2019年6月3日 更新

自動車のサービスキャンペーンについて、リコールとの違いは?

リコール・改善対策・サービスキャンペーン、今回は、サービスキャンペーンについてご紹介していきます。近々のサービスキャンペーン情報では、リコール同様に、OEMでの複数メーカー発生となっていますね。

自動車のサービスキャンペーンについて、リコールとの違いは?

自動車のサービスキャンペーンって?

①リコールとは?
設計・製造過程に問題があったために、自動車メーカーが自らの判断により、国土交通大臣に事前届出を行った上で回収・修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度です。

発生する(した)不具合が原因で道路運送車両の保安基準に適合していない、又は適合しなくなるおそれがある状態の問題を言います。放置しておいたら重大な事故に繋がる可能性が生ずる事象ですね。

②改善対策とは?
道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、不具合が発生した場合に安全の確保及び環境の保全上看過できない状態になる恐れのあるものを言います。その原因が、設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、必要な改善措置を行います。

③サービスキャンペーンとは?
サービスキャンペーンとは、リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、商品性・品質の改善措置を行うことをいいます。一般的には放置していた場合、不快な思いはするが、重大な事故等の危険に繋がる事はない状況です。

ただ無期限で行うキャンペーンや、保証期間の延長という形もあるので、サービスキャンペーンは、内容によっては重要な場合も有りますね。今回は、日本メーカーでのサービスキャンペーンの状況をご紹介していきます(現時点で1番新しいサービスキャンペーン情報)。



①トヨタのサービスキャンペーン状況

トヨタでは、ピクシススペース、ピクシスエポックの一部車両のサービスキャンペーンについて。

サービスキャンペーンの概要
車両の現象
CVT油圧センサにおいて、樹脂コネクタの成型ばらつきによってCVTフルードが漏れるものがあります。そのため、当該センサが油圧異常を検出して、メータ内のCVT警告灯が点滅するおそれがあります。

改善の内容
全車両、CVT油圧センサを対策品と交換するとともに、センサと結合されていたハーネスのコネクタ内を点検し、内部にCVTフルードの付着が認められた場合は、ハーネスを交換、さらに、フルードがCVT制御コンピュータまで到達している場合は、コンピュータを新品と交換します。

対象車の含まれる車台番号
L575A-0034143~ L575A-0045003
L585A-0007491~ L585A-0010277
LA300A-1023420~ LA300A-1037066
LA310A-1004911~ LA310A-1007961

このリコールは、ダイハツからのOEMで発生していますので、ダイハツでもサービスキャンペーン扱いになっていますし、OEMを受けているスバルでも行われていますね。
 (61543)

②日産のサービスキャンペーン

フェアレディZのサービスキャンペーンについて。

不具合の内容
インテリジェントキーのリモコンにおいて、仕様変更に伴い送信する電波強度が強くなった際、 電波法に基づく技術基準適合の認証が取得されていなかったため、電波法に基づく技術基準適合表示がありません。

改善の内容
電波法に基づく技術基準適合の認証を取得し、インテリジェントキーのリモコンに、 技術基準適合を示すマークを印刷したシールを貼付します。

対象車の車台番号の範囲
Z34-620001~Z34-620252

今回は、車体番号を全メーカー記載していますので、ユーザーの方は、ご自身の車検証と照らし合わせることで、自身の車が対象かわかるのではないでしょうか。
 (61545)

スズキ サービスキャンペーンについて

イグニスのサービスキャンペーンについて。

不具合の内容
フロアカーペットの組付管理が不適切なため、仕様が異なる(ヒールパッド付)フロアカーペットを組付けたものがあります。

改善の内容
全車両、フロアカーペットを正規品に交換します。

対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲
FF21S-140957~FF21S-140999

こういった、走行等には影響しないが、ユーザーが心地よくないと思われる事も、サービスキャンペーンになっていますね。
 (61547)

ダイハツ サービスキャンペーンについて

ミラ、タント エグゼ、ムーヴ コンテ、ミラ ココア、ムーヴ、ミラ イース、ウェイクのサービスキャンペーンについて。

車両の現象
CVT油圧センサにおいて、樹脂コネクタの成型が不適切なため、当該コネクタを金属ケースに組付ける際に、当該コネクタが変形することがあります。そのため、隣接する内部Oリングのつぶし代が減少し、Oリング部よりCVTフルードが漏れ、油圧異常により警告灯が点滅するおそれがあります。

改善の内容
全車両、CVT油圧センサを対策品と交換するとともに、ハーネス側のコネクタを点検し、内部にCVTフルードの付着が認められた場合は、ハーネスを交換し、さらに、CVTフルードがCVT制御コンピュータまで到達している場合は、コンピュータを新品と交換します。

対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲
L275V-0048667~L275V-0051937
L275V-1021478~L275V-1028245
L285V-0006888~L285V-0007460
L285V-1003591~L285V-1004925
L455S-0086656~L455S-0087914
L465S-0015149~L465S-0015384
L575S-0200521~L575S-0225344
L585S-0037783~L585S-0043273
L675S-0163874~L675S-0203621
L685S-0019180~L685S-0025561
LA100S-0285615~LA100S-0300582
LA100S-1061089~LA100S-1113384
LA150S-0000063~LA150S-0026253
LA150S-1000956~LA150S-1024923
LA300S-0042337~LA300S-0045723
LA300S-1225676~LA300S-1334283
LA310S-1048228~LA310S-1068058
LA700S-0000066~LA700S-0044249
LA710S-0000060~LA710S-0009881

