2019年1月27日 更新

マニアックなミニバン スバル エクシーガ クロスオーバー7をご紹介

スバルには多人数乗用車(のちにミニバンと呼称)が存在していたのをご存知でしょうか?「エクシーガ」がそれにあたります。 レガシィの流れを汲むエクシーガは2015年に「エクシーガ クロスオーバー7」へとSUV風にドレスアップを行った7人乗りミニバンです。走行性能の高さは評価されていたもののスライドドア勢のミニバンに販売台数で押され、一部のファンに惜しまれつつも2018年3月30日に販売終了となりました。今回は個人的には隠れた名車として認識している「エクシーガ クロスオーバー7」をご紹介します。

マニアックなミニバン スバル エクシーガ クロスオーバー7をご紹介

エクシーガ クロスオーバー7とは

スバル・エクシーガ - Wikipedia (54692)

冒頭の通り元々は「エクシーガ」として2008年6月にデビューをしました。「レガシィのスピリットを受け継いだ」というキャッチコピーを今でも覚えています。

エクシーガのラインアップは多岐に渡り、2.0LNA(自然吸気エンジン)モデルにはシンメトリカルAWDを基本としながらもFWD(前輪駆動)の選択肢を設け、上級グレードには2.0Lターボ、後に2.5LNAが追加されるなどエンジンだけでも3機種に及びました。

おそらくミニバンユーザーをターゲット化するにあたり、選べるグレード構成を多岐に広げ窓口の拡大を図ったのでしょう。しかし利便性においてエクシーガのヒンジドアは他のミニバンのスライドドアには及ばず、本来なら衝突安全性能・走行性能をもっと前面に出すべきでしたが、市場ニーズの波に押されるようにミニバンというカテゴリーで見るとニッチな存在となってしまいました。

しかしスバルユーザーからの評価は決して悪いものではありませんでした。典型的な「乗れば良さがわかる」クルマだったのです。そしてSUVブームに後押しされるように2015年にグレード構成の整理と同時にSUV風にドレスアップされたのが「エクシーガ クロスオーバー7」なのです。

結果的に約10年に及ぶロングセラー商品となりました。

エクシーガ クロスオーバー7のインテリア

エクシーガクロスオーバー7 2.5iアイサイト(2015年4月) のカタログ情報(10096731)|中古車の情報なら【グーネット】 (54735)

車内に乗り込むと上品なタンカラーで施されたインテリアが迎えてくれます。
インパネ周りは基本は3代目インプレッサ、3代目フォレスターとほぼ共通しているのですが、独自のアクセントを加えることによりクロスオーバー7の長所として機能しています。

特筆すべき点はミニバンとしての機能を追求した「シアターシートレイアウト」です。これはフロントシートからサードシートまでの着座位置を徐々に高くすることで、乗員全員の見晴らしを等しく提供できるよう設計されているシート配置構造です。

ワゴンボディ設計のノウハウを最大限に活かせるスバルならではの技でした。よく「3列シートは狭い」という声をミドルサイズミニバンにおいて共通の声を聞きますが、エクシーガに限ってそのような声はほとんどありませんでした。残念ながらこれらも「乗ればわかる良さ」として、ミニバン検討者には届きにくいポイントだったのです。

エクシーガ クロスオーバー7の走行性能

スバル・FB型エンジン - Wikipedia (54756)

それでは走行性能を見てみましょう。
クロスオーバー7へとマイナーチェンジを行った際、エンジンラインアップは2.5LNA一本へと統一されました。駆動方式も2.0LNAに設定されてたFWDも廃止し、フルタイムAWDであるシンメトリカルAWDを標準としました。AWDシステムは前60:後40を基本配分とするアクティブトルクスプリット方式です。

エンジンスペックは以下の通りです。

【エンジンスペック】
水平対向エンジン: FB型2.5LNAエンジン
最高出力:127kW[173PS]/5600rpm
最大トルク:235Nm[24kgf・m)]/4100rpm
燃費:13.2km/L

内容だけ見ると少々エンジンを回さなければという印象ですが、2.5LNAエンジンの良さは低回転域から豊かなトルクを発揮するところでした。2.0LNAエンジンを廃止したのもおそらくトルク不足を指摘されていたからでしょう。

この豊かなトルクをスムーズにタイヤに伝えてくれるのがチェーン式CVTであるリニアトロニックと、シチュエーション毎に使い分けができるエンジン制御システム「SI-DRIVE」でした。

さらに運転支援システム「EyeSight(ver.2)」も標準装備されていましたので、家族旅行での疲労軽減にも一役買っています。

水平対向エンジンとワゴン作りのノウハウがミニバンらしからぬ低重心パッケージを実現させ、運動性能は他のミニバンタイプを寄せ付けないものでした。スバルユーザーでもあり走りも楽しみたいお父さんに今でも人気な理由がここにあります。

まとめ

惜しくも生産を終了したエクシーガですが、その血統は北米専売モデルである大型SUV「アセント」へと引き継がれています。スバルも国内で純粋なスバル製ミニバンを望む声が大きいことも理解しているでしょう。エクシーガ乗りから「乗り換えるクルマがない」という声も挙がっているほどです。

アセントはミニバンとSUVのクロスオーバーと言える大型SUVで、日本には不向きなサイズではありますが、アセントをベースとするクロスオーバー7の後継車が登場してもなんら違和感は感じません。

近年では衝突安全性能、走行性能を大きくアピールする宣伝方法も目立っています。もう一度、今度はアピール方法を見直したスバル製ミニバンの復活を切に望みたいと思います。

エクシーガ(クロスオーバー7)は中古市場でも質の良い個体は存在しますので、ミニバンを検討の方はよろしければ触れてみてはいかがでしょうか。
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溝口将太 溝口将太