2018年1月20日 更新

ノート NISMO・スイフトスポーツ・ヴィッツ GR SPORT 最新コンパクト ホットハッチ試乗比較 ~自分にふさわしいホットハッチは~

一昨年から昨年にかけて次々登場した日産 ノート e-POWER NISMO、スズキ スイフトスポーツ、トヨタ ヴィッツ GR SPORT ‟GR”に試乗しました。本記事では各車を項目別に比較することでそれぞれの実力を検証します。

ノート NISMO・スイフトスポーツ・ヴィッツ GR SPORT 最新コンパクト ホットハッチ試乗比較 ~自分にふさわしいホットハッチは~

エクステリア比較対決

日産 ノート e-POWER NISMO

 (21640)

スズキ スイフトスポーツ

 (21641)

トヨタ ヴィッツ GR SPORT ‟GR”

 (21644)

3車ともベース車両に専用のエアロパーツを追加することでスポーティさを強調しています。
スイフトスポーツはこの3車の中では一番大人しいデザインかなと感じます。
ノート e-POWER NISMOはベースであるノートが万人向けの大人しいデザインであることから、その差別化を図るべく赤をアクセントに他の2車よりも派手目のエアロパーツを装着して少し「やんちゃ」なデザインとなっています。
ヴィッツ GR SPORT ‟GR”はスイフトスポーツとノート e-POWER NISMOといったところで、前モデルであるG'sよりも大人しいデザインになったように感じます。

インテリア比較対決

日産 ノート e-POWER NISMO

 (21651)

スズキ スイフトスポーツ

 (21652)

トヨタ ヴィッツ GR SPORT ‟GR”

 (21653)

インテリアのクオリティについては正直3車ともさほど変わらない印象ですが、順位を付けるとしたら

①ノート e-POWER NISMO
②ヴィッツ GR SPORT ‟GR”
③スズキ スイフトスポーツ

となります。

ノート e-POWER NISMOはインテリアに使用されている素材はさほど安っぽいものが使われている印象がないのですが、赤いアクセントが随所に散りばめられているとはいえデザインが少し素気ない印象ですね。またステアリングに使用されているアルカンターラは汗を吸い続けた場合の経年劣化が少し気になります。
ヴィッツ GR SPORT ‟GR”はインテリアに使用されている素材がノート e-POWER NISMOよりも少し劣る印象です。ただ、86にも使用されている本革ステアリングは革のクオリティも高く好印象でした。
スイフトスポーツはインテリアのクオリティはヴィッツ GR SPORT ‟GR”と同等ですが、形状が中途半端でピアノブラックが使用されているステアリングは握る位置で大きく素材が異なるところがイマイチですね。

シート比較対決

日産 ノート e-POWER NISMO

 (21659)

スズキ スイフトスポーツ

 (21660)

トヨタ ヴィッツ GR SPORT ‟GR”

 (21661)

3車とも走りを志向するスペシャルモデルだけあってシートの掛け心地に不満を感じることはありませんでした。その中で敢えて順位を付けるとしたら

①ノート e-POWER NISMO
②ヴィッツ GR SPORT ‟GR”
③スイフトスポーツ

となります。


ノート e-POWER NISMOに標準装着される専用のスポーツシートは大きさも十分で、程よいホールド性とやや硬めの掛け心地で生地のクオリティも高く、全く文句のつけようのないシートです。
オプションで専用のレカロシートも装着できるようですが、多くの方がこのスポーツシートの出来に満足できると感じました。


ヴィッツ GR SPORT ‟GR”のシートはノート e-POWER NISMOのシートよりもサイドサポートは弱めになりますが生地のクオリティと掛け心地は同等に感じました。
惜しいのはクッションが短く172cmの私では太ももがやや浮き気味になることで、このことによってシートが少し小さめに感じることですね。


スイフトスポーツは構造から一新された専用のスポーツシートが装着されていて、ホールド感は3車中1番高いのですが、生地のクオリティが他2車と比べて落ちるのと張りが弱いために座った瞬間に少し沈み込むのが気になりました。
スイフトスポーツはシートの生地のクオリティが他2車と同等のものが使用されていれば一気に1位となるシートであると思われるので、今後の改良によるクオリティアップを期待したいですね。

パワートレーン比較対決

ノート e-POWER NISMOは先代リーフに使用されているモーター、スイフトスポーツは1400CC直噴ターボ、ヴィッツ GR SPORT ‟GR”は1500CC NAエンジンと3車それぞれ異なるパワートレーンとなっています。
速さの順位でいえば

①スイフトスポーツ
②ノート e-POWER NISMO
③ヴィッツ GR SPORT ‟GR”

となります。
スイフトスポーツは1000㎏弱のボディに1400CC直噴ターボの組み合わせということで、MT・AT問わず発進時から力強い加速を見せ、あっという間に自分の乗せたいスピードまで達することができます。この加速感は1度味わってしまうと結構病みつきになってしまうような加速感です。
ノート e-POWER NISMOは1250㎏と3車中1番重いのですが、先代リーフと同じモーターを使用していることからその加速は軽快であり、ノーマルモードでは体感上2000CC超級、スポーツモードではスイフトスポーツと同等の加速力となります。モーターによる加速はシームレスで伸びやかな印象があり、ガソリンエンジン車とは違う新しい魅力を感じます。
ヴィッツ GR SPORT ‟GR”はコンベンショナルな1500CCエンジンで、速さでは他の2車にはかなわないですが、このクルマはマニュアルミッションを操って高い回転数をキープしながら走るとスポーティな足回りと相まって走りが楽しめるようになっています。

