2019年8月13日 更新

消え行く5ナンバー、どんどん進む3ナンバー化。その反動で軽自動車がますます売れている!

現在人気の軽自動車は「ひと昔前のコンパクトカー」を凌駕する程の室内空間を誇り、性能も十分。5ナンバー枠いっぱいの全幅1695mmを使う現在のコンパクトカーでも大き過ぎます。3ナンバーはもはや論外?狭い道で優位なのは間違いなくもっと小さい軽なのです!

消え行く5ナンバー、どんどん進む3ナンバー化。その反動で軽自動車がますます売れている!

消え行く5ナンバー

以前は5ナンバーにこだわっていたレガシー

以前は5ナンバーにこだわっていたレガシー

現行車は、4800×1840×1500mmと大型化。
3ナンバーになったインプレッサ

3ナンバーになったインプレッサ

4460×1775×1480mm
大衆車の代表車であるカローラが新型では全車3ナンバーになるそうですが、実は初代カローラは現在の軽と車幅がほぼ同じというコンパクトさでした。しかし、その車幅も今や30cmアップ!になるようです。

ミニバンやSUVも今や3ナンバーが当たり前で、いよいよ大型化する傾向です。ハイウェイは整備が進んでいますが、ひとたび大通りから逸れると道は結構昔の狭いままです。一方通行化された道もあります。

クルマだけがどんどん大きくなる現状。少し昔まで、全幅1695mmで5ナンバー枠いっぱいなのはクラウンやセドリックだけでした。そしてフェンダーミラー仕様です。当時はそれでもずいぶんと大きなクルマに見えたものですが、現在のドアミラーの1000ccカーよりもずっと車幅が狭いことになります。

そして、街中を歩けば、家の脇の十分とは言えないスペースに、どうやって止めたのかと思うほど巧みに愛車を駐車した様子を目にすることがあります。コインパーキングでも、どうやってドアを開けたのだろうか?と思うほど左右のクルマとの間隔がない駐車状況を見ることがあります。

ちょっと古めのショッピングセンターの駐車場も高度なテクニックを強いられます。上の駐車階に行く際のスロープは既にこすった跡がたくさんついています。曲がるときはギリギリですもんね。

狭い道でのすれ違いも以前よりは面倒になってきています。路地や裏通りは昔のままの道路幅です。細街路に入ってきて交差点を曲がるのに苦労している場面にもしばしば出会います。

結局、ドライバーは知らないうちにいつしか運転しにくい環境を強いられているようです。このように、ぎりぎりの空間を駆使してまで、大きいクルマに乗らなければならないのでしょうか?それで快適なのだろうかという余計なお世話まで考えてしまいます。

クルマがどんどん大きくなったのは、衝突安全に対する規制をクリアするためというのが大きな理由で、車体の内部構造、ボディの外板設計が変わり、外寸は大きくても中はあまり広くならないという傾向が出てきました。それならとにかく外寸をもっと大きくしなければなりません。幸い、3ナンバーになっても税金は上がらない法令にもなりました。

そうなってくると、5ナンバーサイズの高級車などはもうどのメーカーも作らないということになってくるのでしょう。

クルマ離れ?

シビックRS

シビックRS

全長約3500mm、全幅約1500mmのコパクトボディ
現在のシビック

現在のシビック

4650×1800×1415mm
全幅はクラウンと同じ。
今、各自動車メーカーでは「車離れ現象」などとよく言っています。確かに都市部に住んでいればそれは顕著かもしれません。普段の駐車場代、更に行く先々での駐車場代。常に混雑している道路。そしてちょっとしたクルマならその価格は若者の年収の3年分程度は当たり前。つまり、若年層の購買力低下ではありません。費用がかかり過ぎるから現実的に所有不可能なだけで、自動車メーカー自らが招いた現象であるかもしれないのです。

若者がスマホやゲームなどに消費を移行させるのは当たり前で、その方が彼らには価値があるからです。電車を待つ間など、スマホでゲーム、友達とLINE!誰だってそうした通信費の方に優先度を感じてしまいますよね。更にそれ以外にも理由は前述の通り、なによりクルマが大型化し過ぎていますし、高級化しています。特に大型化の場合、いろいろなデメリットをグっと我慢してまで乗りたいような魅力的なクルマがあるのかも考えなければならないでしょう。

そして中高年のユーザーから観ても、見栄を張る必要が無いなら、狭いところでも運転しやすい小さなクルマの方が魅力的なのではないでしょうか?

