2018年11月22日 更新

スバルで最も売れているクルマ「新型フォレスター」をご紹介します!

5代目フォレスターとして2018年7月19日から販売を開始しました。当初は2.5LNAエンジンの3グレード構成でのスタートでしたが、同年9月14日にハイブリッド仕様のe-BOXERが登場し、現在は4グレード構成でラインアップされています。 2種類のユニットで提案されている新型フォレスター。それぞれに上下関係はないとされていますが結局どちらを選べばいいのか?試乗をした上で分析をしてみたいと思います。

スバルで最も売れているクルマ「新型フォレスター」をご紹介します!

フォレスター 2.5LNAの概要

諸元表 : スペック | 新型フォレスター | SUBARU (51025)

さっそく2.5LNAエンジンから見ていきたいと思います。
インプレッサから順次採用されている新プラットフォーム「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」をフォレスターも採用しています。

従来の2.0Lエンジンから排気量がアップしたことにより、良い意味でフォレスターの立ち位置が変化しています。

XVとの差別化も意識していると思いますが、ワゴンとSUVのクロスオーバーと言えるレガシィ アウトバックとも十分に差別化は図られているので、スバル車の中では唯一無二のSUVとしての立ち位置を確立しています。

グレードはスタンダードモデルの「Touring」、快適性と質感を重視した「Premium」、そして最もフォレスターの系譜を受け継いだアクティブ路線の「X-BREAK」の3グレードで構成されています。

価格は税込み2,808,000円~3,024,000円です。

2.5LNAモデルで特筆したいのは、車両重量が1520キロ~1530キロで収めている点です。
2.5LクラスのフルタイムAWDで1500キロ台のSUVはそうはないと思います。新開発の「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」の実力が伺えます。SUVとしての運動性能はかなりのものでしょう。

2.5LNAエンジン

2.5L 直噴エンジン搭載モデル : ドライビング | 新型フォレスター | SUBARU (51030)

それでは駆動ユニットを見ていきたいと思います。
エンジンは水平対向4気筒2.5L直噴自然吸気エンジンを搭載し、駆動方式はスバル自慢のシンメトリカルAWD(方式)です。フォレスターは「アクティブトルクスプリットAWD」方式で、これは前60:後40のトルク配分を基本としたFF寄りのセッティングで、誰にでも扱いやすい安定性重視のAWDと言えます。

悪路走破性に優れた「X-MODE」も進化を果たして継続採用されています。

トランスミッションはリニアトロニックCVT(チェーン式無段変速機)で、マニュアルモードでは従来の6速から7速へと進化しています。

【エンジンスペック】
排気量:2498㏄
最高出力:136kw(184ps)/5800rpm 
最大トルク:239Nm(24.4kgf・m)/4400rpm

試乗をさせてもらいました。
先代よりも500㏄排気量が上がっているため低速トルクが増し、低回転域でもゆとりのある加速が実現できています。無段変速なので変速ショックもなく、スムーズな加速を望む方には好まれると思います。

最も新型フォレスターの実力を感じたのは交差点での右左折の場面でした。少々速度が出ていても思い通りのラインををトレースしてくれます。ボディのたわみも一切感じることなく「スッ」と曲がります。試乗は街中でしたのでワインディングは試せなかったのですが、峠道においてその真価を感じることができそうです。

フォレスター e-BOXERの概要

詳細 : グレード・価格 | 新型フォレスター | SUBARU (51084)

続いてe-BOXERを見てみましょう。
e-BOXERとは1つのモーターがエンジンをサポートする「マイルドハイブリッド」と言われるハイブリッド仕様です。グレードは「Advance」1グレードのみのラインアップで価格は税込み3,099,600円です。

駆動方式や基本的なシステム、トランスミッションはNAモデルと共通ですが、エンジンが異なります。
NAモデルのエンジンは2.5Lなのに対してe-BOXERは2.0Lとなっています。「両モデルに上下関係はない」という理由はここだと思います。

しかし大きく差別化されている装備が一つ存在します。
予防安全(先進機能) : アイサイト・安全 | 新型フォレスター | SUBARU (51087)

