再出発のインサイト
via www.honda.co.jp
3代目のインサイトが2018年12月に発売されました。2代目は2014年3月に販売が終了し、しばらくの間、空白の期間があったのですが、いよいよ復活ということになりました。
思えば2代目インサイトは登場時には大人気だったのですが、トヨタ・プリウスの猛攻に遭って低迷してしまったという残念な歴史があります。それはホンダのIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)が、トヨタのハイブリッドシステム「リダクション機構付のTHS II」に対して燃費性能が劣勢だったからで、それがそのまま販売成績に現れてしまったのです。
しかし、ホンダもオデッセイ、アコードやステップワゴン・スパーダで大きく進化したハイブリッドシステムをラインアップさせ、そしていよいよ元祖ハイブリッド車のインサイトで勝負に出ることになったのです。
ボディサイズは4675×1820×1410mmということで先代よりもひとまわり大きくなっていますが、エンジンは1.5Lに押さえ、税金面で優位になっています。気になる燃費性能ですが、LXのJC08モード燃費:34.2km/Lは、プリウス(S)の37.2km/Lに迫る数値となっています。
ラインアップはLX、EX、EXブラックスタイルの3タイプ。注目のハイブリッドシステムは上質なドライブフィールをもたらす2モーターのハイブリッドで、「SPORT HYBRID i-MMD」と呼ばれるものです。
思えば2代目インサイトは登場時には大人気だったのですが、トヨタ・プリウスの猛攻に遭って低迷してしまったという残念な歴史があります。それはホンダのIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)が、トヨタのハイブリッドシステム「リダクション機構付のTHS II」に対して燃費性能が劣勢だったからで、それがそのまま販売成績に現れてしまったのです。
しかし、ホンダもオデッセイ、アコードやステップワゴン・スパーダで大きく進化したハイブリッドシステムをラインアップさせ、そしていよいよ元祖ハイブリッド車のインサイトで勝負に出ることになったのです。
ボディサイズは4675×1820×1410mmということで先代よりもひとまわり大きくなっていますが、エンジンは1.5Lに押さえ、税金面で優位になっています。気になる燃費性能ですが、LXのJC08モード燃費:34.2km/Lは、プリウス(S)の37.2km/Lに迫る数値となっています。
ラインアップはLX、EX、EXブラックスタイルの3タイプ。注目のハイブリッドシステムは上質なドライブフィールをもたらす2モーターのハイブリッドで、「SPORT HYBRID i-MMD」と呼ばれるものです。
注目のハイブリッドシステム
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2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」は、2つのモーター(発電用モーター&駆動用モーター)を駆使することで、あらゆるシーンでのモーター走行を実現しています。
高い熱効率を追求しながら、静かで滑らか、上質な加速感を得ています。エンジンは1.5Lで109PS、13.7kgf・m、走行用モーターは131PS、27.2kgf・mです。
高い熱効率を追求しながら、静かで滑らか、上質な加速感を得ています。エンジンは1.5Lで109PS、13.7kgf・m、走行用モーターは131PS、27.2kgf・mです。
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走行モードは4種類です。
「NORMAL」は、滑らかな加速感と燃費の良さを両立した通常走行要です。
「SPORT」は、アクセル操作が高い応答性になり伸びの良い加速感が得られます。
「ECON」は、エンジン、モーター、エアコンなどを制御して省燃費走行になります。
そして「EV」です。
「NORMAL、SPORT、ECON」の各モードで利用でき、EVスイッチを押すと、バッテリー電力を使ってモーターだけで走行できます。早朝の住宅街などでエンジン音を控えたい時に最適です。(注:EVモードは、バッテリー残量やエアコンの作動状況などによってできない場合もあります)
「NORMAL」は、滑らかな加速感と燃費の良さを両立した通常走行要です。
「SPORT」は、アクセル操作が高い応答性になり伸びの良い加速感が得られます。
「ECON」は、エンジン、モーター、エアコンなどを制御して省燃費走行になります。
そして「EV」です。
「NORMAL、SPORT、ECON」の各モードで利用でき、EVスイッチを押すと、バッテリー電力を使ってモーターだけで走行できます。早朝の住宅街などでエンジン音を控えたい時に最適です。(注:EVモードは、バッテリー残量やエアコンの作動状況などによってできない場合もあります)
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アクセルペダルにも工夫があります。
アクセルペダルを一定量踏んだ位置に、スイッチを押した時のようなクリック感があるポイントが設定されています。このクリック感手前のレベルでアクセル操作をすれば、静かで快適な走行が可能になるようになっています。そしてクリック感を踏み越えることで力強い加速へと移ります。これで誰でも簡単にエコとスポーツを使い分けることができるわけです。
また、ステアリングを握ったままで扱えるセレクターがあり、アクセルオフ時の減速度を3段階に変更できます。旋回時や右左折の手前、下り坂、前走車との車間距離をあけたい時などに非常に便利です。
