2018年3月5日 更新

トヨタ新型カムリ試乗インプレッション!走りの評価は?セダン復権なるか?!

2017年7月にフルモデルチェンジを行った新型カムリに試乗させてもらいました。 新開発「ダイナミックフォースエンジン」とハイブリッドの組み合わせはどんな走りをみせてくれるのでしょうか。

トヨタ新型カムリ試乗インプレッション!走りの評価は?セダン復権なるか?!
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トヨタ新型カムリってどんな車?

新型カムリのパワートレインはすべてハイブリッドで、駆動方式はFFのみとなります。
今回の新型カムリにはTNGAエンジンとも呼ばれる次世代新開発エンジン「Dynamic Force Engine」が初採用されます。

2.5L直4エンジンのこの新型エンジンは第4世代ハイブリッドシステムと組み合わられることで、33.4km/Lというクラストップレベルの燃費性能を実現(ベースグレードX)。

旧型カムリハイブリッドの23.4km/Lを大幅に上回るだけでなく、ライバルとなるホンダアコードハイブリッドの31.6km/Lにも並ぶ燃費性能となっています(ベースグレードX以外は28.4km/L)。

この新型エンジンは燃費だけではなく、出力やトルクも向上しています。
最高出力は178ps、最大トルクは221N・m(kgf・m)となっており、高出力ながらも低燃費を両立したすごいエンジンになっています。
しかも、レギュラーガソリン仕様で財布にも優しくなっています。

新型カムリのエクステリアをチェック

新型カムリのボディサイズは全長4,885mm×全幅1,840mm×全高1,445mm、ホイールベースは2,825mmとなり、現行型カムリからは35mmほど全長が伸びる程度ですが、4,885mmの全長は、クラウンアスリートの4,895mmに迫り、マークXの4,770mmよりも10cm以上長いので堂々としたボディサイズとなります。
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試乗させてもらったのは中間グレードとなる新型カムリ「G」、価格は3,499,200円からとなっています。

こちらの「G」の主要装備は、ベースグレード「X」の装備に加えて

・フルLEDリアコンビネーションランプ
・17インチタイヤ&アルミホイール
・タイガーアイ調インテリア加飾

・T-Connect SDナビ(6スピーカー)(オプション)
・カラーヘッドアップディスプレイ(オプション)
・ブラインドスポットモニター(オプション)
・リアクロストラフィックアラート(オプション)
・インテリジェントクリアランスソナー(オプション)
・リアクロストラフィックアラートブレーキ(オプション)
・おくだけ充電(オプション)
・パノラミックムーンルーフ(オプション)
・アクセサリーコンセント(1500W電源)(オプション)

などとなります。
標準でついてくる装備は、17インチアルミホイールや、LEDリアコンビネーションランプ、内装の質感向上くらいで、あとはオプション設定が可能になるという感じです。
カラーヘッドアップディスプレイやブラインドスポットモニターは、この「G」以上のグレードじゃないとオプションで装着できないということになります。
ベースグレード「X」でもトヨタセーフティセンスPは付いていますので、さらなる安全装備のブラインドスポットモニターやインテリジェントクリアランスソナーなどを付けたい方は「G」以上を選択してオプションで装備する必要があります。

それらのオプションを付けると、価格は必然的に高くなってしまいそうですね。
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新型カムリのエクステリアは、大きく口を開いたクジラのようなバンパーが特徴的。

このバンパーデザインは好みが分かれるところだと思いますが、実際に街中で走っているところを見るとカッコよく見えました。
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新型カムリの内装をチェック!

続いて新型カムリに乗り込んでみましょう。
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新型カムリのドアトリムは、ステッチ付きの合成皮革で覆われていたり、LEDのカーテシランプが付いていたりと、質感は悪くはないですが、ハリアーなどと比べると少し質感は劣る感じがします。

ウインドウスイッチ台座部分もピアノブラックや木目調にはなっていませんでした。
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上級グレードになると変わるのかもしれませんが、300万円以上する中間グレードなので、もう少し質感演出があっても良いのではないかと思いました。
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新型カムリ「G」のシートはファブリックながら、パワーシートになっていました。

ドアシルにも金属のプレートが付いています。

アクセルペダルはなんとオルガン式。
この辺りはトヨタとしてはかなり頑張って作られている感じがします。
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カムリのメーターは、中央に7インチ相当の大型のマルチインフォメーションディスプレイが備わっています。
こちらにいろいろな情報を表示することができます。
従来のトヨタ車よりも、メーター周りはとても見栄えが良いです。

新型カムリは、国内ではハイブリッド専用モデルなので、タコメーターではなくハイブリッドインジケーターがあります。
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ステアリングホイールも新意匠。
東京モーターショーで展示されていた新型クラウンもこれと同じステアリングホイールが装着されていました。
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新型カムリのインテリアデザインは何にも似てない新しい感じがしますね。

中央にあるナビ画面の周りはピアノブラックのパネルがはめ込まれていて見た目にも美しいです。
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センターコンソールのパネルはタイガーアイ調のカラーリングが施されています。
木目調とも違った不思議な感じ。
見た目の質感は良いと思います。

新型カムリの後席の広さは?

