2017年8月21日 更新

マツダが新技術スカイアクティブXを2019年から導入!スカイアクティブXの特徴やメリットなどを徹底分析!

マツダはこれまでロータリーエンジンなどといった常識にとらわれない技術発展で、今日の自動車社会を支えてきました。最近ではスカイアクティブがその代表例と言えるでしょう。世の中がEVやハイブリットに力を入れる中マツダが2019年に発表したスカイアクティブXとは一体どのようなシステムなのでしょうか?特徴やメリットなど徹底分析します!

マツダが新技術スカイアクティブXを2019年から導入!スカイアクティブXの特徴やメリットなどを徹底分析!

マツダの新技術『スカイアクティブX』が2019年に導入!

マツダ株式会社 企業サイト (13687)

マツダはロータリーエンジンをはじめとする、世界でも常識的に考えられない新しい技術を生み出してきた、日本が誇る自動車メーカーの1つですね。

最近ではそのヨーロピアンなデザインで人気を得ているように感じますが、スカイアクティブをはじめとする様々な技術の成果も忘れてはなりません。

ここでは現行型のスカイアクティブについて詳しくは説明しませんが、ガソリン、ディーゼルともにこれまでの常識をいい意味で壊したスカイアクティブは、エンジン技術の究極系といっていいでしょう。

いや、言っていい存在でした。

今回マツダが2019年に導入を発表した、スカイアクティブXを知るまでは世界中のほとんどの方がそう思ってたのですが、今回発表されたスカイアクティブXはそれを超えるガソリンエンジンの極みと言っていい技術です。

メカニックをしていた自分も、専門家でないため最近までこんな技術開発が進められていることとは知らず、マツダの説明を聞いて驚愕したものです。

ではこのスカイアクティブXの凄いところ、特徴、私たちが受けるメリットや想像できるデメリットはどんなところでしょうか?

わかりやすい内容を意識してスカイアクティブXについてご紹介していきたいと思います。

スカイアクティブXが行うSPCCIとは?

【MAZDA】SKYACTIV-G|SKYACTIV TECHNOLOGY (13689)

現在のスカイアクティブは世界一の圧縮比を誇るガソリンエンジンとなっています。

圧縮比と言われても、わからない方もいるでしょうが、簡単に説明するとエンジンは空気とガソリンを混ぜてそこに火花を飛ばし、着火させ回転を生み出しています。

しかし着火させるためにはこれだけでなく、空気をパンパンに圧縮させ高温にすることが必要。

その空気の量が多ければ多いほど、効率よくエネルギーが得られ、空気が多くなるため相対的にガソリンは少なくなり燃費が向上します。

では空気をたくさん入れて圧縮しまくったらさらに燃費が良くなるのでは?

そう考える人も多いでしょうが、エンジンは金属の集合体であり、あまりに負荷がかかり過ぎればエンジンは壊れてしまいます。

また最大の原因として、圧縮しすぎて温度が想定以上に高くなることによって起こる異常な燃焼(ノッキング)があるので、ノッキングを防止しできるギリギリのラインが現在のスカイアクティブと言う訳なのです。

しかし今回発表されたスカイアクティブXはこの常識を覆す内容のものとなっています。

現行型のスカイアクティブがスパークプラグによって着火していたのに対して、スカイアクティブXは燃料を圧縮し着火させると言うシステムを取っています。

車に詳しい方ならわかると思いますが、ディーゼルエンジンの燃焼方式をガソリンで行うのがスカイアクティブXなのです。
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現在のスカイアクティブでもエンジンに様々な工夫を施し、世界一の圧縮比を達成していると言うのに、さらに空気を圧縮させて大丈夫なのか?

