2018年1月6日 更新

スズキ XBEE(クロスビー) HYBRID MX 試乗記 ~モーターショーで注目を集めた小型SUV、その実力は~

ハスラー登場直後からその登場が噂され、昨年東京モーターショーで参考出品として登場し、12月25日に発売が開始されたスズキ XBEEに試乗しました。XBEEは単なるハスラーのワイド版ではなく、スズキ最新の小型車用プラットフォームを採用したスモールSUVとして登場しました。今回はベーシックグレードのHYBRID MX(FF)に試乗し、その実力を検証しました。

スズキ XBEE(クロスビー) HYBRID MX 試乗記 ~モーターショーで注目を集めた小型SUV、その実力は~

スズキXEE(クロスビー)のエクステリア

フロント

フロント

リヤ

リヤ

デザインのモチーフとなったのは間違いなく4年前に登場したハスラーでしょう。
特にフロントはハスラーのデザインをそのままこのボディサイズに合うようにバランスを整えてはめ込んでいる印象です。
リヤスタイルはテールランプの造形はXBEE独特のデザインとなっていますが、それ以外はフロント同様ハスラーのデザインをこのボディサイズに合わせてはめ込んでいるようですね。

デザイン全体では写真のアングルではさほど気になることはないのですが、ホイールアーチよりも上のボディパネルがそのホイールアーチよりも膨らんでいるようなデザイン処理が行われていて、ハスラーを見慣れている人にとってはサイドビューが若干ふっくらした印象になるかもしれないです。
写真を撮っている私が言うのも手前味噌ですが、フロント・リヤともこの写真の角度が一番スタイリッシュに見えますね。

スズキXEE(クロスビー)のインテリア

ダッシュボード

ダッシュボード

※写真は展示車のHYBRID MZのものです。
ラゲッジルーム

ラゲッジルーム

※写真は展示車のHYBRID MZのものです。
ダッシュボードはアイボリーカラーの加飾パネルが上部に大きく貼付されていることで、価格相応のクオリティを確保している印象です。
また、現在のところこのクルマは国内専用モデルであるためか小物入れが豊富にあり、特にエアコン操作パネル下部のインパネセンターポケットやそのまた下部のセンターロアポケットは実用的な容量が確保されているのはイイポイントですね。

ラゲッジルームはフロアを高い位置に配置することでサスタワーへの干渉を最小限にすることで何とゴルフバッグを横に積むことも可能になっています。
これはハスラーの購入層のデータをもとに配慮した設計になっているようですね。

残念なのは写真にある防汚仕様のラゲッジフロアが上級モデルのHYBRID MZのみの装備となることです。このラゲッジフロアはこのクルマの特徴の装備のひとつなので、試乗グレードのHYBRID MXでもオプションで装着できるようにならないかなと感じます。

スズキXEE(クロスビー)のシート

フロントシート

フロントシート

リヤシート

リヤシート

※写真は展示車のHYBRID MZのものです。
フロントシートは最初に展示車両を見た時には少し沈み込みが大きいかなと感じたのですが、実際はクッション上部をソフトにして包み込みを大きくし、クッション下部を硬めにして支えるシートでありました。

シートの大きさはちょうど良く、生地のクオリティも普通の表面の柔らかな普通の掛け心地のシートと言えます。
残念なのはこのクルマよりも価格の安いスイフトには標準装備されているテレスコピックステアリングが標準装備されていないことです。
これは国内専用モデルということで割り切られてしまったのでしょうか。

リヤシートはさすが自称ワゴンと称しているクルマだけあって十分なスペースが確保されています。
ただ、リヤシートに座って試乗していた知人曰く「走行中は常にヒョコヒョコ動く」とのことで、クルマ酔いしやすい方は少し注意が必要かもしれないですね。

スズキXEE(クロスビー)のエンジン・トランスミッション

1000CC直列3気筒直噴ターボエンジン+小型モーターのハイブリッドシステムと6速ATの組み合わせです。
6速ATと小型モーターのおかげで発進直後から十分に力強く、着座位置の高さの関係もあって同様のエンジンを搭載するスイフトRStよりも加速がイイと感じるほどであり、960㎏と軽量なこともあって体感的には1800CCクラスの加速感があります。

燃費も試乗時における燃費計の計測では13.6㎞/Lとカタログ燃費の22.6㎞/Lからすればそこそこの数値が期待できるのかなといった感じですが、ガソリンタンクが満タンで32Lと小型車としては小さいことから長距離走行が多い方には給油回数が増える傾向になるため、少し使い勝手が悪く感じることもありそうです。
 (21237)

