どんなクルマ?
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3代目スズキエスクードは、2005年5月にデビューしました。
1988年にコンパクトSUVの先駆けとしてデビューして以来、お手軽ながらも本格的な4WDシステムを搭載しています。
FRベースレイアウトやローレンジはもちろん、ビルトインラダーフレーム構造やLSD付きセンターデフ方式4WD、4輪独立サスペンションを装備していました。
搭載されるエンジンはモデルチェンジにより様々に変わり、1.6L、2.0L、2.4L、2.7L、3.2Lと5種類ものエンジンがありましたが、2010年4月のマイナーチェンジ以降は2.4L4気筒エンジンのみのラインアップとなっています。
かつてのエスクードと同様、ヘリーハンセンやオニール、サロモンなど、アウトドアブランドとのコラボレーショングレードが多かったのも特徴です。
現行の4代目エスクードに代替わりするまで、実に12年近くも販売されていました。
1988年にコンパクトSUVの先駆けとしてデビューして以来、お手軽ながらも本格的な4WDシステムを搭載しています。
FRベースレイアウトやローレンジはもちろん、ビルトインラダーフレーム構造やLSD付きセンターデフ方式4WD、4輪独立サスペンションを装備していました。
搭載されるエンジンはモデルチェンジにより様々に変わり、1.6L、2.0L、2.4L、2.7L、3.2Lと5種類ものエンジンがありましたが、2010年4月のマイナーチェンジ以降は2.4L4気筒エンジンのみのラインアップとなっています。
かつてのエスクードと同様、ヘリーハンセンやオニール、サロモンなど、アウトドアブランドとのコラボレーショングレードが多かったのも特徴です。
現行の4代目エスクードに代替わりするまで、実に12年近くも販売されていました。
3代目スズキエスクードのここがイイ!!
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乗用車感覚の乗り心地
スペックだけ見ると本格派SUVというか、昔の言葉を使ってライトクロカンと言いたくなる所ですが、乗り心地はいたって乗用車ライクです。
ソリッドアクスルなどのガチンコオフロード仕様の足回りではなく、4輪独立サスペンションのおかげかと思います。
ラフな加減速をして大きなピッチングが発生したとき、ああそう言えばSUVに乗っているんだった、と思い出すくらい自然な乗り味です。
タイヤとボディが離れているのでもともとロードノイズは少ないですが、マイナーチェンジでさらなる防音対策が施され、後期型はロングツーリングも楽々こなせます。
ソリッドアクスルなどのガチンコオフロード仕様の足回りではなく、4輪独立サスペンションのおかげかと思います。
ラフな加減速をして大きなピッチングが発生したとき、ああそう言えばSUVに乗っているんだった、と思い出すくらい自然な乗り味です。
タイヤとボディが離れているのでもともとロードノイズは少ないですが、マイナーチェンジでさらなる防音対策が施され、後期型はロングツーリングも楽々こなせます。
抜群の悪路走破性
最近のSUVはもはや4WDですらない車種もありますが、3代目エスクードは真逆です。
ローレンジ付きのロック機構付きフルタイム4WDシステムのおかげで、タイヤが浮いてしまうくらいの凹凸のある悪路でもタイヤを空転させず脱出できますし、ヒルディセントコントロールのおかげで滑りやすい下り坂も安全に下ることができます。
渓流釣りなどで山に入る人や、ウインタースポーツが好きな人にはうってつけのクルマです。
ローレンジ付きのロック機構付きフルタイム4WDシステムのおかげで、タイヤが浮いてしまうくらいの凹凸のある悪路でもタイヤを空転させず脱出できますし、ヒルディセントコントロールのおかげで滑りやすい下り坂も安全に下ることができます。
渓流釣りなどで山に入る人や、ウインタースポーツが好きな人にはうってつけのクルマです。
シンプルなデザイン
3代目エスクードは、前期型は特にクリーン&クリスプなエクステリアデザインでした。
あまりボディの凹凸があると、林道を走る時にボディの感覚が掴みにくいだけでなく、木などの障害物にひっかけてしまう可能性があります。
シンプルなエクステリアデザインは、おそらくこの辺りも考慮していたのでしょう。
インテリアもシンプルかつ機能的で、全てのボタンやダイヤルは最低限の数で、かつ大きめに作られています。
冬場に手袋をしたまま運転する際、この設計の有難みを感じることができます。
