2018年8月27日 更新

知らないと大損!?自動車保険の解約の正しい手順と解約時の注意点

知らないと大損!?自動車保険の解約の正しい手順と解約時の注意点
前回の自動車保険更新までは、保険会社を変えず更新してきたが、保険料が気になって、他の保険会社で契約した場合の保険料を調べてみたら数万円単位で今の保険より年間保険料が安くなるということがあります。

こういった場合、今年の分はもう支払ってしまっているので、もったいないから次回の更新時まで、自動車保険会社を変えられないかというそういうわけではありません。

自動車保険は8日以内であればクーリングオフも出来ますし、更新月でなくても解約をしたら、残りの月数分の保険料が返金されます。

しかしながら、いくつかの手続きを踏んでおかないと、等級を引き継ぐことができず、保険料を安くするための保険会社の乗り換えであったはずなのに、思わず、保険料が高くなってしまうことがあります。

ここでは、乗り換えをする際に損をしないよう、乗り換えの正しい手順と解約時の注意点をご紹介いたします。ぜひ参考にして下さい。

「保険期間通算特則」で等級を引き継ぐ

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自動車保険は契約を更新するごとに、事故がない限り、自動車保険の等級が1つずつ上がっていきます。

初めて自動車保険に入ったときは6S等級からはじまりますが、その後毎年、7等級、8等級というように、20等級まで上がっていきます。

等級が高ければ高いほど、低い等級に比べて、保険料が割引されていきます。それぞれの等級の割引率は以下の通りです。
等級 事故有 無事故
20等級 -44% -63%
19等級 -42% -55%
18等級 -40% -54%
17等級 -38% -53%
16等級 -36% -52%
15等級 -33% -51%
14等級 -31% -50%
13等級 -29% -49%
12等級 -27% -48%
11等級 -25% -47%
10等級 -23% -45%
9等級 -22% -43%
8等級 -21% -40%
7等級 -20% -30%
6等級 -19%
5等級 -13%
4等級 -2%
3等級 +12%
2等級 +28%
1等級 +64%

いかがでしょうか、無事故で自動車保険を更新し続けた場合、20等級では割引率が63%にもなります。通常70,000円の自動車保険でしたら、20等級の方は保険料が32,900円という具合です。

ですからこの等級を引き継ぐことはとても大事なことで、保険会社を替えたとしても、前の保険会社のときの等級で契約することができます。

「保険期間通算特則」とはこの等級を自動車保険会社を変わった際に引き継ぐこと、もとより、等級の更新月も引き継ぐことができるということです。

例えば、2018年4月1日に前回自動車保険を更新して等級が10等級になっていたとすると、次回の自動車保険の更新と等級の引き上げは、2019年4月1日です。

「保険期間通算特則」を適用して、自動車保険を2018年8月1日に他の保険会社に乗り換えると、新しい自動車保険は2018年8月1日時点で同じ10等級、そして、2019年4月1日で、前の保険会社から通算して1年を超えることになるので、この時点で更新となり、11等級の割引率が適用されます。

もし、この特則を付加せず、次の保険会社に乗り換えた場合、2018年8月1日から新たに1年更新となり、次回等級が上がるのは2019年の8月1日となります。

この例の場合、4ヵ月分保険料の割引適用が遅くなるため、保険料を安くするために乗り換えたはずなのに、結局変わらないか、通算保険料が乗り換える前より高くなってしまう可能性があります。

また、この特則が適用されるためには条件があります。

その条件とは、今加入中の保険の解約日と新しい保険の開始日が同じ日でないとならないということです。そして、損害保険協会の会員である損害保険会社の自動車保険から、JA共済などの自動車保険共済に乗り換える場合は共通のルールを持っていないので、等級を引き継ぐことができないことがあります。

事前に乗り換え先の共済の会社へ確認をして下さい。

解約返戻金を受け取る

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自動車保険を1年分すでに支払っている、もしくは、半年分をすでに支払っている場合は、解約日以降の保険料を「解約返戻金」として返金してもらうことができます。

自動車保険料は、月払いより、年払いのほうが割安になっていますが、解約する場合は、月払い保険料で経過した期間の保険料を算出し、払い込んだ額から、この額を指し引いた額を解約返戻金として受け取ることができます。

自動車保険には解約に伴う「違約金」等はありませんのでご安心下さい。

「中断証明書」を発行する

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自動車保険を契約期間中に他の保険会社に乗り換える場合は、「保険期間通算特則」を適用し等級を引き継いで、次の自動車保険の契約をしますが、自動車を一度手放す場合は、「中断証明書」の発行をして、現在の自動車保険を解約します。