スズキXEE(クロスビー)のサスペンション・乗り心地

剛性を高めた新世代プラットフォーム「HEARTECT」を採用し、足回りを少し硬めにして操縦安定性を重視しているスイフト、ワゴンR、スペーシアとは異なり、同じ「HEARTECT」を採用しながらもハスラーなど軽自動車からのステップアップ層やエスクードなどからのダウンサイジング層が期待する操縦安定性を確保しながら最大限乗り心地に配慮している足回りとなっている、そんな印象です。

乗り心地は基本はソフトで、そのソフトさは同時期に発表されたスペーシアよりもソフトであり、感覚的にはSUVで言えばハリアー標準モデル、わかりやすいところで新型のN-BOXと同じくらいのソフトさですね。
道路の凹凸がある程度大きなところを走行すると振動を拾って横揺れが発生してしまうくらいです。私個人としては同じスズキではエスクードのサスペンションの硬さが好みなので、この足回りのセッティングは好みからは少し外れてしまいますが、このソフトな足回りは街乗り中心で時々遠出するといった使い方をする方には好まれる足回りと言えそうですね。

このソフトな足回りながら、試乗したFFモデルは前後にスタビライザーが装着されることもあり、フロア剛性も高いことからタイヤの接地性は高く、交差点でカーブを曲がる時には割とロールが少なくスッと曲がる印象がありました。
電動パワーステアリングは走行中は割とビシッとした印象があるのですが、パーキングスピードになるとアシスト過剰で軽すぎるくらい軽くなってしまい、タイヤの向きが少しわかりづらくなるのがちょっと惜しいですね。
 (21238)

総括

このクルマは乗り心地重視のソフトな足回りのセッティングにより好き嫌いが分かれてしまうかもしれないですね。

SUVらしい乗り心地といえばそうなのですが、エクステリアの印象が丸みを多用しながらもタフなイメージを売りにしているのでもう少し操縦安定性にセッティングを振っても良かったのかな、とも思いました。

あとは価格ですね。欲しい装備を装着すると排気量も大きく、レーダークルーズコントロールなどより装備も充実してくるスイフトスポーツと変わらない価格となってしまうことは、初期受注終了後の販売動向に大きく影響しそうです。
いずれにしても今後の販売動向が興味深いですね。
最後になりますが、このクルマはどうもFF車と4WD車では評価が異なる傾向にあるようです。私は降雪地やラフロードでの使用がない限りは走りが軽快になると思われるFF車をおススメします。
20 件

意外と知らない「車をお得に買い換える」下取り必勝法!

愛車の下取り金額をアップさせるには、ディーラーで車を買う際に、予めネットで愛車の買取り査定額を調べておいて、その金額を持ってディーラーに行くことが重要です!

何故かと言うと、ディーラーで営業マンから「今契約しないと納期がさらに遅れる!」などと言われて、愛車の下取り相場を知らないまま、うっかりハンコを押してしまったりすることがあるからです。
ネットで予め愛車の査定をしておいて、その査定金額を持ってディーラーに行けば、「値引き+下取り」で価格交渉もできます!
ディーラーによっては、値引きの条件が良くても、愛車の下取り額が悪いこともありますので、そういう場合には、ネット査定した買取店に売却してしまえば良いですので、いずれにせよ損することはありません!

ネットで愛車の無料買取査定を調べたあと、買取店から電話がかかってくることが有りますが、複数社かかってきた場合にはすべて同じ日の同じ時間にアポイントを入れます。

すべて同じ日時というのがポイントです!



そして、集まった買取店の営業マンたちに査定してもらう際、
「査定額を名刺に書いて出してください。一番高い条件のところと、ディーラーの下取り額と勝負させて高いほうに売ります!」
と言えば、営業マンは皆ガチンコの査定額で勝負してきますので、買取額が跳ね上がることがあるのです!

最低でも10万円くらいは高値がつくことがほとんどです。最高で70万円くらいの差が出ることも!
10万円でも査定が違えば、オプションを一つでも多く付けられますよね。

買取一括査定では、複数社に一気に見積もりが取れる以下のようなサイトがおすすめです。
試乗や見積もりなどでディーラーを訪問する前に、まずは軽い気持ちでも、愛車の現在の買取査定価格を調べてみてはいかがでしょうか?

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

やまちゃん@8148 やまちゃん@8148