25%もパワーアップされたパワーユニット
2016年12月に発売した「ノート e-POWER NISMO(ニスモ)」は、NISMOのチューニングを施すことで、「e-POWER」のモータードライブ特性を最大限に活かした先進的な運転感覚や、胸のすくような加速性能、優れた静粛性を備えている。
今回追加設定される「NISMO S」は、「NISMO」同様に専用ボディ補強や専用サスペンションなどを採用したことに加え、インバータとコンピューター(VCM)に専用チューニングを施し発電量を増加させ、同時に減速機を強化しました。
その結果、「NISMO」に搭載されていたパワーユニットを、最高出力109ps、最大トルク254Nmから136p、同320Nmへと、最高出力で25%、最大トルクで26%向上させている点が最大の特徴です。
今回追加設定される「NISMO S」は、「NISMO」同様に専用ボディ補強や専用サスペンションなどを採用したことに加え、インバータとコンピューター(VCM)に専用チューニングを施し発電量を増加させ、同時に減速機を強化しました。
その結果、「NISMO」に搭載されていたパワーユニットを、最高出力109ps、最大トルク254Nmから136p、同320Nmへと、最高出力で25%、最大トルクで26%向上させている点が最大の特徴です。
ドライブモードも追加
また「NISMO S」は、出力向上に合わせて、ドライブモードを「NISMO」の4パターンから、「S」と「ECO」の両モードにも「Bレンジ」が追加され、6パターンに変更しています。それにより、スポーツ走行で圧倒的なパフォーマンスを引き出し、燃費性能の追及まで、さまざまな走りを体感できるようになっています。
「ノート e-POWER NISMO S」の専用装備と価格
・NISMO S専用エンブレム(フロント/リヤ)
・LEDヘッドランプ
(ロービーム、オートレベライザー付、プロジェクタータイプ、LEDポジションランプ付)
・LEDヘッドランプ
(ロービーム、オートレベライザー付、プロジェクタータイプ、LEDポジションランプ付)
「ノート e-POWER NISMO S」の車両価格は2,671,920円(RECAROシート付車は2,941,920円)となっており、「e-POWER NISMO」の2,488,320円にプラスして183,600円となっています。
(参考)
e-POWER NISMO:2,488,320円
NISMO:2,122,200円
NISMO S :2,328,480円(MT)
(参考)
e-POWER NISMO:2,488,320円
NISMO:2,122,200円
NISMO S :2,328,480円(MT)
増殖するNISMO
NISMOは、日産が掲げるブランドメッセージ「今までなかったワクワクを」を具現化する同社の高性能スポーツサブブランド。そして、NISMOロードカーは、2013年2月に発売した「ジュークNISMO」を皮切りに、「マーチNISMO」、「ノートNISMO」、「フェアレディZ NISMO」、「NISSAN GT-R NISMO」、「セレナNISMO」へと広がりを見せており、さらに7月には、「日産リーフNISMO」を新たに発売し、幅広いラインアップを取り揃えています。
これらNISMOのロードカーは、日産のモータースポーツ活動に由来するネーミングにふさわしい、レースで培われた、空力の優れたスタイリングや卓越したハンドリング、爽快な走行性能などで、より多くのユーザーにドライビングの楽しさを提供する。
これらNISMOのロードカーは、日産のモータースポーツ活動に由来するネーミングにふさわしい、レースで培われた、空力の優れたスタイリングや卓越したハンドリング、爽快な走行性能などで、より多くのユーザーにドライビングの楽しさを提供する。
「GR」「モデューロ」増え続けるメーカー製コンプリートカー
日産だけでなく、トヨタもNISMO同様に、自社のスポーツ&レーシング部門であるガズーレーシングが開発した「GR」シリーズを幅広く展開しており、ホンダも「モデューロ」をラインナップしています。これらコンプリートカーと呼ばれるメーカー製カスタムモデルは、標準モデルではコスト面などから実現できなかった思い切ったチューニングを施すことが出来、利益率も高いこともあって今後も増えていくはずです。
まとめ
ユーザーにとっては個性的な車種が、メーカー純正というお墨付きでディーラーで購入できるので、「NISMO S」のようなパワーユニットにも手の入るコンプリートカーは、社外パーツを装着するよりも安心でき、新車保証も付くのでメリットも大きいのです。中でもNISMOのブランド力は絶大で、問題はベース車両の魅力ある車種が少ないことでしょうか?
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