2018年5月1日 更新

レクサスNXのマイナーチェンジは買いか?最大の進化のポイントは?

2014年にデビューしたレクサスNXが2017年9月に初のマイナーチェンジを行いました。 今までもマイナーチェンジの情報はお届けしていましたが、実際に試乗してみて一番進化を感じた部分についてレポートしたいと思います。

レクサスNXのマイナーチェンジは買いか?最大の進化のポイントは?
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レクサスNXのマイナーチェンジでの変更点は?

デビュー3年にして初のマイナーチェンジは、かなり気合の入ったものになっていました。

まずは内外装の質感の向上が挙げられますがエクステリアの変更点を見てみましょう。

以前にも内外装の変更点については記事にしているので、今回はコンパクトにまとめます。
詳細はレポートは以下の記事もご参照ください。

レクサスNXのエクステリアの変更点

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まずはフロントマスクのデザインが若干変わっています。

上記写真はF SPORTというスポーティグレードですが、フロントサイドに大きなエアインテークのようなパーツが付きました。
こちらはほぼ埋められているダミーですが、表情をよりアグレッシブにしています。

F SPORTにはオプションとなりますが、L字三眼ヘッドライトも、LEDユニットの小型化と共にハウジングの中のデザインも変更されました。

スピンドルグリルの周囲のメッキパーツもF SPORTではダーク塗装され、マイナーチェンジ前では1周していなかったのが、周囲を1周する形状にメッキパーツが変わりました。
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上記写真はベースグレードとなりますが、F SPORT以外のスピンドルグリルはこうした目の細かいフィン形状になりました。
レクサスRXにも似た上質な雰囲気になりました。

ベースグレードにはL字三眼ヘッドライトは装着不可ですが、ノーマルのヘッドライトもハイ・ローともにLED化され、オートマチックハイビームは標準装備。

三眼LEDにはアダプティブハイビームシステムも加わりました。
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今回のマイナーチェンジで、ウインカーが流れる「シーケンシャルターンシグナル」になりました。
ちなみに、ノーマルの単眼LEDでもウインカーは前後とも流れるタイプになります。
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リアの流れる距離がとても短いのが気になる方もいるみたいです。

ベースが同じトヨタのハリアーも、6月のマイナーチェンジで、フロントのみシーケンシャルターンシグナルになりました。

リアのコンビネーションランプも中央に向かって長くなり、ワイド感を演出。
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コンパクトになったL字三眼LEDは、目つきがシャープに見えますね。

レクサスNX、内装(インテリア)の変更点

内装の一番のトピックとしては、ナビ画面が7インチのものから10.3インチワイドディスプレイに変更になったことが大きいです。
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プレミアムカーとしては、7インチでは質感不足でした。
これでようやくライバルにも肩を並べられる内装質感になったと思います。

さらに細かいところでも、メッキパーツが増えたり、本アルミの内装パネルがオプションで用意されたりと、質感向上が図られています。
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レクサスNX、マイナーチェンジでの最大の進化は走りの質感!

2.0LターボのNX300の走りの進化は?

今回のレクサスNXのマイナーチェンジでの最大の進化は、ナビの大型化やシーケンシャルターンシグナルもさることながら、走りの動的質感の向上が一番のトピックではないかと思います。

私自身、マイナーチェンジ前のレクサスNX200tに乗っていましたので、マイナーチェンジ後の走りの質には驚きました。

まず、私が乗っていたのと同じ2.0Lターボモデルが呼称変更されたNX300に試乗してみましたが、アイドリングの時点から変わったことに気づきました。

それは、エンジンルームからの騒音振動がかなり静かになっているということ。
走り出してもその印象はそのままで、より排気量の大きな車に乗っているんじゃないか?と思えるくらい、静粛性が増しています。

マイナーチェンジ前では、低速時のトルク不足を感じていましたが、マイナーチェンジ後ではそうしたトルクの薄さを感じなくなっています。
出力特性やミッションとのマッチングを変えたのでしょうかね。

エンジンルームからの静粛性も高まっているおかげで、踏んでも静かなのも良いです。
ステアフィールもどっしりと重いものになっていますし、ボディ剛性から上がったような印象です。

それは走りの質感にも如実に現れており、荒れた舗装路やコーナーをきつく曲がってもフラットなドライブフィールを維持してくれます。

足回りも進化していて、マイナーチェンジ前ではバタついていたリアサスペンションも、ギャップを超えてもバタつかなくなっていて、さらにロードノイズなどの静粛性も高まっています。
これは「良い車になった感」が高まっていると思いました。
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NX300のFFではネガティブな部分も多少残る

ただ、残念なことに、マイナーチェンジ前から感じていた、2.0LモデルのFFでのトルクステアのような感覚は、完全には消えていませんでした。
大パワーFF車にはありがちですが、全開加速時などにステアリングが持っていかれるような感覚。
ハイブリッドモデルでは感じなかったので、これはもう少し改善してくると良いなと思いました。
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ハイブリッドのNX300hのマイナーチェンジでの走りの進化は?