それを大丈夫にしたのが、スカイアクティブXなのです。

しかし先ほども説明した通り、圧縮しすぎた空気はコンピューターが予期しないタイミングでの異常燃焼を引き起こし、エンジンが壊れる心配があります。

マツダはこれに対してSPCCI(火花点火制御圧縮着火)によって実用化に成功したようです。

これはただの圧縮着火のみではなく、従来のガソリンエンジンと同様にスパークプラグを常時エンジン制御に取り入れることによって深刻なノッキングを防止しつつも、スムーズな加速といった制御を行う方法です。

プラグを利用するといっても、このプラグは従来以上に圧縮された混合気をさらに圧縮する火種として用いられ、圧縮着火が不可能の状態になると、従来のスカイアクティブ同様に着火による燃焼へと切り替わるという制御を行なっています。

それによって広い走行域で圧縮着火の恩恵を受けつつも、圧縮着火が厳しい状態では従来の燃焼方式に切り替えることで、現在以上のさらなる低燃費を実現しているのです。

他にも様々な技術によってこの燃焼方式を実現しているようですが、このシステムは画期的と言うにふさわしい内容と言えるでしょう。

スカイアクティブXがもたらすメリット・デメリットは?

【MAZDA】ディーゼルエンジンの魅力|SKYACTIV TECHNOLOGY (13693)

中身の説明が長くなり、最後は専門用語が多くわかりにくかったと思いますが、この画期的なシステムにより得られるメリットは以下のようなものとなっています。

・最大30%ほどのエンジントルクの向上
・圧縮着火によるエンジンレスポンス(反応の良さ)
・SKYACTIV-G(現行型)より20~30%近くの改善される燃費(SKYACTIV-Dと同レベル以上)

いわゆるディーゼルエンジンとガソリンエンジンの融合を果たしたスカイアクティブXは、現行型のディーゼル以上の燃費を誇り、それらの加速やレスポンスをさらに高めた走りを体感できる作りとなっているようです。

まさにマツダの掲げる『走る歓び』を運転中だけでなく、経済性から維持している際にも感じることができる究極のエンジンとなりそうです。

また新たに導入される燃費モード(WLTC)においても、スカイアクティブXはベースからの底上げによって生み出される低燃費であるため、カタログ上でも優れた数値を叩き出すと思われます。

マツダは既に一部車両にてWLTCモード燃費を公開していますが、この背景にはスカイアクティブXの存在が大きかったのかもしれません。
気になるデメリットに関してですが、現段階で個人的に不安に思う点は以下のようなものとなっています。

・エンジンのシステム自体が世界的に初と言えるので完成度の心配
・部品強度などの問題
・部品点数の増加や高価な部品による価格の高騰

現段階で私が思う疑問点は以下のようなものです。

ノッキングはどうしてもエンジンブローにつながる最悪の要因であるため、スカイアクティブXの制御面が心配です。

実用化される訳ですので、ほぼ完璧なのでしょうが、やりすぎた圧縮比はエンジンブローにつながるので、状況に応じてノッキングがうるさかったりするかもしれません。

気候や状況によってブローなんてことはまずないでしょうが、初期はリプロなどの対応が多い気がしてならないです。

また現行型のスカイアクティブDが圧縮比を世界で一番落としたことによって、部品の軽量化などを果たしているのであれば、今回導入されるスカイアクティブXは逆に部品の強度を上げる必要があります。

そうすると部品のコストが上がる心配があるので、ベース価格がいくらになるかも気になる点の1つですね。

さらにはノッキング防止に様々な工夫が施されているでしょうから、価格にどれくらい直結するものか注目となっています。

さらなる自動車技術の発展に目が離せない!

【MAZDA】デザイン|ブランド (13697)

スカイアクティブXの特徴などを分析、紹介しましたが、いかがでしたか?

途中専門用語や文章が長くなり読みづらいところがあったかと思います。

最後に簡単にまとめると、

スカイアクティブXはディーゼルとガソリンの良いところを合わせた理想のエンジンであり、現行型以上の低燃費とエンジン性能を発揮する、次世代のベースエンジンとなります。

デメリットとしては、マツダがこのエンジンを高いレベルで完成させられているのか、またコストは抑えられているのかですが、今回2019年の実用化で今後は試乗の場も設けるようですので、きっと心配いらないほど仕上がっているでしょう。

マツダ独特のデザインとスカイアクティブXの優れたエンジン技術により、マツダが生み出す今後の車両にはますます目が離せなくなりそうです!
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はるあき はるあき