ミニマム思想に優位性

スカイライン

スカイライン

昔のセド/グロより大きい
4810×1820×1440mm
以前とは別のクルマ。
さて、クルマに関してもう少し建設的に話を進めましょう。

道幅はそのままなのに、ボディが大きくなれば取り回がしづらくなるのは当然。そうであっても、無理に小型車の幅に収めるより、そうした制限をなくしたほうがステアリング切れ角は大きくなって、最小回転半径も小さくなるという理論もあるかもしれません。ただし、物理的なサイズアップをすることで取り回しが改善するというのはちょっと考えにくいと思います。

少し前から、日本車は5ナンバーという小型車枠の縛りから逃れて、グローバル基準でクルマ作りが進んだわけですが、そのあたりから、実は軽自動車のシェアが徐々に増加していったのです。つまりクルマサイズの肥大化を嫌うユーザーのマインドは確実に示されていたのです。

このままボディの肥大化が進むのならば、いつしか道路インフラからクルマがはみ出してしまうかもしれませんし、一方通行だらけになるかもしれません。少々極端に言ってますが、そうした想像からもミニマム思想に優位性を感じるのです。

狭いスペースでの縦列駐車が楽、狭い路地や込み入った場所でもスイスイと走れる小回りの良さは大型車には絶対のぞめません。

軽が売れる理由

N-BOXカスタム

N-BOXカスタム

軽とは思えないグレード感。
そして軽自動車の人気が止まりません。2019年4月の「2018年度新車販売台数」発表で2年連続日本一なのは、ご存知の軽自動車「ホンダ N-BOX」でした。

ただ、売れているのはN-BOXだけではなく、登録車も含む総合販売台数ランキングでは、1位のN-BOXから5位のダイハツ ムーヴまでベスト5は軽自動車が独占しているのです! その勢いは留まるところを知らない状態です。

販売1位のN-BOXは外観デザインはハイトワゴンですが、視覚的なバランスに優れ、内装も上質、更には大人4名が快適に乗車できます。後席を畳めば自転車を積める程の広い荷室ができ、収納設備も充実しています。乗り心地は十分に快適で、普段使いなら走行性能にも不足はありません。

歩行者を検知できる緊急自動ブレーキなども今や常識で、、N-BOXやデイズは車間距離を自動制御できるクルーズコントロールなども備えています。ターボエンジンなら1.2Lレベルのエンジンを搭載する小型車と同等の走行性能で、軽とは思えないようなグレードの高さも備えています。確かに魅力的です。

燃費ではアクアやプリウスには適わなくても、実はそこが重要ではなかったということです。普段の運転しやすさ、便利さの方が重要ということです。

そして、普通車のどんどん進む大型化です。ユーザーが望んでいるとは思えないサイズの大型化です。日本車メーカーの普通車の多くは、世界生産台数の80%以上を既に海外で販売しています。残りの20%以下の国内市場などはもう見捨てられたような状態です。そうなると車体は巨大化します。

しかし、軽自動車は違います。昔と同じく小回り性能に優れ、運転がしやすく税金も安い。クルマを日常生活のツールとして使うユーザーがかなり多いと思いますが、もうこれで充分と感じるわけです。

何しろ軽自動車は、日本のユーザーだけに寄り添い続けてくれます。日本におけるクルマの使い方だけを見据えて開発されており、ライバル同士の競争も激しいので、商品力向上も著しいのです。

また、クルマの価格が全般的に上昇していることもあります。安全装備や環境性能が充実していくのはいいのですが、価格はこの10年ほどで大雑把に見ても15~20%は高まっているでしょう。以前は200万円未満で買えた車種が今では230~240万円に楽に達してしまうのです。所得レベルは相対的に下がっているのですから、これはたまったものではありません。

軽自動車には普通乗用車にはないメリットがたくさんあります。維持費が安い事もそうですし、最近は燃費が30km/Lを越えるのも当たり前になってきました。2017年度にはハイブリット車も登場しています。しかも税金や車検代、有料道路の料金も普通車より断然安く、任意保険なども低料金で、トータルコストがかなり節約できます。

そして何より運転しやすいサイズです。総合的に見て、軽のウェイトは今後更に増えていくと思われます。
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