「IMk」の概要
【東京モーターショー】コンセプトカー「IMk」車両概要ビデオ
via www.youtube.com
「IMk」は、新開発のEVプラットフォームを採用し、軽自動車クラスというコンパクトなボディサイズでありながら、これまでの常識を覆すEVならでは力強くスムーズな走りと驚きの静粛性を実現する革新的なシティコミューターです。最新の運転支援技術やシームレスなコネクテッド機能を搭載し、ドライバーが自信を持って運転できるようサポートするだけでなく、クルマでの移動をもっとワクワクした体験へと変えていきます。エクステリアには都市部の洗練された景観から日本らしい伝統的な街並みにも自然に溶け込む上質でシックなデザインを取り入れ、新しい時代の小型EVの姿を提案しています。
エクステリア
エクステリアデザインはシンプルかつミニマルです。フロントからボディサイド、そしてリヤへと滑らかに面や線が流れていきます。車体色には、日本古来より使われている金属で日本の文化に所縁のある「アカガネ」を採用し、細部に至るまで日本のDNAを取り込んだ表現が施されています。例えばバンパーやホイール、タイヤ、テールランプ、ルーフには「水引」模様の流れの美しさにヒントを得たスリットパターンを採用し、フロントグリルやリヤコンビランプには木組みを模したような格子パターンを表現しています。こうした日本の伝統的な表現はEVとの親和性が非常に高く、緻密でダイナミックなデザインを可能にしています。
インテリア
「IMk」のインテリアはこれからの自動運転の時代に向け、運転のための空間から、快適な時間を過ごす「部屋」としての空間へ変化することを意識して開発されています。直線やシンプルな曲面を使って構成された空間は、クリーンでモダンな「部屋」を表現し、「アカガネ」のアクセントはそこに上質さと艶やかさを加えます。インストルメントパネルは一切のスイッチを廃し、ユーザーに必要な情報はアイコニックなプリズムディスプレイの中で、情報が空中に浮かび上がるかのように映し出されます。そこにはインタラクティブにパーソナライズされた、ウイットに富んだ楽しいGUIがホログラムのように映し出されます。また、日本家屋の縁側や障子がそうであるように、プリズムディスプレイの手前と向こう側を視覚的に連続させるデザインは、奥行きや広さを感じさせ、リラックスできる楽しい空間を創り出します。
コンパクトなEVパワートレインによって、余裕を生み出したフットスペースに暗めの色を配し、インテリア全体を包む淡い色とベンチシートによってラウンジのようなリラックスできる空間を演出しています。
コンパクトなEVパワートレインによって、余裕を生み出したフットスペースに暗めの色を配し、インテリア全体を包む淡い色とベンチシートによってラウンジのようなリラックスできる空間を演出しています。
最新の運転支援機能を搭載
「 IMk」は、運転支援技術「プロパイロット 2.0」を進化させた次世代の運転支援技術が搭載されています。高速道路での運転支援から主要幹線道路に利用範囲を拡大し、幅広いシーンでドライバーの運転をサポートします。また、スマートフォンを使ってクルマを自動的に駐車することができる「プロパイロット リモートパーキング」や、クルマから降りると無人の状態の「IMk」が自ら空きスペースに駐車し、必要なときにドライバーがスマートフォンで呼ぶとドライバーの元まで迎えに来るドライバーレスバレーパーキング機能を搭載しています。運転経験の浅い方でも数々の運転支援機能により、安全で快適なドライビングを楽しめるなど、日産の先進技術ですべてのドライバーがあらゆるシチュエーションで安心して使用できるようにサポートしてくれます。
EVとしての走行性能
「IMk」が採用した新開発パワートレインや低重心のパッケージは、EVならではの力強く上質な走りと高い静粛性、そしてこれまで体験したことのない快適なドライビングを実現します。また、モーター駆動ならではのレスポンスの良いパワフルでスムーズな加速により、ストップアンドゴーや車線変更が多い街中ではもちろん、傾斜のある道を走るときなど、あらゆるシーンにおいて、これまでの軽自動車の常識を変える走りを提供してくれます。
まとめ
今回は日産が東京モーターショー2019で発表予定のコンセプトカー「IMk」の詳細を紹介してきました。
軽自動車規格のEVということで、実際に「IMk」をもとにしたモデルが発売されれば、国内では三菱の「i-MiEV」以上の軽EVになることは間違いありません。(※現在「i-MiEV」は普通車のコンパクトカーとして販売)これを機に今後、軽EVが国内でどんどん普及することを期待したいですね。
軽自動車規格のEVということで、実際に「IMk」をもとにしたモデルが発売されれば、国内では三菱の「i-MiEV」以上の軽EVになることは間違いありません。(※現在「i-MiEV」は普通車のコンパクトカーとして販売)これを機に今後、軽EVが国内でどんどん普及することを期待したいですね。
15 件