この「中断証明書」は10年有効ですので、10年以内に再度自動車保険を契約する可能性がある方は必ず取り付けておきましょう。

証明書があると再度自動車保険に加入する際に現在の自動車保険の等級を引き継ぐことができます。また、この中断証明書は7等級以上の方にとって、有効なものです。

7等級以下でも発行はできますが、6等級以下ですと、割引がありませんので、等級の引継ぎをする必要がないからです。

また、中断証明書は妊娠や海外出張などで、長期間国内で自動車に乗らない場合も発行することができます。中断証明書を発行している期間は保険料の支払いを中断することができます。

細かい適用可否は保険会社毎に若干違いますので、ご契約の保険会社に確認をして見てください。

保険の空白期間を作らない

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自動車の廃車でなく新しい自動車保険に乗り換える場合は、「保険期間通算特則」を適用し、自動車保険の空白期間ができないようにしましょう。

これは、等級の引継ぎだけの問題ではなく、本来の保険の加入の意味である、補償が途切れないようにするためです。

自動車保険は乗り換えで安くなっても、その空白期間に、万が一事故をおこしたら、保険は「自賠責保険」の分しかおりず、金銭的に事故の負担が増える可能性があるからです。

「自賠責保険」の支払い限度額は対人・対物それぞれ3,000万円までです。死亡事故等で、事故相手への損害倍総請求が高額となった場合、3,000万円以上の部分については事故負担となります。

高額の負担になってしまいますので、自動車保険が切れてしまっていると大変です。保険の空白期間ができないよう注意しましょう。

また、車を手放す場合も、手放す日よりも、自動車保険の解約日が後になるように気をつけてください。

自動車保険乗り換えの検討

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ここまでは、自動車保険を途中で解約する際に「出来る」ことをご説明いたしました。ここからは、実際に保険会社を乗り換えると本当に良いのか検討する際にご参考頂ければと思います。

まず、現在の自動車保険から、他社に乗り換えると実際にいくらくらいやすくなるのか、一括見積もりサイトでシミュレーションをすることが出来ます。

一括見積もりは見積もりサイトで下記に該当しない限り、大抵、乗り換え志望として更新月が先でも、見積もりを請求できます。

1.改造車、原付、二輪車自動車の見積もり請求をしたい方
2.8ナンバー(キャンピングカー)や1ナンバー(普通貨物車)のお車の方
3.現契約の保険期間における事故件数が3回以上となる方
4.契約開始予定日が91日以上先となる方
5.ご利用日時点で満期日を過ぎている方
6.現契約の保険期間が2年以上の長期契約である方
7.お車をもっておらず、具体的な購入計画もない方
8.その他当サービスの「お取扱い範囲」に該当しない方

上記8項目かつ次のいずれの条件にも該当しない方が一括見積もりの対象となります。

・過去1年以内に自動車保険契約を保険会社等から解除された方
・過去2年以内に特別危険保険料率適用通知書を受け取った方
・現在ご加入中の自動車保険契約の保険期間が2年以上の長期契約である方
・現在ご加入中の自動車保険契約において3回以上の保険金請求を行った方
・自家用の車で有償で貨物を運搬される方(緑ナンバー、黒ナンバー)
・指定危険物を運搬したり、運搬しているお車を牽引される方
・曲技・競技(ラリー、スピードレース等競技のための練習を含む)・スピードテストにお車を使用される方

下記条件にも該当する必要があります。

・日本国内に居住し、日本国内でお車を使用される個人の方
・ノンフリート契約(契約対象自動車が10台未満の契約)のお見積もりを希望される方
・現在ご加入中の自動車保険契約の満期日または、希望の補償開始日までに契約手続(お見積もり、申込み、保険料支払い)を完了できる方
 ※保険会社等との契約完了までは、通常1週間程度かかります
 ※現在ご加入中の自動車保険契約の満期日または、希望の補償開始日が既に過ぎている方は、一括見積もりサービスをご利用いただくことができません。別途、保険会社(または代理店)等へ直接お問い合わせください。
もし、現在契約中のお車で3回以上の保険金請求をされている方は、直接各保険会社に問い合わせをするか、複数の自動車保険を取り扱う代理店に、見積もりの依頼をしましょう。

会社によっては、見積もりを出してくれるところがあるでしょう。

また、一括見積もりサイトで見積もりを請求し、各社の保険を見比べて、安い自動車保険を探すのも大事ですが、その前に、一度ご自身の自動車保険の補償内容が現在のあなたの状況にあったものなのか見直しましょう。

不必要な特約が付加されていたることがあります。また、車両保険の設定額が現在のご自身の車の時価より、高く見積もられていると、実際事故を起こした時は、時価相当の金額しか、保険金として支払いされないのに、高い見積もり分の車両保険に入っていることもあります。

自動車保険はたとえ契約期間中であっても、途中で契約内容を見直し、それに伴って保険料を下げたり、あげたりすることもできます。

ですから、保険料を下げたい時は、まずは、現在の自動車保険の内容の見直しを検討し、それから他社の自動車保険との比較をすると良いでしょう。

また、乗り換えが、保険料の引き下げだからといって、補償内容を極端に下げてしまったら、そもそも自動車保険に入る必要がなくなってしまうのでご注意下さい。

対人・対物賠償はそれぞれ、「無制限」、同乗者とご自身のお体の補償についても、上限額で設定することをお勧めします。また弁護士費用特約も付加しておくようにしましょう。

