やはり最近騒がれているリコールは少し詳しく解説します!
ニッサンの任命されていない検査員による製作車両の合否判定によるリコール
届出者の氏名又は名称 日産自動車株式会社
不具合の部位(部品名) その他
リコール内容
車両製作工場の完成検査において、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがあり、安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった
対策
全車両、指定整備工場において自動車検査員による点検を行い、安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。
不具合の部位(部品名) その他
リコール内容
車両製作工場の完成検査において、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがあり、安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった
対策
全車両、指定整備工場において自動車検査員による点検を行い、安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。
via www.youtube.com
リコール内容を整理して解説してみます!
この情報を整理していくと現在ニッサンの新車納車待ちの車両も全て出荷ストップとなっており、しかもこれはニッサンの車両だけに留まらずOEMを受けて販売している車両にも影響が出ている状況でもあります。
この状況が長引くと各社の経営状態にも影響してくるほどの問題となると筆者は考えます。
そもそも新車の検査とはどういうものでしょうか???
道路運送車両法により自動車メーカーは、同法の「型式制度」に基づき、新車を車検を通さずに出荷できる。その場合、社内研修を経て会社が認定した検査員が完成車を1台ごとに検査し、検査終了証を発行して国に届けることが義務付けられているとなっています。
ということは一定の基準をクリアしていない方々が検査をしていたために問題になっているということであると考えます。又は検査をしている人と認めて印鑑を捺印した人が違うといった問題であるということです。
このことにより6日の届出及び25日の届出により約120万台の新車がリコールの対象となっています。非常に大きなリコールであると筆者は感じます。
この状況が長引くと各社の経営状態にも影響してくるほどの問題となると筆者は考えます。
そもそも新車の検査とはどういうものでしょうか???
道路運送車両法により自動車メーカーは、同法の「型式制度」に基づき、新車を車検を通さずに出荷できる。その場合、社内研修を経て会社が認定した検査員が完成車を1台ごとに検査し、検査終了証を発行して国に届けることが義務付けられているとなっています。
ということは一定の基準をクリアしていない方々が検査をしていたために問題になっているということであると考えます。又は検査をしている人と認めて印鑑を捺印した人が違うといった問題であるということです。
このことにより6日の届出及び25日の届出により約120万台の新車がリコールの対象となっています。非常に大きなリコールであると筆者は感じます。
スバルでも発生(動画)
※そして10月27日にはスバルでも同様の事象が発生もしています。この点に関しても注意深く見守らないと成らないと感じます。特に今回のスバルでは、2工場で30年以上も前からという報道がされています。
スバルに関しては、先月のリコール情報記事にも記載しましたが非常に長い年月にてのリコール発表等であり問題ではないかと筆者が思っていた矢先のことでもありますので慎重に見て行きたいと感じます。
スバルに関しては、先月のリコール情報記事にも記載しましたが非常に長い年月にてのリコール発表等であり問題ではないかと筆者が思っていた矢先のことでもありますので慎重に見て行きたいと感じます。
via www.youtube.com
大きなリコールの影に隠れていますがこんなリコールもあります!
届出者の氏名又は名称 本田技研工業株式会社
不具合の部位(部品名) 後写鏡(ドアミラー)
リコール内容
ドアミラーにおいて、ミラースイッチ内部の可動接点の表面処理が不適切なため、当該スイッチ操作時に可動接点が摩耗し、摩耗粉が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、摩耗粉が堆積して酸化し接触抵抗が増大することで、走行中または停車中にドアミラーが格納するおそれがある。
対策
全車両、ドアミラースイッチを対策品と交換する。
不具合の部位(部品名) 後写鏡(ドアミラー)
リコール内容
ドアミラーにおいて、ミラースイッチ内部の可動接点の表面処理が不適切なため、当該スイッチ操作時に可動接点が摩耗し、摩耗粉が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、摩耗粉が堆積して酸化し接触抵抗が増大することで、走行中または停車中にドアミラーが格納するおそれがある。
対策
全車両、ドアミラースイッチを対策品と交換する。
via www.mlit.go.jp
リコール内容を整理して解説してみます!
実はこのリコールは直接事故等につながる可能性は少なく、実際に事故発生は報告されておりません。しかしながら既に122件の不具合報告が上がっておりますので、この症状がユーザー所有車両で発生する可能性はきわめて高いともいえます。
対象台数が22,261台と成っていますのでユーザーの方は該当するかどうかを確認していただければと筆者は感じます。
対象台数が22,261台と成っていますのでユーザーの方は該当するかどうかを確認していただければと筆者は感じます。
リコールの情報を一括掲載してみます!
今月から読者の皆さんが過去のリコール情報も検索できるかと思い、国土交通省のホームページのリコール情報部分をリンクさせております。皆様がお乗りになられているお車のリコールがあるかどうかを一度ご確認いただければと思います。
各メーカーでも車体番号等でリコールの有無が確認できるようになっておりますのでこちらもあわせてご確認を今一度してみてくださいませ。
各メーカーでも車体番号等でリコールの有無が確認できるようになっておりますのでこちらもあわせてご確認を今一度してみてくださいませ。
リコール情報のまとめ
リコールは、メーカーが不具合や不具合の可能性のある情報をオープンにして対策をしていくことが大事であると筆者は思います。
人間や機械の手で作っているものが車です、当然不具合の発生もあると思います。大事なのは、その不具合を解決し、車の未来のために、そしてユーザーの安全のために努力を惜しまない事と筆者は考えます。
人間や機械の手で作っているものが車です、当然不具合の発生もあると思います。大事なのは、その不具合を解決し、車の未来のために、そしてユーザーの安全のために努力を惜しまない事と筆者は考えます。
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