ダイハツは、トヨタやスバルにも対象となるモデルをOEM供給しています。昨今では、多数のモデルがOEMされていますので、リコールだけでなく、改善対策やサービスキャンペーンでも同じような複数メーカー対応となることが多くなるでしょう。
 (61549)

マツダ サービスキャンペーンについて

ロードスターのサービスキャンペーンについて。

不具合の内容
Boseサウンドシステム仕様車において、回路の設定が不適切なため、自車位置演算ユニットとメーター間の車速信号回路が欠落しています。そのため、ナビゲーション走行時、GPS信号の受信状態が悪くなった場合に自車位置を演算できず、現在の車両位置を正しく表示しない(自車位置マークが止まる、ずれる等)ことがあります。

改善の内容
全車両、自車位置演算ユニットとメータ間に車速信号回路を追加します。

対象車の車台番号の範囲
ND5RC - 300007~ND5RC - 302700
NDERC - 300008~NDERC - 301878

最近のナビ等での不具合は、頼りにしている人が多いだけに、不快にならないようにメーカーもサービスキャンペーンの対象にしていることが多いですね。
 (61550)

三菱 サービスキャンペーンについて

デリカD:2のハイブリッドシステムのサービスキャンペーンについて。

不具合の内容
ハイブリッドコントローラーの制御プログラムが不適切なため、 イグニッションON時にハイブリッドコントローラーが動作を停止することがあります。 そのため、警告灯が点灯するとともにハイブリッド機能が停止し、 モータアシストやEV走行等が出来なくなるおそれがあります。

改善の内容
全車両、ハイブリッドコントローラーの品番を確認し、対策前品の場合は対策品に交換します。

サービスキャンペーン対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲
MB46S-150001 ~ MB46S-151433
MB46S-650001 ~ MB46S-651320

こちらは、サービスキャンペーンの中でも比較的走行に起因するので、重要な情報ではないでしょうか。対象のお車を所有の方は、確認等をしてみてください。
 (61552)

スバル サービスキャンペーンについて

プレオ、ルクラ、ステラ、プレオプラスのサービスキャンペーンについて。

不具合の内容
CVT油圧センサにおいて、樹脂コネクタの成型が不適切なため、当該コネクタを金属ケースに組付ける際に、当該コネクタが変形することがある。そのため、隣接する内部Oリングのつぶし代が減少し、Oリング部よりCVTフルードが漏れ、油圧異常により警告灯が点滅するおそれがある。

改善の内容
全車両、CVT油圧センサを対策品と交換するとともに、ハーネス側のコネクタを点検し、内部にCVTフルードの付着が認められた場合は、ハーネスを交換し、さらに、CVTフルードがCVT制御コンピュータまで到達している場合は、コンピュータを新品と交換する。

サービスキャンペーン対象車の車台番号の範囲
L275B-0001735~L275B-0002026
L275B-1503461~L275B-1504193
L285B-0000466~L285B-0000552
L285B-1500741~L285B-1500933
L455F-0012198~L455F-0012707
L465F-0003928~L465F-0004150
LA100F-0050153~LA100F-0052150
LA100F-1500051~LA100F-1501994
LA150F-0000053~LA150F-0005595
LA300F-1509419~LA300F-1518000
LA310F-1503302~LA310F-1506011

OEM供給を受けているメーカーは、リコールだけでなく改善対策やサービスキャンペーンも対象となりますね。
 (61554)

まとめ

リコールの場合は、対策・修理をしないと車検に通らないのですが、改善対策、サービスキャンペーンは、修理しなくても車検には問題ないです。ただ、サービスキャンペーンの中には、装飾品やその他使用者が、気にしなければ問題なさそうなものから、修理しておいたほうが後々良いものまであると筆者は思います。

筆者は、一度ご自身が所有のモデルで、サービスキャンペーンの対象になっているか、どのようなサービスキャンペーン内容かをご自身で検索したり、お近くのディーラーで確認するのが良いのではないかと思います。
25 件

意外と知らない「車をお得に買い換える」下取り必勝法!

愛車の下取り金額をアップさせるには、ディーラーで車を買う際に、予めネットで愛車の買取り査定額を調べておいて、その金額を持ってディーラーに行くことが重要です!

何故かと言うと、ディーラーで営業マンから「今契約しないと納期がさらに遅れる!」などと言われて、愛車の下取り相場を知らないまま、うっかりハンコを押してしまったりすることがあるからです。
ネットで予め愛車の査定をしておいて、その査定金額を持ってディーラーに行けば、「値引き+下取り」で価格交渉もできます!
ディーラーによっては、値引きの条件が良くても、愛車の下取り額が悪いこともありますので、そういう場合には、ネット査定した買取店に売却してしまえば良いですので、いずれにせよ損することはありません!

ネットで愛車の無料買取査定を調べたあと、買取店から電話がかかってくることが有りますが、複数社かかってきた場合にはすべて同じ日の同じ時間にアポイントを入れます。

すべて同じ日時というのがポイントです!



そして、集まった買取店の営業マンたちに査定してもらう際、
「査定額を名刺に書いて出してください。一番高い条件のところと、ディーラーの下取り額と勝負させて高いほうに売ります!」
と言えば、営業マンは皆ガチンコの査定額で勝負してきますので、買取額が跳ね上がることがあるのです!

最低でも10万円くらいは高値がつくことがほとんどです。最高で70万円くらいの差が出ることも!
10万円でも査定が違えば、オプションを一つでも多く付けられますよね。

買取一括査定では、複数社に一気に見積もりが取れる以下のようなサイトがおすすめです。
試乗や見積もりなどでディーラーを訪問する前に、まずは軽い気持ちでも、愛車の現在の買取査定価格を調べてみてはいかがでしょうか?

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

stand by me stand by me