サスペンション・乗り心地

乗り心地については、良いと感じる順番では

①ノート e-POWER NISMO
②スイフトスポーツ
③ヴィッツ GR SPORT ‟GR”

となっていて、
ハンドリングのスポーティな順番は

①ヴィッツ GR SPORT ‟GR”
②スイフトスポーツ
③ノート e-POWER NISMO

となります。

ノート e-POWER NISMOはエアロパーツレスでプレミアムを志向している別グレードの「モードプレミア」のツーリングバージョンと同じセッティングということもあって、この3車の中ではスプリングの硬さを少し感じるもののショックアブソーバーの動きが良い、ツーリング志向のサスペンションセッティングとなっています。
タイヤサイズも195/55R16と他2車よりもインチがワンサイズ小さいこともあって、道路の舗装が荒れた部分を走行しても突き上げは3車の中で1番小さいですね。


スイフトスポーツはタイヤサイズが195/45R17とノート e-POWER NISMOよりもワンサイズインチアップされることで突き上げも少し大きくなりますが、剛性を高めた新プラットフォーム HEARTECTの採用と専用チューニングされたモンロー社製ショックアブソーバーの動きの良さで不快な突き上げはありません。
惜しいのは特にAT車で感じる電動パワーステアリングの不自然な重さとボディ剛性ですかね。
モンロー製ショックアブソーバーの能力からすればボディ剛性がもう少し高ければよりシャキッと曲がれるようになるのですが、このあたりは購入したユーザーにチューニングを委ねている印象です。


ヴィッツ GR SPORT ‟GR”は1500CCNAエンジンながら230万円と強気の価格設定ということもあって、購入者を選ぶセッティングとなっており、3車中1番スポーティで硬めな足回りのセッティングとなっています。
205/45R17という3車中最も太く大きいタイヤを履きこなすにはこの硬さでないと履きこなせない印象で、少しでも柔らかいセッティングにしてしまうと荒れた路面を走行する時にタイヤが拾う振動を受け止めきれず上半身が常に動いてしまうでしょう。
ザックス製のショックアブソーバーはさすがのクオリティで硬めのセッティングながらもショックが縮んだ後の揺れ戻しが全くなく、道路の舗装の荒れた路面を走行中のガツンとした衝撃も一発で収まります。また電動パワーステアリングのフィールが良く、カーブを曲がる時の気持ち良さは3車中1番ですね。

総括

一昨年から昨年にかけて登場したこの3車は実力が高く、どのモデルを購入しても後悔することはないと感じます。この中で敢えておすすめするとすれば、やはり最新の衝突安全システムを装着しても200万円を切った価格で登場したスイフトスポーツでしょうか。

今回紹介したクルマはそれぞれに特徴が異なるため、購入を検討している方は是非試乗をしていただき、特徴を把握されたうえで購入されることをおすすめしたいと思います。
30 件

意外と知らない「車をお得に買い換える」下取り必勝法!

愛車の下取り金額をアップさせるには、ディーラーで車を買う際に、予めネットで愛車の買取り査定額を調べておいて、その金額を持ってディーラーに行くことが重要です!

何故かと言うと、ディーラーで営業マンから「今契約しないと納期がさらに遅れる!」などと言われて、愛車の下取り相場を知らないまま、うっかりハンコを押してしまったりすることがあるからです。
ネットで予め愛車の査定をしておいて、その査定金額を持ってディーラーに行けば、「値引き+下取り」で価格交渉もできます!
ディーラーによっては、値引きの条件が良くても、愛車の下取り額が悪いこともありますので、そういう場合には、ネット査定した買取店に売却してしまえば良いですので、いずれにせよ損することはありません!

ネットで愛車の無料買取査定を調べたあと、買取店から電話がかかってくることが有りますが、複数社かかってきた場合にはすべて同じ日の同じ時間にアポイントを入れます。

すべて同じ日時というのがポイントです!



そして、集まった買取店の営業マンたちに査定してもらう際、
「査定額を名刺に書いて出してください。一番高い条件のところと、ディーラーの下取り額と勝負させて高いほうに売ります!」
と言えば、営業マンは皆ガチンコの査定額で勝負してきますので、買取額が跳ね上がることがあるのです!

最低でも10万円くらいは高値がつくことがほとんどです。最高で70万円くらいの差が出ることも!
10万円でも査定が違えば、オプションを一つでも多く付けられますよね。

買取一括査定では、複数社に一気に見積もりが取れる以下のようなサイトがおすすめです。
試乗や見積もりなどでディーラーを訪問する前に、まずは軽い気持ちでも、愛車の現在の買取査定価格を調べてみてはいかがでしょうか?

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

やまちゃん@8148 やまちゃん@8148