一方で、ハイブリッドモデルのNX300hでは、ネガらしいネガはほとんどありませんでした。

もともと個人的に評価が高かったNX300hですが、今回のマイナーチェンジで静粛性がさらに進化して、リアサスペンションのバタつきもNX300同様に改善されているので、総じて良くなっています。

もともと静かなハイブリッドモデルですが、マイナーチェンジ前ではアクセルを開けると「ブェェェ」というアトキンソンサイクルエンジン特有の悲しいサウンドが結構聞こえていましたが、マイナーチェンジ後はそのサウンドも静粛性が高まった影響かあまり気にならない音質になっています。

もともと静かで不満も少なかったNX300hと比べると、NX300の静粛性の進化のほうが大きく感じますが、どちらも動的質感がとても高くなっているのが、今回のマイナーチェンジの収穫ではないでしょうか

前期型レクサスNXからマイナーチェンジした後期型レクサスNXに乗り換える人も多いみたいで、レクサスNXの人気の高さが伺えます。
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NX300hのネガは高い価格と、ハイブリッドシステムが最新ではないこと

とても評価の高いレクサスNX300hですが、一番のネックはその価格です。

一番安価なNX300hベースグレードでも504万円から、人気のF SPORTだとFFでも570万円となっています。

これは、上位車種のレクサスRX200tの同じFFのF SPORTが579万円なので、それとほぼ同じ価格。
ターボとハイブリッドという差はありますが、装備などの内容を考えると、NX300h
よりはRX200tを選びたくなるというものです。

そのあたりの詳しい考察は、私の個人ブログでも書いているのでよかったらどうぞ。
また、レクサスNX300hのネガとしては、ハイブリッドシステムTHS2が、プリウス以降の最新型ではないため、C-HRやプリウスのハイブリッドのモーターのトルク感には劣るということ。
また、プリウスの以降のTHS2だと、70km/h以上のスピードでもEV走行が可能なので、高速道でもEV走行が可能ですが、世代の古いNX300hのTHS2では、70km/h以上だとエンジンが回りっぱなしになり、EV走行はできません。

マイナーチェンジでのパワートレインの載せ替えは無いので、この辺りは仕方のないところですね。
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レクサスNXのマイナーチェンジは買いか?

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今回のレクサスNXのマイナーチェンジをした後期型は「買いか?」と聞かれたら、私ならば「前期型と比べたら間違いなく買い」とと答えます。

レクサスは値引きがありませんので、モデル末期になっても定価販売が継続されるため、買うならばフルモデルチェンジ直後やマイナーチェンジ直後のほうが、同じ価格でも価値が一番高いとも言えます。
初期不良などは見えないところでの改良を行っている場合もありますので、超初期ロットに並ぶには多少のリスクはありますが、それでも他のメーカーに比べたら、レクサスは初期不良などは少ないと思います。

また、マイナーチェンジの内容も、10.3インチナビ画面や、シーケンシャルターンシグナル、そして何より走りの質感の向上がありますので、予算が許すならばCPO(認定中古車)などよりは、マイナーチェンジした新型レクサスNXのほうをおすすめしたいですね。

ただ、レクサスNX300hなどは価格が非常に高価です。
先ほども述べたとおり、NX300h F SPORTでは、RX200t F SPORTと価格がほとんど変わりません。
個人的には、装備面や内装の作り込み、広さやステイタス性を考えれば、同じ価格帯ならばRXのほうをおすすめしたいですね。

ただ、レクサスRXはとても巨大で取り回しには苦労するので、サイズ面で折り合いがつかなければNXでも良いかと思います。
また、レクサスNX300hはレギュラーガソリン仕様なので、燃費も維持費も安いのは魅力です。
RX450hはハイオク仕様で燃費もそこまで良くないですから。

レクサスNXのマイナーチェンジ版を購入検討している方がいましたら、参考にしていただければ幸いです。

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