アジャイルハンドリングアシストも秀逸です。これはブレーキを制御し、ハンドリングをスムーズにする機能で、コーナー(カーブ)などで曲がる際、狙い通りに走れるよう、少ないステアリング操作で走りをサポートしてくれます。
アクセルペダルを一定量踏んだ位置に、スイッチを押した時のようなクリック感があるポイントが設定されています。このクリック感手前のレベルでアクセル操作をすれば、静かで快適な走行が可能になるようになっています。そしてクリック感を踏み越えることで力強い加速へと移ります。これで誰でも簡単にエコとスポーツを使い分けることができるわけです。
また、ステアリングを握ったままで扱えるセレクターがあり、アクセルオフ時の減速度を3段階に変更できます。旋回時や右左折の手前、下り坂、前走車との車間距離をあけたい時などに非常に便利です。
アジャイルハンドリングアシストも秀逸です。これはブレーキを制御し、ハンドリングをスムーズにする機能で、コーナー(カーブ)などで曲がる際、狙い通りに走れるよう、少ないステアリング操作で走りをサポートしてくれます。
磨かれたスタイル
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最近のホンダ車はコレ!というようなアイコンがあまりありません。マツダの「魁CONCEPT」などとは対照的でもあるわけですが、今回のインサイトは車格をCカテゴリーにアップさせ、形も初代の2ドアハッチバッククーペ、2代目の5ドアハッチバックという形状から4ドアセダンへと大きく仕様が変わっています。
4675×1820×1410mmというロー&ワイドなシルエットは、デザインや質感にこだわったという狙いが伝わってきます。フロントノーズからリヤエンドに至るまで伸びやかなラインで、妙に複雑なキャラクターラインには頼っていません。
フロントマスクは、クロームバーが効果的にワイド感を強調しており、ズバリ、上品で流麗なシルエットになっていると思います。「はい、ハイブリッドですよ!」的な表現はしていないと思います。
4675×1820×1410mmというロー&ワイドなシルエットは、デザインや質感にこだわったという狙いが伝わってきます。フロントノーズからリヤエンドに至るまで伸びやかなラインで、妙に複雑なキャラクターラインには頼っていません。
フロントマスクは、クロームバーが効果的にワイド感を強調しており、ズバリ、上品で流麗なシルエットになっていると思います。「はい、ハイブリッドですよ!」的な表現はしていないと思います。
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内装についても比較的シンプルな面と線で構成されており、操作系の見やすさと質感をうまく両立しているようです。ソフトパッドはハイクオリティ感に貢献しており、本革の風合いがうまく表現され、手貼りでしっかりチリ合わせも行われ、ディテールに至るまでこだわりっているのが感じられます。
低全高のスタイリングですが、長時間ドライブでの疲れにくさにも配慮した、くつろげる空間になっています。
低全高のスタイリングですが、長時間ドライブでの疲れにくさにも配慮した、くつろげる空間になっています。
大容量のトランクルーム
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流麗なセダンスタイルの車体ですが、そこからは想像もつかない大容量のトランクルームも備えています。
エンジンルームのレイアウトを最適化、リチウムイオンバッテリーはトランクスペースではなく、後席の下に配置してあるので、トランクルームは広々としています。
トランクスルー機構付きのリアシートなので、リヤシートを倒せば、長尺物でもラクラク積めますし、6:4で左右別々に倒せるため、後席乗車時でもトランクスルーが可能です。また、凹凸が少なく開口部も大きいので、荷物の出し入れも楽です。
エンジンルームのレイアウトを最適化、リチウムイオンバッテリーはトランクスペースではなく、後席の下に配置してあるので、トランクルームは広々としています。
トランクスルー機構付きのリアシートなので、リヤシートを倒せば、長尺物でもラクラク積めますし、6:4で左右別々に倒せるため、後席乗車時でもトランクスルーが可能です。また、凹凸が少なく開口部も大きいので、荷物の出し入れも楽です。
安全性能
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インサイトは、全タイプに先進の安全運転支援システムとなる「Honda SENSING」を標準装備しています。
対象の位置や速度の測定に強い「ミリ波レーダー」と、対象の形や大きさの識別に強い「単眼カメラ」などを融合した高い精度の検知機能によって、その内容は非常に多岐にわたります。
対象の位置や速度の測定に強い「ミリ波レーダー」と、対象の形や大きさの識別に強い「単眼カメラ」などを融合した高い精度の検知機能によって、その内容は非常に多岐にわたります。
ホンダ渾身の最新車
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上品で流麗なシルエットと最新の高機能をぎっしり詰め込んだ新型インサイト。けっして派手さはないのですが、約4年間の空白期間を経て登場してきただけに、その力の入りようが伝わってくるようです。
インサイトならではの独特な走行感覚は、機会があれば是非試乗して体感してもらいたいと思います。価格はLXの3,261,600円(全国メーカー希望小売価格・消費税込み)からです。
インサイトならではの独特な走行感覚は、機会があれば是非試乗して体感してもらいたいと思います。価格はLXの3,261,600円(全国メーカー希望小売価格・消費税込み)からです。
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