続いて、新型カムリの後席を見てみましょう。
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リアドアにはカーテシランプは無いみたいですね。

でもリアにもドアシルプレートが付いているなど、質感には気を遣って作られているのがわかります。
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後席の足元空間はなかなか広いと思います。
FFベースのセダンとしてはクラス相応のスペースがありますね。

センターコンソール後端にはエアコンの吹き出し口もあり、後席アームレストにはドリンクホルダーも完備されるなど、後席に人を乗せても快適に過ごしてもらえるように作られています。

新型カムリのトランク・ラゲッジスペースは?

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新型カムリはハイブリッドモデルながら、トランク容量はかなり広く確保されています。

さらに、後席を倒せばトランクスルーもできます。
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ハイブリッドセダンだと、トランクスルーできない車種もある中で、さすがトヨタはハイブリッドでは一日の長があるので使い勝手もバッチリです。

新型カムリに試乗!ドライブフィールの評価は?

内外装をチェックしたところで、さっそく新型カムリに試乗させてもらいます。

エンジンスターターボタンを押すと、「ピ!」という音ともにシステムが始動。

シフトをDレンジに入れて走り出します。
電動パーキングブレーキなのでアクセルを踏めばそのまま解除されます。

クリープで走り出して、幹線道路に出てアクセルを開けると、かなり力強く加速!
トルクがありますね!
強めにアクセルを開けるとエンジンから乾いたサウンドが聞こえ、想定しているよりもずっとパワフルに加速しました!
これは良いですねぇ。

今まで私も2.5Lアトキンソンサイクルエンジン+モーターのTHS2に乗っていたことがありますが、それよりも全然エンジンのパワーが強力です。
新開発の「ダイナミックフォースエンジン」の凄さを垣間見ました。
今までのアトキンソンサイクルエンジンでは、「ブェー」というあまり聞こえの良くないエンジン音と共に、CVTのラバーバンド感のある加速フィールで、あまり速いと感じたことはありませんでしたが、この新型カムリのダイナミックフォースエンジンは違いました。
モーターのアシストもあると思いますが、それよりもエンジン単体のパワー感が良いと思いました。

信号で停止すると、ブレーキホールドがあるのでブレーキペダルから足を離すことができます。
これはとても便利。

そして信号が青になると、アクセルを踏めばブレーキホールドが解除されます。

新型カムリはEVでもかなり粘って加速することができますね。
やはりTHS2でも世代が新しいほうがモーターのトルクが強力ですね。
流れに乗って加速してもアクセルワークでは20km/hまでは簡単にEVだけで加速することができます。
さらにアクセルワークを頑張れば40km/hまでもEVだけでも加速できますね。

この辺りは最新型のTHS2だけのことはあります。
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ステアフィールも結構重めに味付けされています。
以前のトヨタ車のようなスカスカな軽さではないのが好感が持てます。

そしてプリウス以降導入されているTNGAのプラットフォームは、ボディ剛性も良いですね。
路面からの突き上げやボディがビリビリするようなこともなく、乗り心地も良いです。
接地感も良いです。
17インチのタイヤ&ホイールとの相性がいいのかもしれませんね。
最上級グレードだと18インチタイヤ&ホイールになるので、そちらだともう少し硬い乗り味になるかも。

全体的に硬質感があって、ステアフィールもしっかりしており、EV比率も50%くらい行くとのことで、燃費と走りを両立したセダンになっているのではないでしょうか。
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まとめ 新型カムリの試乗した感想・評価は?

トヨタのセダンというと以前のクラウンのようなフワフワした乗り味を想定していましたが、想像以上に骨太な乗り味で、エンジンが特に良いです。
踏んで回したときのサウンドも結構いい感じ。

普段街中を走っているときはEVメインでジェントルに走り、踏んでも心地よいとは、結構良い車に仕上がっていますね。
燃費も期待できそうです。

ただその分、価格も400万円前後になってくるので、乗れる層は限られていると思いますが、やはり最新のエンジンとTHS2の組み合わせは良いですね。
レクサスのTHS2は世代が古いので、モーターのトルク感ももっと弱いですし、エンジン主体の加速感もカムリのほうが心地良いです。

ブランドに拘らないのであれば、レクサスのセダンを買うよりも新型カムリに乗ったほうが、走りの満足度は高いかもしれません。
ISには電動パーキングブレーキも無いですしね。

気になった方は、トヨタのディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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