2019年7月2日 更新

定期お届け!6月リコール情報 製造年数の経っているモデルで発生

筆者は、毎月定期お届けとしてリコール情報を記事にしています。6月は、エンジン関連やブレーキ、火災の恐れのあるリコールが届出されています。また、製造年数の経過している車種でも発生しているのが特徴です。筆者が特筆すべくと思うリコール情報をお届けします。

定期お届け!6月リコール情報 製造年数の経っているモデルで発生

①プジョーのリコール

届出者の氏名又は名称 プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社

不具合部位(部品名)
電子制御ユニット(ボディ電装制御ユニット BSIおよびエンジンリレーユニット BSM)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
ボディ電装品制御ユニット(BSI)とエンジンリレーユニット(BSM) において、CPU負荷に対する保護制御が不十分なため、電気負荷が大きくなった場合に瞬間的にリセットすることがある。そのため、両ユニットのCPUが同時に一時的機能停止になると、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置の内容
全車両、ボディ電装品制御ユニット(BSI)およびエンジンリレーユニット(BSM)のレファレンスを確認し、最新のプログラムに書き換える。なお、BSMの特定レファレンスのものは、対策品に交換する。

輸入期間の全体の範囲は、平成27年9月14日~平成29年2月17日でプジョー508モデルで300台が対象となっています。車両が停止してしまう可能性があるリコールなので早めに対策してもらうのが良いでしょう。
 (62625)

②スズキのリコール

届出者の氏名又は名称 スズキ株式会社

不具合の部位(部品名)
エアバッグ装置(エアバッグコントローラ)

基準不適合状態にあると認 め る構 造、 装置 又は性能の状況及びその原因
エアバッグコントローラの制御プログラムが不適切なため、後席ドアを強く閉めた際に、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ及びシートベルトプリテンショナーが誤って作動することがある。そのため、最悪の場合、エアバッグ展開時に乗員が負傷するおそれがある。

改善措置の内容
全車両、エアバッグコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

製作期間の全体の範囲は、平成28年12月26日~平成31年1月12日で、スイフト1車種で、計51,817台の対象台数です。不具合は、1件のみとなっていますが、事故が発生すると怪我に繋がってしまう危険がありますので、早めに対策をしてもらいましょう。
 (62627)

③BMWのリコール

届出者の氏名又は名称 ビー・エム・ダブリュー株式会社

不具合の部位(部品名)
燃料装置(燃料タンク)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
燃料装置において、燃料タンクの溶接方法が不適切なため、当該タンク上部に取り付けられたカバープレートが正しく溶接されていないものがある。そのため、走行振動等により溶接部に亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、亀裂部位から燃料が漏れるおそれがある。

改善措置の内容
全車両、燃料タンクを良品に交換する。

製作期間の全体の範囲は、平成23年6月29日~平成26年2月25日で、116i、120iモデルの2車種で23,746台の対象となっています。事故は発生していないのですが、既に199件の不具合発生となっています。製造からの年数も経っているモデルになっていますので、早めに点検・対策をしてもらいましょう。
 (62629)

BMWのリコール その2

届出者の氏名又は名称 ビー・エム・ダブリュー株式会社

不具合の部位(部品名)
エンジン(ブローバイヒーター)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
エンジンのブローバイガス還元装置において、ブローバイガスヒーターの成形加工が不適切なため、外装樹脂にクラックが発生するものがある。そのため、クラックに水分が浸入すると、クラックが拡大し樹脂内部にある電熱線ヒーターの回路が短絡して警告灯が点灯し、そのまま使用を続けると、ヒーターが異常発熱して外装が溶け、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置の内容
全車両、当該ブローバイガスヒーターを対策品に交換する。

11車種で発生して、製作期間の全体の範囲は、平成16年10月6日~平成17年10月26日で 9,853台となっています。火災や不具合の報告は無いのですが、すでに15年以上経過しているモデルですので、早めに対策をしてもらうのが良いでしょう。
 (62633)

④ホンダのリコール

届出者の氏名又は名称 本田技研工業株式会社

不具合の部位(部品名)
制動装置(電動パーキングブレーキアクチュエータ)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
電動パーキングブレーキにおいて、電動パーキングブレーキアクチュエータ内部ギヤ潤滑用のグリス塗布量及び当該グリス溜まり部容積の設定が不適切なため、登坂路での走行や停車を繰り返すと、溜まり部に溜まったグリスのオイル成分がモータ内部に侵入し、モータ内の摩耗粉と混ざり、導電性の異物が生成されることがある。そのため、そのままの状態で使用すると、異物がモータターミナルに付着し、モータ回路が短絡して、警告灯が点灯するとともに駐車ブレーキが作動しなくなる、または、解除できなくなるおそれがある。

改善措置の内容
全車両、左右電動パーキングブレーキアクチュエータを対策品と交換する。

製作期間の全体の範囲は、平成26年12月8日~平成30年12月14日で合計43,419台が対象です。N-BOX SLASHモデルのみで発生しています。事故は発生していないのですが、50件の不具合報告がありますので、早めに対策をしてもらうのが良いでしょう。
 (62840)

まとめ

毎月定期お届けとして、筆者はリコールの情報を発信しています。今回は、比較的製造年数の古いモデルでも発生しているという特徴があります。筆者が、特筆すべきと思うリコール情報を、これからも毎月定期お届けとして記事にして行きます。



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