2018年7月9日 更新

原点回帰でシンプルに!スズキアルト徹底検証!

現在、軽自動車の売れ筋はトールワゴン。全国軽自動車協会連合会の調査によると、2018年6月の販売台数ランキングでは、 1位:ホンダ N-BOX 20,682台、2位:スズキ スペーシア 13,450台、3位:ダイハツ タント 11,147台、4位:ダイハツ ムーヴ 10,464台、5位:日産 デイズ 10,260台、6位:スズキ ワゴンR 9,500台、7位:ダイハツ ミラ 9,114台、8位:スズキ アルト 6,705台となっており、1位から6位までトールワゴンが占めています。トールワゴン全盛の今、あえてオーソドックスなハッチバックのスズキアルトを検証してみます。

原点回帰でシンプルに!スズキアルト徹底検証!

スズキアルトはどんなクルマ?

現行のアルトは、2014年12月に8代目として発売されました。どちらかというと女性的だった7代目に比べ、男性が乗っても違和感のない直線的なデザインが特徴で、どことなく初代アルトの雰囲気も感じ取ることができます。

また「原点回帰」がテーマという事で、初代アルトの特徴を意識したクルマ作りがなされています。低価格、軽量、シンプルさといった点が重要視されているように感じます。
アルト | スズキ (35533)

スズキアルトのグレード構成

商用グレード(4ナンバー登録)の「VP」、乗用モデルは下から「F」・「L」・「S」・「X」、スポーツモデルは「ターボRS」・「ワークス」と、全7グレードが設定されています。

全グレードでFFと4WDが選択でき、トランスミッションは、「VP」・「F」・「ワークス」には5速MTおよび5速AGSが(ただし「VP」の四輪駆動車にはMTは設定されない)、「ターボRS」には5速AGSのみが設定され、それ以外のグレードは全車CVTとなっています。
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AGSって何?

AGSとは「Auto Gear Shift(オートギアシフト)」の略で、スズキ独自のロボタイズドMTの事です。機構としてはまんまマニュアル車で、クラッチと変速の操作をクルマが自動でやってくれる仕組みです。

実際に運転してみると、制御の巧みさに驚きます。アクセルを踏んだままでも普通のAT車のようにシフトアップされますが、ここが大きなポイントです。

MT車でギアを変える際は、

① アクセルを離す
② クラッチを切る
③ ギアを入れる
④ クラッチを繋ぐ

と、4つの動作が必要ですが、スズキのAGSはこの辺のセッティングが実に巧みです。加速中の変速でもショックを感じさせません。アクセルを踏んでいても緩やかにスロットルオフの制御が入り、体が前につんのめる事はありません。
スズキの次世代テクノロジー オートギヤシフト | スズキ (35535)

スズキアルトの燃費性能

とにかく軽いクルマなので、特段何もしなくても燃費は良かったと思いますが、乗用モデルのCVT車にはエネチャージが搭載され、FF車で37.0km/l、4WD車は33.2km/lという驚異の燃費性能をたたき出しています。

マイルドハイブリッドのSエネチャージは今のところ搭載されていません。おそらく値段と重量を抑えるためだと思われます。モーターアシストがなくても、軽量なボディのおかげで素晴らしい燃費性能を誇っているため、あえて搭載する必要がないのかも知れませんね。
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スズキアルトの価格

乗用グレードだと、847,800円~1,245,240円となっています。トールワゴンと比べると明らかに安いですね。初代アルトのように47万円とは行きませんが、普段使いのクルマとしては魅力的な価格設定です。
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スズキアルトを実際に運転してみると…

乗ってみたのは両極端ですが、商用モデルのVPとスポーツモデルのワークス。どちらもAGSでした。
まず車内空間ですが、思ったよりも圧迫感がありません。頭上にも余裕があり、足元も広々としています。しかし、ダッシュボードや各ウインドウの下端がすこし高めになっており、車庫入れの際に死角が多いのが気になりました。シートはヘッドレスト一体型になっており、これもバック時の後方視界を妨げる一因になっています。

次にAGSについてです。アクセルを踏んだままでもシフトアップされますが、「この辺でシフトアップしたいな」という所でアクセルを緩めてもシフトアップされます。まるで人とクルマの二人羽織でMT車を運転しているような感覚です。しかし、上り坂などはアクセルを離してもシフトアップされない事があり、ギクシャクしてしまうことが多々ありました。その際はマニュアルモードにし、自分で変速した方が良さそうです。

一方、ワークスのAGSは変速時間が明らかに短くなっており、スポーツ走行を妨げない味付けです。変速のためにアクセルを離すとブローオフバルブの音が鳴り響き、クルマ好きならワクワクすること請け合いです。
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スズキアルトの収納・ラゲッジスペース

トールワゴンにはどうしても劣りますが、必要最低限の収納スペースは備えています。オーディオとシフトレバーの間にはスマホを横向きにして入れておけるスペースがあり、ドリンクホルダーは前2後2の計4つ。助手席シートの後ろにはカバンや買い物袋をかけておけるフックが付いています。

ラゲッジスペースは、後部座席を広くした分狭くなってしまっていますが、普段の買い物や通勤程度なら十分に使えます。
アルト | スズキ (35539)

まとめ スズキアルトはどんな人にオススメ?

正直な所、このクルマで長距離ドライブはちょっとしんどいです。燃費向上のため徹底した軽量化がされており、乗用グレードの車重は610kg~700kgとなっています。確かに燃費は良くなっていますが、軽い車重と細いタイヤのため、路面の傾きで進行方向が微妙に変わり、常に修正舵を当てる必要があります。横風にも煽られやすいですし、振動も多めです。

このクルマは、通勤用としてのセカンドカーや、奥さんのお買い物・送り迎え用としてならぴったりだと思います。車体も安いですし、タイヤも145/80R13なので激安です。燃費も良いので、ランニングコストはぐっと低く抑えることができます。

足し算ばかりの軽自動車の中で、原点に立ち返りシンプルさを極めたスズキアルト。セカンドカーをお探しの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょう。
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