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ルノーの正式発表では、今回のこの「Symbioz Concept」は、家と車両が統合されて一緒に働いていくというコンセプトが第一に掲げられています。自律性・電気式で且つ車両が家・都市・旅行先等でシンクロしてしかもインフラとも融合することで機能するモデルとなっているようです。ということは車両のみの進化では意味がなく、社会全体が電気自動車を受け入れていき、それにあわせた住宅・都市計画・その他がシンクロしていくことが重要であるとも考えます。ですから仮に車両のみが完成しても、真実の完成にはならず全てが完成してのこのSymbioz Conceptが成立するといえるでしょう!
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エクステリアデザインは?
エクステリアデザイン自体は、比較的近い将来に可能であるかのようなデザインであると考えます。ルーフ部分が非常に開放的なことがヨーロッパ車の中でもひときわ目立っている部分ではないでしょうか?後は、比較的継ぎ目の少ない一体的なデザインも最近の傾向と感じます。そしてやはり目立つのはホイール関連、大径ホイールに非常に扁平のタイヤという印象が伺えます。
フロント部分写真を見ると非常に低姿勢なデザインであることがわかります。フロントバンパーも一体に見えて非常にスッキリした印象を持ちます。
リア部分だけ見ると一瞬、スポーツカーのようなデザインと筆者は感じます。低姿勢(フォルム)・低重心のとにかく早く走るんだろうなとさえ感じます。
前後のドアが観音開きになっていて非常に開放的な感じをうかがわせます。前後の扉にピラーがないことが特にこの開放感を際ださせているとも考えます。そして扉自体がほぼ90度開くという点も今までの車には余り見かけなかった部分ではないでしょうか?
やはり1番特徴的なのはルーフ部分!エクステリアとしてもインテリアとしても非常に開放的(開放的過ぎるくらい)、そしてルーフがオープンできることによる開放的な空間と車内居住となっているように感じます。特にルーフを支える支柱だけで剛性が取れていることが筆者としてはビックリでもあります。
インテリアはどうでしょうか?
インパネ部分は、非常にすっきしたデザインの中に未来性を感じさせる印象が有ります。特に自動運転に関してはルノーとしても必須でこれをきちんと具現化していかないとならないと感じているようです。これが、最初に記載した自律と言うことに成ります。バーチャルな領域へと進化させて車両が自律して自動運転するという構成となっているようです。ステアリングが下に下がることでドライバーへのスペース的なストレスを減少させることが出来るというところまで踏み込んでいると感じます。
シートアレンジは、多彩になっておりくるっと反転してまるでビジネスカーならその場で会議も可能で、家族ならばキャンプやピクニックでも行くかのような感じに仕上がっております。又、実際のところドライバーも含めチャットや音楽ストリーミング等が楽しめるようにも成っております。
パワートレーン関連!
細かい緒元等が発表されていないので現段階では、公表された内容のみになりますが、まずこのSymbioz Conceptは、後輪駆動とのことです。この後輪のアクスル部分に2つのモーターが付いており、床下にバッテリーを装備しているとのことです。下記の図面を見る限りでは、フロント部分にもモーターやエンジンのような構造が見えているので、化石燃料を使用したエンジンではないと筆者は考えますが、何かしらのシステムを電気で稼動するもしくは蓄電するためのシステムが組み込まれていると考えます。
ルノーとしては、2023年までにはデモビークルを完成させて顧客が近い将来に生産車を乗り始めることが出来るように提案することを示しています。それも「EASY DRIVE」という名称で展開していくことも発表しておりますので、ルノーの販売拠点では色々なインフラの整備や建設会社等のタイアップ等も含めて進行していくと筆者は考えます。少し遠い未来のようにも見えますが実は2030年近くなる頃には、電気自動車+αのαが沢山付いてくる時代になっていることと筆者は思いました!
最後に、タイヤであってタイヤでないホイールであってホイールでないというのも非常に興味をそそられます
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