どんなクルマ?
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トヨタカローラルミオンは、2007年10月に発売されました。
元々は北米のサイオンブランドで「xB」として販売されていたものですが、カローラシリーズの若返りのため、ステアリング位置や外観を日本仕様に仕立て直して登場しました。
搭載されるエンジンは1.5Lと1.8Lの2種類で、トランスミッションはCVTのみでした。4WDもありましたが、こちらは1.8Lモデルのみとなっていました。
全長はカローラアクシオよりも短いのですが、車幅が1,700mmを超えているため3ナンバーとなっていたのが特徴です。
そのためか初代bBを超えるヒットにはなりませんでしたが、2015年12月まで販売されていました。
元々は北米のサイオンブランドで「xB」として販売されていたものですが、カローラシリーズの若返りのため、ステアリング位置や外観を日本仕様に仕立て直して登場しました。
搭載されるエンジンは1.5Lと1.8Lの2種類で、トランスミッションはCVTのみでした。4WDもありましたが、こちらは1.8Lモデルのみとなっていました。
全長はカローラアクシオよりも短いのですが、車幅が1,700mmを超えているため3ナンバーとなっていたのが特徴です。
そのためか初代bBを超えるヒットにはなりませんでしたが、2015年12月まで販売されていました。
トヨタカローラルミオンのここがイイ!!
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1.5X以外は9スピーカー
一番安いエントリーグレード以外は、なんとスピーカーが9個も付いていました。
フロントドアに普通のスピーカーとツィーターが付き、リアドアにもスピーカー、ラゲッジルームの天井にサテライトスピーカー、そして左側Cピラーにサブウーハーと、後付けする必要が無いくらい付いています。
初代bBもあの車格で6スピーカーが標準でしたので、トヨタがどの層をターゲットにしたのかがよくわかりますね。
フロントドアに普通のスピーカーとツィーターが付き、リアドアにもスピーカー、ラゲッジルームの天井にサテライトスピーカー、そして左側Cピラーにサブウーハーと、後付けする必要が無いくらい付いています。
初代bBもあの車格で6スピーカーが標準でしたので、トヨタがどの層をターゲットにしたのかがよくわかりますね。
エアロツアラーがカッコいい
カローラルミオンも初代bB同様、エアロパーツ付きのグレードに存在感が持たされていました。
メーカー純正エアロなので、当然デザインもきっちりとまとまっています。
だからと言ってエアロ無しグレードがとてつもなくダサいかと言うと、そうでもありません。
エアロ無しグレードが何となくカピバラさんに似たように見えるのは筆者だけでしょうか…
メーカー純正エアロなので、当然デザインもきっちりとまとまっています。
だからと言ってエアロ無しグレードがとてつもなくダサいかと言うと、そうでもありません。
エアロ無しグレードが何となくカピバラさんに似たように見えるのは筆者だけでしょうか…
ベンチシートではなく独立シート
初代&2代目bBはベンチシートを採用していましたが、カローラルミオンは独立シートになっています。
これはなかなか英断と言えます。
ベンチシートのクルマには何台か乗りましたが、正直言ってベンチシートの恩恵を感じた事はそうそうありません。
むしろ、コーナーを曲がるときのホールド性の不足に不満がありました。
その点、カローラルミオンは大きめの独立シートが付いていますので、コーナーで姿勢が不安定になることもなく、長距離ドライブも苦になりません。
これはなかなか英断と言えます。
ベンチシートのクルマには何台か乗りましたが、正直言ってベンチシートの恩恵を感じた事はそうそうありません。
むしろ、コーナーを曲がるときのホールド性の不足に不満がありました。
その点、カローラルミオンは大きめの独立シートが付いていますので、コーナーで姿勢が不安定になることもなく、長距離ドライブも苦になりません。
トヨタカローラルミオンのここはそうでもない…
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ベルトラインの高さによる見切りの悪さ
