デイズを超える人気車種になるか「eKクロス」
新型「eKワゴン」と「eKクロス」は、従来車からホイールベースを65mm延長し、後席のニールームも70mm拡大したことで、後席の足元は出っ張りのないフラットな足元空間を実現しています。さらに、リヤシートは、テールゲート側から片手でスライドレバーを持ち上げながら前後に動かすことで、簡単にスライド操作ができます。
先代の「eKカスタム」に代わって新設定された「eKクロス」のデザインコンセプトは「キュート・ビースト」。日産デイズのハイウェイスターのスポーツテイストとはまったく異なる、三菱自動車ならではのSUVテイストのクロスオーバーモデルとなっています。
特にフロントフェイスは、SUVらしい力強さを表現し、「ダイナミックシールド」を採用。垂直に通したメッキバーと水平基調のグリルを組み合わせ、ポジションランプをボンネットフード下に配置。そして縦型の3灯式LEDヘッドライトを配置することで、まるで同社の「デリカ:D5」を彷彿とするデザインになります。
特にフロントフェイスは、SUVらしい力強さを表現し、「ダイナミックシールド」を採用。垂直に通したメッキバーと水平基調のグリルを組み合わせ、ポジションランプをボンネットフード下に配置。そして縦型の3灯式LEDヘッドライトを配置することで、まるで同社の「デリカ:D5」を彷彿とするデザインになります。
対する標準モデルのデザインコンセプトは「キュート・シック」。前モデル同様に、軽ハイトワゴンのスタンダードモデルとして、クロムメッキ処理を施した水平基調のフロントフェイスは、グリルがヘッドライトへと連続するデザインとし、ワイド感を表現。誰にも好まれる可愛らしく上質なデザインとなっています。
「マイパイロット」と新たな機能を追加した「e-Assist」
新型「eKワゴン」では、三菱自動車初となる、高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット」を採用。これは兄弟車種の日産デイズが採用する「プロパイロット」のことで、高速道路において車両側がアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援することで、ドライバーのストレスや疲労を軽減し、ロングドライブをサポートする軽自動車では初めて採用されるシステムです。
「マイパイロット」装着車は一部グレードに限られますが、衝突被害軽減ブレーキシステム、踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱警報システム、オートマチックハイビームに加え、新たに車線逸脱防止支援機能を設定し、全車「サポカーSワイド」に該当させてています。さらに、運転席&助手席のSRSエアバッグに加え、前席サイドエアバッグ、カーテンエアバッグも全車に標準装備して、全車種の安全性能が向上しています。
さらに機能性と視認性を高めた質感を向上させたインテリア
インテリアは、細部にわたっておしゃれさと実用性を追求し、前モデルでも評価の高かった機能性と質感に、さらにこだわりを造り込んでいます。インストルメントパネルに、水平基調の「ホリゾンタルアクシス」というデザインコンセプトに基づき、すっきりとした形状で良好な前方視界を確保。
オートエアコンパネルは、上質な質感と高い視認性を実現したタッチパネル式を採用し、風量調節スイッチと表示部をコンパクトに一体化することで、操作性を向上させるとともにシンプルでスマートなデザインとなっています。
オートエアコンパネルは、上質な質感と高い視認性を実現したタッチパネル式を採用し、風量調節スイッチと表示部をコンパクトに一体化することで、操作性を向上させるとともにシンプルでスマートなデザインとなっています。
また、インストルメントパネルは、透明パーツによる立体的なメーターリングを採用する等、質感を重要視し、随所に収納スペースを設けるなど、ユーティリティにこだわった機能的なデザインとなっています。
さらに、マルチインフォメーションディスプレイは、アクセルペダルの踏み加減を表示する「エコペダルガイド」や、駐車時の前進/後退を繰り返す際にタイヤの向きや角度を表示する「タイヤアングルガイド」など、多様な情報をカラフルに表示することが出来ます。
さらに、マルチインフォメーションディスプレイは、アクセルペダルの踏み加減を表示する「エコペダルガイド」や、駐車時の前進/後退を繰り返す際にタイヤの向きや角度を表示する「タイヤアングルガイド」など、多様な情報をカラフルに表示することが出来ます。
ハイブリッドの燃費は29.8㎞/L
新型「eKワゴン」のパワートレインは、新開発のエンジン及びCVTにより、JC08モード29.8㎞/Lという低燃費でありながら全域で軽快な加速性能、そして加速時の高い静粛性を実現しました。また、「eKクロス」には新しくハイブリッドシステムを採用し、加速時はバッテリーに蓄えた電力を利用し、40N・mのトルクもモーターが駆動力をアシスト。減速時には電気エネルギーをリチウムイオンバッテリーへ効率的に充電します。
メーカー希望小売価格は「eKワゴン」が1,296,000~1,506,600円、「eKクロス」が1,414,800~1,765,800円となっています。
メーカー希望小売価格は「eKワゴン」が1,296,000~1,506,600円、「eKクロス」が1,414,800~1,765,800円となっています。
まとめ
これまで同じ車種んでありながら、日産デイズに遠く及ばない販売台数だった三菱の「eK」。販売力の差だけではなく、「同じ車なら三菱より日産の方が良い」という人が多いという現実があったと思われます。しかし今回の「eKクロス」は日産にはないグレードで、見た目のインパクトは軽自動車とは思えない存在感があります。それは、ロングライフモデルとなっている「デリカD:5」を蘇らせ、人気車種となったデザインにそっくりだ。しかも人気のあるSUVテイストデザインなので、今回は日産デイズに肉薄する人気を得るかもしれません。
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