2018年9月10日 更新

トヨタの本気!カローラ・スポーツ!

新型クラウンと同時に登場したカローラ・スポーツ。オーリスは消えてあえてカローラにCセグメントハッチバックを継がせたのです。その狙いは?!

トヨタの本気!カローラ・スポーツ!

カローラ・スポーツ登場

カローラ・スポーツ

カローラ・スポーツ

トヨタがジュネーブショーにて新型オーリスを披露したのですが、何と日本では「オーリス」という車名が消滅して、「カローラスポーツ」という車名で発売されることになりました。

「オーリス」はもともとヨーロッパにおけるトヨタの戦略小型ハッチバックモデルであり、ワーゲン・ゴルフ、プジョー308、ボルボV40などをライバルとしていました。いわゆる「Cセグメントハッチバック」ということで、日本ではあまり人気のないカテゴリーですが、ヨーロッパ市場では根強い人気があるのです。

日本でもオーリスは見込み生産から受注生産に切り替えられ、とうとう3月上旬頃には生産中止になっていました。つまり、次期型の登場はないのではと予想されていたのです。そしてその予想通り、2018年6月、オーリス改めカローラスポーツということで発売となったのです。

発表はクラウンと同日でした。「カローラ」という車名に切り替えたのは、カローラブランドにした方がネームバリューがあるので売れるだろう、という事だったのでしょうか?ただ単にそうではないと思います。カローラは、かつて国内新車販売ランキングで1位の座の常連であり、まさに国内販売の屋台骨でした。トヨタに非常に力を入れていたと思いますが、セダンモデル「カローラアクシオ」の購入層の平均年齢は既に70歳代、ワゴン「カローラ・フィールダー」でも60歳代となっているそうで、おそらくトヨタとしては、このカローラ・スポーツの販売を通じて、カローラの顧客層を若返らせたいという狙いがあったのではないでしょうか。

ちなみになお「カローラ」の名がついて、カローラ店で販売するCセグメントハッチバックは、カローラ・ランクス以来です(何と11年8か月ぶり)。つまり、2代目オーリスとカローラスポーツは販売店も異なっているのです。

カローラ・スポーツの概要

カローラ・スポーツ

カローラ・スポーツ

さて、デビュー自体はクラウンの影にやや隠れてしまった感はありますが、実際に乗ってみれば、かなりいいクルマという評判です。来年には走りの「GT」も発売されると予想されています。

カローラ・スポーツは、トヨタの新世代プラットフォームである「TNGA」をベースにした第3弾モデルとなっています。第1弾がプリウス、C-HR続き進化させてきた「TNGA」(Toyota New Global Architecture)のGA-Cプラットフォームを採用しており、エンジン搭載位置、ヒップポイントを低くすることで敏捷性も向上したとされています。

プリウスより60mm短いホイールベースはC-HRと同サイズの2640mm。基本的にはC-HRとフロア、パワートレーンは共通で開発を進めたそうです。しかし、ねじり剛性は10%向上、ステア回りの剛性も向上、新開発のショックアブソーバー採用、可変ダンパー「AVS」などの採用で、先行したプリウス、C-HRよりシャシー性能は進化させています。

このカローラ・スポーツは、カローラとして12世代目もモデルということになります。国内向けカローラにとって縛りとなっていた「5ナンバー制約」からは完全に解放され、世界のCセグメント車の標準的な全幅(1790mm)となっています。

ちなみに、競合車種となるマツダ・アクセラは全幅1795mm、スバル・インプレッサは1775mmです。ただ、カローラ・スポーツはの全長はアクセラやインプレッサよりやや短く、Cセグメントハッチバックとしては比較的コンパクトな車体となっています。

エンジンやミッション

メカ

メカ

カローラ・スポーツに搭載されるエンジンは、プリウスやC-HRと同じ1.8Lハイブリッド(FF)、C-HRと同じ1.2Lターボの2種類です。1.2Lターボの場合はFFと4WDがあり、特にFFモデルでは6MTもあるのが大きな特徴です。先代オーリスに搭載されていた1.5L1NZ-FE、1.8L2ZR-FAE型は廃止されています。