カローラルミオンは、サイドウインドウの下端が高めのデザインになっています。
おそらく、若者がシートを倒して何かするだろうからというメーカーの配慮かもしれませんが、おかげで少し運転しづらくなっています。
乗り込むまではさほど大きいクルマだと思いませんが、いざ運転席に座ってみると、アイポイントは高いのに見切りが悪いことに気づくはずです。
角ばったボディなので取り回しにはいずれ慣れますが、初めて乗った時は少々緊張することでしょう。
おそらく、若者がシートを倒して何かするだろうからというメーカーの配慮かもしれませんが、おかげで少し運転しづらくなっています。
乗り込むまではさほど大きいクルマだと思いませんが、いざ運転席に座ってみると、アイポイントは高いのに見切りが悪いことに気づくはずです。
角ばったボディなので取り回しにはいずれ慣れますが、初めて乗った時は少々緊張することでしょう。
1,760mmの車幅
このクルマは海外向けのカローラセダンやオーリス、ブレイドと同じシャーシを採用しているため、かなりワイドなボディを与えられています。
全長は4,210mmとさほど大きいわけではありませんが、混雑した駐車場や狭い路地では前述の見切りの悪さも相まって、取り回しに苦労します。
全長は4,210mmとさほど大きいわけではありませんが、混雑した駐車場や狭い路地では前述の見切りの悪さも相まって、取り回しに苦労します。
1,500ccはパワー不足
元々、このクルマは海外で2.4Lのエンジンを積んで売られていました。
そのため、どう頑張っても1.5Lでは力不足です。
通勤通学お買い物に使うだけなら良いかもしれませんが、高速道路の合流や山道の登坂車線ではどうも頼りなげです。
たまにでもドライブに行くことがあるなら、断然1.8Lのモデルがオススメです。
そのため、どう頑張っても1.5Lでは力不足です。
通勤通学お買い物に使うだけなら良いかもしれませんが、高速道路の合流や山道の登坂車線ではどうも頼りなげです。
たまにでもドライブに行くことがあるなら、断然1.8Lのモデルがオススメです。
まとめ
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トヨタカローラルミオンは、北米向けの2代目bBを日本に持ち込んだ、実に若向けなクルマでした。
3ナンバーボディのおかげで室内が広く、また小物入れ等も多く用意されていて使い勝手も良いため、ファミリーカーとしても十分活躍できます。
特に、お年寄りのいるご家庭には特にオススメです。
足腰の弱ったお年寄りには、セダンやステーションワゴンなど、ヒップポイントの低いクルマの乗り降りが大変に負担です。
一方、カローラルミオンのようにアップライトなポジションで乗れるクルマは、お年寄りの足腰の負担が少なくて済みます。
中古車市場の方はそれなりにタマ数があり、FF車なら80万円程度で走行2万km以下の1.8Lのエアロ付きグレードを狙う事ができます。
ただし、4WDはタマ数が極端に少なく、また距離の割に価格も高くなるので、手頃な個体を探すのが難しいかもしれません。
もしこの記事を読んでいる若者がいたら、このクルマのシートの件をおじいさんやおばあさんに一生懸命プレゼンし、購入資金を援助してもらってみてはいかがでしょうか…?
3ナンバーボディのおかげで室内が広く、また小物入れ等も多く用意されていて使い勝手も良いため、ファミリーカーとしても十分活躍できます。
特に、お年寄りのいるご家庭には特にオススメです。
足腰の弱ったお年寄りには、セダンやステーションワゴンなど、ヒップポイントの低いクルマの乗り降りが大変に負担です。
一方、カローラルミオンのようにアップライトなポジションで乗れるクルマは、お年寄りの足腰の負担が少なくて済みます。
中古車市場の方はそれなりにタマ数があり、FF車なら80万円程度で走行2万km以下の1.8Lのエアロ付きグレードを狙う事ができます。
ただし、4WDはタマ数が極端に少なく、また距離の割に価格も高くなるので、手頃な個体を探すのが難しいかもしれません。
もしこの記事を読んでいる若者がいたら、このクルマのシートの件をおじいさんやおばあさんに一生懸命プレゼンし、購入資金を援助してもらってみてはいかがでしょうか…?
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