事故を起こしてしまった際、自動車保険に入っている方は、自動車保険のサービスの一つである示談代行を利用することが多いので、示談交渉の相手は保険会社の事故担当者(代理人)ということになります。

保険会社の代理人は事故解決のプロですから、こちら側の知識のなさにつけこみ、賠償金額を最低限に抑えようすることがあります。こういった際にあなたの見方になってくれるのが、弁護士です。

弁護士特約を使って、弁護士のサービスを利用するのは、訴訟になったときだけでなく、示談交渉の場においても、あなたにとって良い結果となるために大切なことです。

自動車保険解約の正しい手順

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ここでは、自動車保険の解約の正しい手順を、車を手放す場合、他の保険会社に乗り換える場合の手順をそれぞれご説明します。

車を手放す場合の解約手順

1.自動車の買い取り業者の買い取り額の見積もりを取る

2.買い取り業者と、買い取り価格を決める

3.自動車の引き取り日を買い取り業者と打ち合わせをする

4.自動車保険会社もしくは、契約をした代理店に保険を解約する旨を伝える。
このとき、現在の自動車保険の等級が7以上の場合は「中断証明書」の発行を依頼し、車を手放す日を伝える。

5.車を買い取り業者に引き渡す

6.保険会社もしくは代理店から送られてくる書対に必要事項を記入し、保険証券とともに 返送し手続きは完了します。後日送られてくる、中断証明証は、大切に保管しておいてください。

7.解約返礼金が有る場合、指定口座へ入金があるかを確認する
車を手放す場合に大事なのは、自動車の引渡し日以降に解約の日付を設定することと、中断証明書を入手することです。

中断証明書はほとんどの保険会社で13ヶ月以内であれば、発行可能ですが、時間が経つと、忘れてしまう可能性もありますので、解約後すぐに、中断証明書の発行依頼をしておきましょう。

また、次回自動車を入手して、自動車保険に加入する際、自動車保険会社が違う場合はこの中断証明書が必要になります。その時手元に中断証明書がなく、再発行を申請すると、数週間から1ヶ月ほど、入手までに時間がかかってしまう場合があります。

こうなると、次回の保険の契約まで、時間がかかってしまうので、解約した時点で入手した中断証明書は大切に保険をしておくことが大事です。

自動車保険の解約手続き自体は、さして煩雑なものではなく、手続きは簡単ですので、自動車を手放す場合は扶養な保険料を払うことが内容、解約手続きをしておきましょう。

保険会社を乗り換える場合の解約手順

1.乗換え先の保険会社を選定する

2.乗換え先の保険会社に満期日前に現在の保険会社からの乗り換えたい旨を伝える

3.現在契約中の保険会社もしくは代理店に連絡し、解約したい旨を伝える。

4.契約中の保険会社から送られてくる書類に必要事項を記入して、返送する

5.乗換え先の保険会社から送られてきたもしくは、対面での申し込みで、必要事項を記入し、申し込みをする。
このとき、先に現在の自動車保険の保険会社に提出した書類に記入したか解約日と、申込書に記入する始期日を同じ日にする。

6.乗換え先の保険会社に保険料を支払う

7.乗換え前の保険証券を保険会社に返送する

8.乗換え前の自動車保険の解約返礼金が有る場合は、指定口座へ入金がかるかを確認する

こちらも、手続き自体は簡単なのですが、解約日を始期日を同じにすることだけは間違えないようにしましょう。

解約時の注意点まとめ

最後に、解約時の注意点をもう一度まとめておきます。

1.車を手放して、自動車保険を解約する場合は、自動車の引渡し日以降に解約すること

2.その際、解約した自動車保険の保険会社に「中断証明書」の発行を依頼すること

3.自動車保険を乗り換える場合は保険料の引き下げにのみ意識が行き、補償内容が不足しないよう注意すること

4.自動車保険を乗り換える場合は、現在の自動車保険の解約日と乗り換え先の自動車保険の始期日が同じ日になるようにすること。

この4点に気をつけていれば、自動車保険の解約や乗換えでトラブルになることはないでしょう。

このように満期日前でも安い自動車保険があれば余り手間をかけず、乗り換えることが可能です。

更新したばかりだから保険会社を変えることは難しい分けではないので、良い自動車保険を見つけたら、自動車保険を乗り換えるのも1つの手です。

今は自動車保険を提供する会社も増えていますので、情報収集すれば、保険料をさげることも内容を充実させることもできます。

積極的に情報収集して、競合他社の多い業界のメリットを利用しましょう。

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chibica編集部 chibica編集部