNGA」です。

C-HRのメインエンジンは1.8Lのハイブリッドですが、それがレクサス UXでは2Lのハイブリッドになっています。これが大きな相違点です。

車体サイズは全長4,495㎜、全幅1,840㎜、全高1,540㎜ということで、C-HRよりもやや長く幅広く、しかし低いという感じです。車高が低くなっているので、C-HRでは1.800mmあった地上最低高が1.600mmになっており、ほぼ普通の乗用車と変わらないスペックになっています。全高が1540mmなら立体駐車場にも対応できるからでしょう。コンセプトは「Creative Urban Explorer」なので、もはやオフロードは想定していないようで、SUVルックということになっています。

そうした点も含めてレクサス内で近い存在と言えばCT200hということになるでしょう。こちらは1.8Lのハイブリッドで、UXと比較すると価格は約50万円安くなります。4人乗るならCT200hの方が圧倒的に快適です。またC-HRとでは軽く100万円以上の価格差です。C-HRのハイブリッドは約260~290万円ですが、UXの方は400万円以上します。

さて、UXにはそれだけの価値がなくてはならないわけです。

パワートレイン

パワートレイン

パワートレイン

レクサスUXに搭載されるパワートレインとしては2種類用意されています。

直列4気筒2L直噴のM20A-FKS型ガソリンエンジンは、TNGAプラットフォームの採用車向けに開発されたダイナミックフォースエンジンです。カッコいいネーミングですね。そしてハイブリッド用はこのM20A-FXS型エンジンに3NM型モーターを組み合わせています。UX250hのエンジンです。

ガソリンエンジン仕様とハイブリッド仕様はグレードを問わず35万円(税込)の価格差です。装備でもハイブリッド由来となる車両接近通報装置、EVドライブモードスイッチ、オプションのアクセサリーコンセント以外での差はありません。

丁度迷うような価格設定ですね。

ちなみにガソリンエンジン車は前輪駆動のみですが、ハイブリッド仕様はリアに1MM型モーター搭載の電気式4輪駆動となるE-Four(AWD)があります。従って4輪駆動を求める場合は必然的にハイブリッド仕様を選択することになります。4WDはグレードを問わずに26万円高(税込)です。

ガソリンエンジン仕様は174PS、21.3kgf・mということで、NA2リッタークラスとしてはハイレベルな性能です。
発進ギアがプラスされたダイレクトシフトCVTと組み合わされ、NAならではの滑らかなフィーリングを味わえます。ただし、さすがに高速域では約1.5トンのボディを引っ張るにはちょっと苦しく感じるシーンもあるかもしれません。

その点、ハイブリッドはエンジン145PS+モーター108.8PSの組み合わせでシステム出力178.1psを誇ります。十分なパワーを持つエンジンにモーターを上乗せした印象で、まるで電動ターボのような力強さを発揮します。日常走行のほとんどでもハイブリッドを意識させないようなハイレベルの仕上がりです。長距離の高速移動が多いユーザーなら燃費面も含め、ハイブリッドの方がいいかもしれません。35万円の価格差はあるわけですが、自動車取得税、自動車重量税が免税ですから、諸費用で約15万円が浮き、差額は小さくなります。いずれにしても実際に乗り比べてみるのがいいでしょう。

さて、C-HRの場合は、ガソリン/ハイブリッドともにレクサスUXと比べると厳しいです。ガソリンは1.2L直噴ターボ116PSとCVTの組み合わせ。ハイブリッドはプリウスと同じ1.8L98PS+モーター72PSで、システム出力は122PSです。絶対的なパフォーマンスという点ではやや力不足で、レクサスUXは「さすが」と言えるプレミアム的な差別化が図られています。

