2017年9月1日 更新

「オーテックジャパン」が提案するクルマづくり

日産自動車が発売しているラインナップのなかで、標準グレードのほかに『Rider(ライダー)』や『Axis(アクシス)』、『Bolero(ボレロ)』などといったカスタマイズグレードがあるのはご存知だと思います。これらを手掛けているのが、通称「AUTEC(オーテック)」=株式会社オーテックジャパンという会社。昨年、設立30周年を迎えた「オーテックジャパン」について触れてみようと思います。

「オーテックジャパン」が提案するクルマづくり

「オーテックジャパン」の歴史

「オーテックジャパン」は、日産自動車の関連会社として1986年に設立、初代社長にはスカイラインの開発をつとめた桜井眞一郎氏が就任しました。
「オーテックジャパン」設立当初は、トラックなどの商用特装車を中心に手掛けていましたが、1987年、ラルゴ(現・絶版車)のアウトドア仕様車『ラルゴ ウミボウズ』の発売を皮切りに、乗用車のカスタマイズに着手しました。
懐かしい話ですが、1988年発売の『S13シルビア/コンバーチブル』や『R31スカイラインGTSオーテックバージョン』などは当時話題性も高く、「標準グレードじゃ、ちょっとモノ足りない。自らカスタムするには費用的にも厳しい。でもカッコいいクルマに乗りたい!」というニーズをつかみ、メーカー公認の個性的なカスタムグレードを企画、開発することで、当時のクルマ好きの若者に注目されるクルマを次々と送り出すようになったのです。
今でこそ、各メーカーもカスタムモデルやカスタムチューンを施した車種を数多く発売していますが、日産自動車はおよそ30年も前に、この市場に目をつけていたことは、まさに先見の明であったと個人的には思っています。

「オーテックジャパン」の代表的ヒットと言えば、1995年発売の『W30ラルゴ ハイウェイスター』。
当時は、まだ“ミニバン”という言葉にも馴染みが薄く、いわゆる“ワンボックスカー”と呼ばれるジャンルのクルマだったのですが、トヨタの「天才タマゴ」のキャッチコピーで有名な『TCR1初代エスティマ』がヒットし、数年遅れてデビューしたホンダの『RA1初代オデッセイ』が大躍進を果たし、“ミニバン”という新たな市場が急激に拡大したタイミングでした。
その中で果敢に勝負に挑んだ『W30ラルゴ ハイウェイスター』も注目の1台となりました。
あまりの人気のため「オーテックジャパン」だけでは手が足りず、後に日産自動車本体の工場で生産されるようになり、これがきっかけで、のちに『ハイウェイスター』は、「オーテックジャパン」のカスタムグレードではなく、『日産車』のグレードのひとつとしてラインナップに加わり、その流れは現在にまで至っています。
ラルゴ ハイウェイスター

ラルゴ ハイウェイスター

日産自動車が発売した標準グレードに個性的なカスタマイズを施し、時にはオリジナルグレードをしのぐ人気モデルを輩出した「オーテックジャパン」。それぞれの車種に個性的な付加価値を加え、充実したラインナップで展開を拡大していきました。
走りを追求した「オーテックバージョン」、専用のエアロパーツをまとった「エアロセレクション」「エアロエクスプレス」「エアロスポーツ」
ステージア オーテックバージョン260RS

ステージア オーテックバージョン260RS

パイクカーの雰囲気が漂う「ボレロ」「ルンバ」「タンゴ」など、クルマに対する個性が求められ始めた時代を象徴するようなクルマを続々と発売してきました。
マーチ タンゴ

マーチ タンゴ

1997年、現在の主力グレードである「アクシス」グレード『ルネッサ アクシス』(現・絶版車)が誕生。
翌年には「ライダー」グレードのデビュー作となる『キューブ ライダー』が発売されました。
ルネッサ アクシス

ルネッサ アクシス

キューブ ライダー

キューブ ライダー

「アクシス」はプレミアム感を意識した上質さを演出したモデルをデビューさせてきましたが、2013年の「ノート アクシス」を最後に「アクシス」グレードは姿を消してしまいました。
その後、2016年に上質感を高めた「モード・プレミア」というグレードを発売したので、「アクシス」から「モード・プレミア」へと変遷していると思われます。
ノート アクシス(2013年)

ノート アクシス(2013年)

ノート モードプレミア(2016年)

ノート モードプレミア(2016年)

一方、「ライダー」グレードはビレッドグリルとエアロパーツをまといスパルタンなイメージでありながら、上質ななスタイルに仕上げています。軽自動車からミニバンまで、それぞれの車種の個性に合わせて「ライダー」グレードは時を重ねる度に新しい進化を続けています。
エルグランド ライダー

エルグランド ライダー

セレナ ライダー

2016年「オーテックジャパン」は創立30周年を記念して『マーチ ボレロA30』を限定30台発売。その価格は、ナント 330万円(税別)!エンジン、足回り、インテリアすべてを見直し、細部にまで手が加えられました。発売30台はすべて完売となりました。

マーチ ボレロ A30

これからも「オーテックジャパン」は、特別感のある個性的なクルマを提案してくれることと思います。
2017年4月「NISMO(ニスモ)」が「オーテックジャパン」の傘下に入りました。「NISMO」のDNAを受け継いだグレードも数多く登場することも容易に想像がつきます。ますます期待が高まる「オーテックジャパン」の飛躍に注目していきたいと思います。
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