2017年9月12日 更新

スバルサンバーが約62万台の大幅リコール、原因は「クランクプーリー」

2017年9月7日、スバルの軽自動車であるサンバーが約62万台にも及ぶリコールの届出を行いました。今回エンジン部分に不具合があるとのことですが、一体どのようなリコール内容なのでしょうか?

スバルサンバーが約62万台の大幅リコール、原因は「クランクプーリー」

日本のRR車として有名なスバルサンバー

サンバー バン | SUBARU (14902)

スバルの車両といえば、ボクサーエンジンを始めとする性能の良さが有名ですね。

ちなみにこの記事の写真ピックアップ写真もそのボクサーエンジンなのですが、もちろんボクサーエンジン以外の車両も存在していました。

そんな車両の1つが今回リコールの届け出があった軽自動車、スバルサンバーです。

スバルサンバーは軽自動車、日本車全体で見てもかなり珍しいRR車として有名ですね。

ちなみにRR車についてですが、通常車というのはフロントにエンジンを搭載しており、一般的にボンネットを開けたらエンジンが存在しています。

バンにおいてはボンネットを開けてもウォッシャータンクなどしかない場合もありますが、大体座席の下(フロント)にエンジンを配置して、そのエンジンの動力をリアタイヤで動かす、FR車両が主流です。(フロントエンジン:リア駆動)

しかしスバルのサンバーにおいては、リア(荷室の下)にエンジンを配置しており、そのままリアタイヤで駆動する、RR車両となっています。

RR車両として有名なのは、皆さんも憧れる高級車メーカーのポルシェですが、意外なことに日本車のしかも軽でRR車両が実は存在していたのです。
↓サンバーに関してはこちらもどうぞ

サンバーが約62万台対象のリコールへ

サンバー バン | SUBARU (14905)

軽自動車であり、商業車でもありながらRR車両といった特性を持つスバルサンバーですが、2017年9月7日に約62万台にも及ぶ大規模リコールの届出を行ったようです。

今回この記事にて使用しているサンバーの画像はスバルが発売した最終モデルのものですので、モデルが異なるのですが、62万台とはかなりの台数になりますね。

リコール対象範囲となるのは、平成11年1月20日~平成20年2月27日に製作された622,348台が対象となります。

その気になる内容ですが、エンジンの構成部品であるクランクプーリーの点検と対策部品への交換作業となるようです。

このリコールの背景には、クランクプーリーの部品不良によって起った不具合件数が403件あり、実際に1件の事故も確認されているとのことです。

問題のクランクプーリーとは?

株式会社SUBARU (14908)

問題となるクランクプーリーについてですが、画像の赤くマーキングされている部分が該当部品となっています。

エンジンにおいてクランクプーリーはかなり重要な役割を行っています。

その役割は、エンジン内部の冷却水を循環させるためのポンプやオルタネーター(発電機)を回すために必要である他、古い車両で言えばパワステポンプもこのクランクプーリーに取り付けられたベルトによって動いています。
株式会社SUBARU (14910)

今回はこのクランクプーリーに防振のため取り付けられているゴム部分の構造が悪く、最悪クランクプーリーが外れてしまう恐れもあるようです。

サンバーはエンジンがリアにあるため、外れたプーリーが後続車にあたるなどして大きな事故を引き起こす可能性だって大いにあり得ます。

またクランクプーリーが見た目上正常に見えても、空転してベルトでつながれた他のポンプを動かさないため発電されないといった不具合も、、、

不具合だけでなく、大きな事故を起こさないためにも、いち早く確認を行いたいリコール内容です。

リコールとサービスキャンペーンの違いは?

サンバー バン | SUBARU (14913)

そもそも皆さんはリコールとサービスキャンペーンの違いについて知っていますか?

自動車を購入して、主に新車に乗っている方以外、リコールの存在に気を使うことが少ないかもしれません。

リコールとサービスキャンペーンには次のような理由にて行われます。
リコール

事故を未然に防止し、自動車ユーザー等を保護することを目的とするもので、自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなる恐れがある状態、又は適応していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車を回収し無料で修理する制度です。

サービスキャンペーン/自主改善

リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが行なう修理および改修で、国土交通省の通達/指導に基づくものです。
以上の説明は、サンバーのリコールを今回行ったスバルから出ている説明文です。

簡単にいうと、リコールというのは車に何らかの欠陥が見つかり、何らかの対策をしなくては事故が起こる恐れがある場合に、メーカーが無料にて修理を行うものです。

サービスキャンペーンに関しては、リコールに該当しないものの、改善する必要がある際(加速がおかしいなど)行う無償修理のことです。

ですので、今回のサンバーに関しては、クランクプーリーを交換しなかった場合、最悪エンジンが走行中に急停止する可能性もゼロではなく、分離した部品が後続車への事故を誘発する恐れもあるためリコールになる訳ですね。

ちなみに、リコール費用は無料修理となっていますが、実は整備を実際に行うディーラーにとってこの作業に関してはメーカーからお金が出るので、忙しくなるものの収益的にはプラスになる作業です。

リコールを理由に点検の提案や新車の代替えにつながるチャンスでもあります。

ただし全メーカーの方針がどうかは定かでないですが、どちらにせよ車を使用する側としても安全のためにも交換するべきですし、部品が新品に変わるのでラッキー程度に考えた方がいいかもしれません。

リコールはお近くのディーラーまで

SUBARU BOXER 50th Anniversary | SUBARU (14918)

スバルサンバーのクランクプーリーに関するリコール内容をご紹介しましたが、リコールは早急に対応する必要があります。

時間を取られたりするため面倒に思う方も多いかもしれませんが、やらなければ思わぬトラブルに巻き込まれることも、、、

ディーラーでは飲み物も無料で出してくれたり、リコールと一緒に簡単な点検をしてくれて不具合が見つかったなどのメリットもあります。

ですので、リコールの届けが来た方は面倒くさがらずにお近くのディーラーまで足を運んではいかがでしょうか?
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はるあき はるあき