1.2Lターボは先代オーリスにも搭載されていましたが、プレミアムガソリン指定だったのがレギュラーガソリン対応に変わっています。

ハイブリッド車のエンジンは形式名こそオーリス用と共通ですが、実際には4代目プリウスに搭載された大幅改良版になっています。変その結果、実用燃費は向上し、「平成30年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定も取得しています。

1.2Lターボ車に新設定された6速MTは、「iMT」(インテリジェントマニュアルトランスミッション」と呼ばれ、ドライブモードをSPORTモードにすると、走行中の滑らかな変速をアシストしてくれます。これはドライバーのクラッチ、シフト操作にあわせて、コンピューターが最適なエンジン回転数になるよう制御をする機能です。

ちなみにハイブリッド車に4WDがないのは、プリウスほどのリアスペースが確保できないからで、後部衝突安全性を考慮すると4WD化が困難だとされているようです。従って、セダンタイプが出てきたら、それが可能になるのかもしれません。

車体の特徴

安全機能

安全機能

カローラ・スポーツでは、前後重量配分を最適化するためアルミボンネットフードが採用され、エンジンやバッテリーの搭載位置もフロントアクスル上になっています。

リヤサスペンションは、全てのグレードでダブルウィッシュボーン式サスペンションに統一されています。先代オーリスでは下位グレードはトーションビーム式サスペンションでした。

トヨタブランドの前輪駆動車としては国内初採用となっているのが「AVS」です。「HYBRID G“Z”」「G“Z”」にメーカーオプションとして設定されているのですが、路面や走行状況に応じて4輪それぞれの減衰力を瞬時に切り替える機能です。

予防安全技術にもぬかりはありません。第2世代型の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は全車に標準装備されています。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた方式を採用した「プリクラッシュセーフティ」は、歩行者検知(昼間、夜間)、自転車運転者検知(昼間)機能を付加した最新式です。

レーントレーシングアシスト「LTA」は、レーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する機能です。更には、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示するロードサインアシストRSA」、全車速追従機能付の「レーダークルーズコントロール」、オートマチックハイビーム「AHB」も含まれます。

1.2LターボのCVT車、ハイブリッド車のメーカーオプションで設定されているのが、インテリジェントクリアランスソナーで、左右後方から接近する車両を検知し、衝突被害の軽減に寄与するリヤクロストラフィックオートブレーキ、パーキングサポートブレーキ、ブラインドスポットモニターなどの機能があります。

インテリア、車内

車内

車内



インテリアは従来のカローラよりもかなりグレードアップしています。上質感のあるソフトパッド加飾のダッシュボードを採用し、メーター内に7.0インチか4.2インチの多機能カラーディスプレイが備わります。専用通信機も全車に標準装備となっており、販売店オプションの純正ナビを装着すれば、T-Connectの各機能を利用できます。

居住性ですが、リヤシート高は570mm、 後席ニースペースは約140mm、頭上スペースは約60mmということで、デザイン性と居住性がうまつ両立しています。フロントシート高も530mm〜560mmあり、形状は肩のサイドサポートが強調されたスポーティなシートになっています。最上級グレードなら、更にホールド性の高いシートが標準装備となります。

荷室フロアは手前の方が幅が広くなっており、かつ最大幅も約1400mmと充分です。トノカバーからフロアまでの荷室高も約470mmあって実用レベルは高いと思います。後席は6対4分割可倒式、シートバックを倒すとフロアとの隙間がトリムで覆われるようになっているのも細かい配慮だと思います。

生まれ変わるカローラシリーズ

ツーリングスポーツ

ツーリングスポーツ

カローラ・アクシオ(セダン)は来年登場する予定ですが、このカローラ・スポーツと同じプラットフォームを利用します。従って、カローラセダンとしては初めて3ナンバーのボディとなるはずです。そうなると、今までのカローラシリーズとは随分とイメージが変ってくることになりますね。

カローラ・スポーツのワゴンモデルとなる「カローラ・ツーリングスポーツ」は既に写真があります。「トヨタモーター・ヨーロッパ」(トヨタの欧州現地法人)は10月4日から開催される「パリモーターショー2018」で「カローラ・ツーリングスポーツ」を公開すると発表しています。

いよいよカローラも国内外共通の狙いになっていくわけです。
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