Tower of Success – 2018 Honda Accord
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3年連続で各賞を受賞しているホンダ
この北米COTYは、2017年に発売された新型車とフルモデルチェンジ車を対象に、米国とカナダのジャーナリストにより、先進性、デザイン、安全性能、走行性能、顧客満足度などの総合的な評価に基づいて選考されるもので、ホンダとしては、2016年乗用車部門の「シビック」、2017年トラック部門の「リッジライン」に続き、3年連続での受賞となりました。
北米向け「ACCORD(アコード)」とは?
北米で10代目となるアコードは、2017年10月に発売され、デザイン・パッケージングを刷新するとともに、パワートレーンには1.5Lと2.0Lの2種類の直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンと「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」を設定。また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備するなど、新世代のミッドサイズセダンとして開発され、北米で高い評価を受けています。
画像を見てわかる通り、日本国内で販売されている「アコードハイブリッド」とはまったく異なる車種。実は日本国内で販売されている「アコードハイブリッド」は、2016年5月にマイナーチェンジされてはいるものの、2013年から発売されている旧モデルなのです。生産台数のほとんどを販売するのが北米マーケットなので、新型車も北米優先。もっとも、生産するのも米国・オハイオ州メアリズビル工場なので、ホンダ車といってもほぼアメリカ製なもです。
スタイリッシュなクーペスタイル
北米モデルの10代目「アコード」のエクステリアは、国内で販売される9代目よりも従来モデルよりも、約0.4インチ幅広く、約0.6インチ低くなったワイド&ローとなり、フロントオーバーハングを短縮し、ボンネットは長く低くなっています。6ライトウインドウのフォルムは、オーソドックスな3ボックス形状の旧型とは大きく衣替えした、スタイリッシュなクーペスタイル。「シビックセダン」や、今回同時に発表された新型「インサイト」と通じる、流行のセダンスタイルとなっています。
拡大した居住スペースと最新装備
インテリアでは、ホイールベースの拡大により後席足元スペースを拡大したほか、フロントピラーをスリム化。メーターは7インチTFT液晶となり、上級グレードには6インチのヘッドアップディスプレイ、ワイヤレス携帯端末充電器、NFC(近距離無線通信規格)、車内4G LTE Wi-Fiも搭載されています。
1.5Lと2.0Lの直噴ターボ、そしてハイブリッド
エンジンには、最高出力192hpを発生する1.5L直噴ターボと、252hpの2.0Lの直噴ターボ、ミッションは1.5L車がCVT、2.0L車には10速ATが備わり、スポーツグレードには6速MTが設定され、特に2.0Lの直噴ターボ高い静粛性と燃費性能、V6 3.5L エンジンを凌駕する273 lb-ft のトルクを備えた次世代のパワートレインとしています。
また、ハイブリッド車には国内仕様の9代目と同じく、「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載され、安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準装備されるのも共通です。
また、ハイブリッド車には国内仕様の9代目と同じく、「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載され、安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準装備されるのも共通です。
まとめ
改めて北米仕様の「アコード」を見ると、旧型よりも数段スタイリッシュ。動力性能は魅力だけど、あの無骨なスタイルじゃちょっと買う気になれない。同じ北米向けモデルというバックバーンを持っていても、トヨタの「カムリ」の方がカッコイイ。かっこよければセダン不況と言われる国内でも売れることが、「カムリ」が実証しています。
早く国内モデルも新型にチェンジしてほしいと思うユーザーは多いはず。その際は、1.5Lターボは「シビックセダン」と被るので、ハイブリッドに加えて2.0Lターボも是非、導入してもらいたいと思います。
早く国内モデルも新型にチェンジしてほしいと思うユーザーは多いはず。その際は、1.5Lターボは「シビックセダン」と被るので、ハイブリッドに加えて2.0Lターボも是非、導入してもらいたいと思います。
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