ユーザーが実際に所有しているモデルを評価
2017年の日本自動車商品魅力度(APEAL)調査SMは、2017年5月から6月にかけて実施され、新車購入後2~9ヶ月経過したユーザー22,924人から回答を得、調査対象の車両は全16ブランド、108モデルであり、有効サンプル数が100サンプル以上のブランドおよびモデルをランキング対象としています。
最も向上したのはナビ&エンターテーメントおよび運転性能
今年で7回目の実施となる本調査では、自動車の「外装」、「内装」、「収納とスペース」、「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム(ACEN)」、「シート」、「空調」、「運転性能」、「エンジン/トランスミッション」、「視認性と運転安全性」、「燃費」の10カテゴリー、77項目について、ユーザーが実際に所有しているモデルを評価しています。そして、商品魅力度を示す総合APEALスコアは1,000ポイント満点で表されます。
それによると、2017年の業界平均の総合APEALスコアは、前年よりも9ポイント上昇し637ポイントとなりました。また、カテゴリーごとのスコアをみると、前年と比較し最も向上したのは「ACEN(608ポイント)」および「運転性能(646ポイント)」であり、ともに12ポイント向上。次いで「空調(619ポイント)」および「視認性と運転安全性(643ポイント)」が11ポイント向上。「燃費(631ポイント)」は他のカテゴリーと比較してスコアの向上幅が1ポイントと小さいが、ポイントが大きく低下した前年からは下げ止まっています。
そして、本年の調査結果より、車両一台当たりの安全装備や先進技術の平均搭載数が前年の1.9個から本年は2.4個へと、対前年比で26%増加したことがわかりました。
それによると、2017年の業界平均の総合APEALスコアは、前年よりも9ポイント上昇し637ポイントとなりました。また、カテゴリーごとのスコアをみると、前年と比較し最も向上したのは「ACEN(608ポイント)」および「運転性能(646ポイント)」であり、ともに12ポイント向上。次いで「空調(619ポイント)」および「視認性と運転安全性(643ポイント)」が11ポイント向上。「燃費(631ポイント)」は他のカテゴリーと比較してスコアの向上幅が1ポイントと小さいが、ポイントが大きく低下した前年からは下げ止まっています。
そして、本年の調査結果より、車両一台当たりの安全装備や先進技術の平均搭載数が前年の1.9個から本年は2.4個へと、対前年比で26%増加したことがわかりました。
2017年ランキングのハイライト
ブランドランキングでは、レクサスが総合APEALスコア747ポイントで第1位となり、第2位はメルセデス・ベンツ(720ポイント)、第3位はアウディ(714ポイント)、4位はBMWおよびボルボ(705ポイント)でした。
セグメント別の主な調査結果
軽自動車セグメント
via www.daihatsu.com
1位:ダイハツ ウェイク
2位:スズキ ワゴンR
3位:ダイハツ ムーヴキャンバス
大幅な向上がみられたカテゴリーは「内装および運転性能」の14ポイント、「収納とスペース」および「ACEN」の13ポイントであり、「燃費」のスコアが前年と比較し9ポイント増加しています。
2位:スズキ ワゴンR
3位:ダイハツ ムーヴキャンバス
大幅な向上がみられたカテゴリーは「内装および運転性能」の14ポイント、「収納とスペース」および「ACEN」の13ポイントであり、「燃費」のスコアが前年と比較し9ポイント増加しています。
コンパクトセグメント
1位:マツダ デミオ
2位:トヨタ アクア
3位:日産 ノート
前年と比較して「燃費」が9ポイント低下しましたが、燃費以外のカテゴリーは向上。最も向上した(対前年比+13ポイント)カテゴリーは「収納とスペース」でした。
2位:トヨタ アクア
3位:日産 ノート
前年と比較して「燃費」が9ポイント低下しましたが、燃費以外のカテゴリーは向上。最も向上した(対前年比+13ポイント)カテゴリーは「収納とスペース」でした。
ミッドサイズセグメント
1位:マツダ CX-5
2位:MINI
3位:スバル インプレッサ
前年から最も向上したのは「空調(対前年+11ポイント)」でした。
2位:MINI
3位:スバル インプレッサ
前年から最も向上したのは「空調(対前年+11ポイント)」でした。
ラージセグメント
(ランキング対象モデルの市場占有率が不十分なため、セグメントランキング公表対象外)
カテゴリー別スコアでは「燃費」が大きく低下し、「エンジン/トランスミッション」も4ポイント低下した一方で、「視認性」と「運転安全性」は対前年比で3ポイント向上でした。
カテゴリー別スコアでは「燃費」が大きく低下し、「エンジン/トランスミッション」も4ポイント低下した一方で、「視認性」と「運転安全性」は対前年比で3ポイント向上でした。
ミニバンセグメント
1位:トヨタ アルファード
2位:トヨタ ヴェルファイア
3位:ホンダ オデッセイ
燃費(対前年比-3ポイント)以外の全カテゴリーで前年から評価が向上し、特に向上幅の大きかったものは「空調(対前年+17ポイント)」、「ACEN および運転性能(対前年+15ポイント)」、「シートおよび視認性と運転安全性(対前年+14ポイント)」でした。
2位:トヨタ ヴェルファイア
3位:ホンダ オデッセイ
燃費(対前年比-3ポイント)以外の全カテゴリーで前年から評価が向上し、特に向上幅の大きかったものは「空調(対前年+17ポイント)」、「ACEN および運転性能(対前年+15ポイント)」、「シートおよび視認性と運転安全性(対前年+14ポイント)」でした。
まとめ
N-BOXを始めとしたハイトールワゴンが軽自動車の3位までに入らなかったり、マツダのCX-5は当然としても、デミオがノートやアクアを押さえたり、セレナやプリウスが入らなかったりと、よくあるランキングとはちょっと異なる結果となった「J.D.パワー」による2017年日本自動車商品魅力度調査。
メーカーによる満足度調査ではわからない、第三者機関による調査は新車の購入において、気になる指針となるかもしれません。
メーカーによる満足度調査ではわからない、第三者機関による調査は新車の購入において、気になる指針となるかもしれません。
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