あまりボディの凹凸があると、林道を走る時にボディの感覚が掴みにくいだけでなく、木などの障害物にひっかけてしまう可能性があります。
シンプルなエクステリアデザインは、おそらくこの辺りも考慮していたのでしょう。
インテリアもシンプルかつ機能的で、全てのボタンやダイヤルは最低限の数で、かつ大きめに作られています。
冬場に手袋をしたまま運転する際、この設計の有難みを感じることができます。
3代目スズキエスクードのここはそうでもない…
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内装のチープ感
シンプルなのはいいのですが、少し安っぽすぎるのが気になります。
ダッシュボードやインパネは、当時のスイフトそのまんまな印象を受けます。
しかし、新車価格が200万円台前半だったのを考えると仕方のない所かもしれません。
ダッシュボードやインパネは、当時のスイフトそのまんまな印象を受けます。
しかし、新車価格が200万円台前半だったのを考えると仕方のない所かもしれません。
リアシートの居住性
クルージング性能は悪くないのですが、リアシートの居住性が悪いのが残念です。
シート自体もあまりコストがかけられていませんが、何より全席との間隔が狭く、圧迫感を覚えます。
荷室をもう少し犠牲にしてでも、リアシートの居住性を上げればよかったのに…と思いました。
シート自体もあまりコストがかけられていませんが、何より全席との間隔が狭く、圧迫感を覚えます。
荷室をもう少し犠牲にしてでも、リアシートの居住性を上げればよかったのに…と思いました。
リセールバリューの低さ
安いクルマだったので仕方のない事かもしれませんが、リセールバリューはとにかく低いです。外車かと思う位値落ちが激しいクルマです。
そのため、一度買ったら途中で手放そうとせず、徹底的に乗りつぶす方が良いかも知れません。
ただ、リセールバリューが低いおかげで安い中古車を探せるのですが…
そのため、一度買ったら途中で手放そうとせず、徹底的に乗りつぶす方が良いかも知れません。
ただ、リセールバリューが低いおかげで安い中古車を探せるのですが…
まとめ
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3代目スズキエスクードは、初代の面影を残した2代目から大きくイメージを変え、野暮ったさを完全に捨て去った本格派SUVでした。
都会でも溶け込めるデザインですが、そのスタイリッシュなボディの下には本格的な4WDシステムが備わっており、どんなシチュエーションでも安心して走行できるクルマです。
12年も売られていたためか中古市場のタマ数は豊富で、かつお手頃価格の個体がたくさん見つかります。
100万円の予算があれば、MC前の前期型の走行3万キロ以下の個体が狙えます。2.0Lモデルでもそこまでのパワー不足は感じないので、特別なこだわりが無ければ2.0Lで十分でしょう。
2.7Lや3.2LのV6エンジン搭載車は一クラス上の動力性能を持ちますが、市街地では持て余し気味になる上燃費もよくありません。実燃費は6~7km/lで、レギュラーガソリン仕様とはいえお財布に響きます。
3代目スズキエスクードは、最近の軟弱なSUVに辟易しているベテランの方はもちろん、本格的なSUVでアウトドアを楽しみたいと思っている方にもオススメできます。
このクルマに乗って、たまには舗装されていない道を走ってみるのも面白いですよ!
都会でも溶け込めるデザインですが、そのスタイリッシュなボディの下には本格的な4WDシステムが備わっており、どんなシチュエーションでも安心して走行できるクルマです。
12年も売られていたためか中古市場のタマ数は豊富で、かつお手頃価格の個体がたくさん見つかります。
100万円の予算があれば、MC前の前期型の走行3万キロ以下の個体が狙えます。2.0Lモデルでもそこまでのパワー不足は感じないので、特別なこだわりが無ければ2.0Lで十分でしょう。
2.7Lや3.2LのV6エンジン搭載車は一クラス上の動力性能を持ちますが、市街地では持て余し気味になる上燃費もよくありません。実燃費は6~7km/lで、レギュラーガソリン仕様とはいえお財布に響きます。
3代目スズキエスクードは、最近の軟弱なSUVに辟易しているベテランの方はもちろん、本格的なSUVでアウトドアを楽しみたいと思っている方にもオススメできます。
このクルマに乗って、たまには舗装されていない道を走ってみるのも面白いですよ!
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