それが「ドライバーモニタリングシステム」です。これは車内マルチファンクションディスプレイ上部のインパネに専用カメラが設置されており、ドライバーの顔を認識します。

走行中に一定時間以上目を閉じていたり、顔の向きを前方から大きく外したりするなど、ドライバーに眠気や不注意があるとシステムが判断した場合は警報音や警告表示で注意を促してくれる先進機能です。

また、同様の顔認証システムを活用してシートポジションなどの個人設定を最大5人分まで登録することが可能です。

内装装備で一番の差別化であり、e-BOXERと並ぶAdvance最大の「ウリ」と言えます。

2.0LNAエンジン+e-BOXER

ドライビング:シンメトリカルAWD | ドライビング | テクノロジー | SUBARUのクルマづくり | SUBARU (51108)

駆動ユニットを見ていきます。
エンジンは水平対向4気筒2.0L直噴自然吸気エンジンで、それをモーターが補助するという仕組みです。

e-BOXERは118ボルト電圧のリチウムイオンバッテリーを車両後方下に搭載し、リニアトロニックに内蔵されているモーターを駆動。そしてエンジンにはアイドリングストップからの復帰にのみ使われる「ISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)」がついており、これを専用12ボルト鉛バッテリーで駆動するというユニークなシステムです。

エンジンルームを見ると鉛バッテリーが2個搭載されているのですが、1つは従来の電装品用のバッテリーでもう1つがISG用のバッテリーです。

このe-BOXERもシンメトリカルAWDに組み込まれていますので、駆動方式はもちろん常時AWDです。システムもNAモデルと同様の「アクティブトルクスプリットAWD」方式で「X-MODE」も搭載されています。

【エンジンスペック】
排気量:1,995cc㏄
最高出力:107kw(145ps)/6000rpm 
最大トルク:188Nm(19.2kgf・m)/4000rpm

【モータースペック】
最高出力:10kw(13.6PS)
最大トルク:65Nm(6.6kgf・m)

こちらもNAモデルの直後に試乗をしました。NAモデルが「軽快」ならばe-BOXERは「重厚」と言える乗り味です。
e-BOXERは車両重量がNAモデルと比べて100キロ重いのですが、ユニット自体が低重心化へ貢献できています。そのため出だしこそNAモデルの方が軽快なのですが、走行で伝わる振動はe-BOXERの方がより抑え込まれている印象でした。

低速トルクの不足は特に感じませんでした。重量は2.0Lモデルとしては平均的であることと、モーター付きリニアトロニックとエンジンとの相性が良いのでしょう。思ったよりスムーズです。

しかし巡行中のモーターアシストは正直感じませんでした。確実に実感できるのは出だしと減速から停止までです。特に減速から停止はエンジン音が無くなりますので車内はほぼ無音に。ボディ剛性の高さと静粛性の高さをより感じることでしょう。

アイドリングストップからの復帰はとても自然です。従来のスバル車はアイドル復帰の際の振動は他社よりも大きい傾向にあったのですが、ISGの効果は確実に感じました。

乗り心地も振動がより抑えらているe-BOXERの方が好印象でした。

まとめ

「結局どっちが買いなの?」ということで意見をまとめます。

・高速道路や長距離ドライブ、ワインディング走行が多い方には2.5NA
・街乗りメインで小さなお子様やお年寄りを乗せる機会が多い方にはe-BOXER

というのが私の結論です。やはり長距離ドライブやワインディングにおいて「軽快」というのは大きなメリットです。e-BOXERのモータースペックが少々地味ですので、峠道などでどこまでアシストできるのかが不透明な点も理由の一つです。特に郊外や高速道路では巡行さえしてしまえばモーターアシストは必要ありません。

対して街中ではe-BOXERの良さが光ります。街中は加減速を繰り返すので微細な振動が気になるのですが、e-BOXERは見事に抑え込んでいます。さらに乗り心地も良いのでお子様は酔いづらく、お年寄りはより安心してお乗りいただけるでしょう。

ターボモデルや6速MTの廃止など従来とは大きな変化を感じる新型フォレスター。
しかしこうして分析してみると時代に沿ったニーズに応えようとしている姿勢を感じることができます。今後の発展・熟成に期待したいと思います。
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