スタイリング

スタイリング前

スタイリング前

SUVでありながら立体駐車場での駐車を考慮し、UXの車高は1540mmに抑えられているのは、都市部では実用性が高いでしょう。

ベースは前述の通りにトヨタ・C-HRですが、C-HRよりもすっきりしたデザインです。イメージとしては兄貴分のNXにかなり近いテイストと言えるでしょう。

レクサスらしさの象徴はもちろんスピンドルグリルです。

スピンドルグリルも登場当初から比べると次第に凝った造形になってきています。これさえあればレクサスだと一目でわかるのですからかなりの価値があります。
スタイリング後

スタイリング後

逆に後ろからではUXらしさというのは感じられません。それなりに凝っているのですが、車高も低いのでSUVなのかどうかも判別しにくいと思います。

サイドビューではオーバーフェンダーのブラックが効いており、後ろのアンダーガードとの連携性も感じられます。ただし、「レクサスらしさ」というのはありません。

インテリア

インパネ

インパネ

次はインテリアです。クオリティについてはレクサスなのでもちろん高いと思いますが、使用素材自体はC-HRとそれほど明確に差があるとは思えない気がします。

C-HRインパネ

C-HRインパネ

比較と言うことで、上の写真はC-HRのインパネですが、造形が似ていますし、ナビはむしろC-HRの方が見やすいのではないでしょうか?

ただし、コネクテッド化によって地図も自動更新される仕組みで、、こうした点はさすがレクサスならではの機能だと思います。
シート

シート

シートについてもC-HRと同様の骨格だと考えられます。表皮素材の「L tex」と呼ばれているレザー調素材は表面の張りがソフトで、やや沈み込むようなすわり心地です。ちょっと残念なのは、全幅1,840㎜もあるのに、室内の広さにあまり余裕がないという点で、特に後席は快適ではなさそうです。あくまでもエクステリア優先なんですね。それでもC-HRの閉塞感よりはいいようです。C-HRは基本的に2人乗りです。
ラゲッジ

ラゲッジ

ラゲッジスペースについてはガソリン/ハイブリッドとも変わらないスペースが確保されているとのことですが、何しろ説明も写真もほとんどありません。数値は220Lということで、C-HRの318Lにも及びません。ちなみにホンダ・ヴェゼルだとハイブリッドで393Lもあります。もう大差がついています。

開口部もナンバーの上からで高く、ラゲッジは完全にレクサスUXの泣き所ですね。スペースユーティリティに優れたSUVだと思っているとガックリするでしょう。ここは要チェックです。

安全性能

安全性能

安全性能

安全性能は万全です。ドライバーに安心感をもたらす、予防安全システム「ADVANCED SAFETY」をパッケージ。

・車両や歩行者、自転車運転者との衝突回避に寄与するプリクラッシュセーフティ
・車線をトレースして運転支援するレーントレーシングアシスト
・車間距離を保ちながら追従走行するレーダークルーズコントロール
・先行車の発進を知らせる先行車発進告知機能
・道路標識を表示し告知も行うロードサインアシストなど、
こうした点はトヨタ系トータルのメカニズムです。

レクサスの末弟SUV

レクサスUX

レクサスUX

さてここまでレクサスUXを時折C-HRとの比較も混ぜながら進めて参りました。弱点も明記しましたので、やや辛口な内容にもなっているかもしれません。

レクサスブランドはまだ歴史が浅く、例えばVW/アウディの価格差も相当なものですが、トヨタ/レクサスは国産車ですから、どうしてもこちらの方に過敏な反応をする傾向がユーザーも(筆者も含めて)実はあるのかもしれません。

グループ内での基礎部分の共用は合理化上当然あるわけで、ブランドのコンセプトの違いをつけるにしろ、それはなかなか難しいことだと思います。

高級コンパクトSUVであるレクサスUXは、C-HRやヴェゼルよりも上位に君臨しているのか?そういう見出しにしたわけですが、それはユーザーの判断にゆだねる部分が多いのです。

あえて言えば、2人乗り主体のアーバンSUVでしょう。用途がぴったりならおしゃれに使えそうですし、プレミアムコストも納得できるのではないでしょうか?
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