2018年3月13日 更新

ノア・ヴォクシー兄弟に欠点はあるのか?ライバルと比較した弱点を徹底分析!

トヨタの売れ筋ミニバンであるヴォクシーを中心とした、ノア・ヴォクシー・エスクァイアの3兄弟。 販売チャネルに併せて3車種ありますが、基本的にはプラットフォームなどは同じ。 販売好調なトヨタのノア・ヴォクシー・エスクァイア三兄弟に死角はないのか?ライバルである日産セレナやホンダステップワゴンと比較してレポートします!

ノア・ヴォクシー兄弟に欠点はあるのか?ライバルと比較した弱点を徹底分析!
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ノア・ヴォクシー・エスクァイア、やっぱり売れている

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上記は2017年7月度の普通車売り上げランキングですが、7月にノア・ヴォクシー・エスクァイアのマイナーチェンジが発売されたのもあってか、それぞれ前年超えの数値で好調に売れています。

昨年フルモデルチェンジした日産セレナが、2017年上半期の5ナンバーサイズミニバンとしては1位でしたが、7月度はランクダウンしてヴォクシーに抜かれています。
単独車種としてはセレナが売れていますが、同じプラットフォームで販売チャネルが違うノア・ヴォクシー・エスクァイアを足せば、実に一ヶ月で18,046台も売れている計算になります。
これは1位の日産ノートすら超える台数です。

やはりトヨタのミニバンとして、ユーザーに幅広く支持されているようです。
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ノア・ヴォクシー・エスクァイア、マイナーチェンジで魅力は上がったが

2017年7月に行われたノア・ヴォクシー・エスクァイアのマイナーチェンジで、それぞれフェイスリフトが行われ、細かい部分の魅力が向上しました。

過去にもchibicaではマイナーチェンジでどこが変わるのかお届けしました↓
売れまくっているノア・ヴォクシー・エスクァイアですが、死角はないのでしょうか?

今回は、そんなノア・ヴォクシー・エスクァイアのライバルより劣る点を比較してみたいと思います。

VS 日産セレナ どこが劣っている?

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一番のライバルである日産のセレナは、2016年の8月にフルモデルチェンジ。
フルモデルチェンジ以降、破竹の勢いでこのカテゴリーの1位を突っ走っています。
単独車種としてはヴォクシーよりも売れ続けています。

セレナの人気の秘密は、やはり半自動運転と称される「プロパイロット」があることです。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアは自動運転系が弱い

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セレナに搭載される「プロパイロット1.0」は、

・全車速追従のアダプティブクルーズコントロール
・車線逸脱抑制機能(ステアリング制御付き)

が最大の売りです。
これは、2017年前期では、同カテゴリーとしてはセレナだけが同一車線半自動運転を実現していました。

アルファードやヴェルファイアにも全車速追従のクルーズコントロールがありますが、車線逸脱警報などが備わりません。
ステップワゴンも、アダプティブクルーズコントロールはありますが、全車速追従タイプではありません。
なので、この分野においては、セレナの独壇場でした。

さらにセレナには、これまた同カテゴリーとしては初となる「電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能」も装備。

信号などで停止する際に、ブレーキを維持してくれる機能で、ブレーキペダルから足が解放されるのは一度味わうと必ず欲しくなる装備でもあります。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアには、電動パーキングブレーキやブレーキホールドも備わっていません。
また、今回のマイナーチェンジでクルーズコントロールは装備されましたが、レーダー追従機能はなく、車速維持のみに留まるため自動運転には程遠いです。
車線逸脱警報は備わりますが、ステアリング制御は備わらないので、警告のみとなります。

これら自動運転系や安全装備の面では、ノア・ヴォクシー・エスクァイアはセレナに対しては周回遅れと言っても良いです。

デュアルバックドアやスーパーマルチシートなどのギミックがない

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セレナには、バックドアが2分割で開く「デュアルバックドア」があります。
ちょっとした小物を載せたいときなどに、上部ドアだけ開けば場所も取らずに開閉できます。

しかし、ノア・ヴォクシー・エスクァイアにはそうしたギミックのバックドアはありません。

また、セレナの2列目中央シート「スーパーマルチシート」は、1列目までロングスライドし、センターコンソールとして使えたり、2列目をベンチシートにしたりキャプテンシートにしたりとマルチに使えるギミックです。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアにはそうしたアイデアのギミックは用意されていません。
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VS ステップワゴン どこが劣っている?

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ステップワゴンは2015年4月にフルモデルチェンジしましたが、現行型はイマイチ販売に苦戦。
エクステリアが評判が悪いのと、1.5Lターボがハイブリッドに対して燃費のイメージが悪いなどが主な原因と考えられています。

そんなステップワゴンも2017年9月についにマイナーチェンジを行います。
押し出しの弱かったフロントマスクを一新、スパーダのみ迫力のマスクに変更されます。
また、今回のマイナーチェンジを機に、待望のハイブリッドモデルを追加!

ライバルに対してハイブリッドのイメージ戦略を打ち出せるようになります。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアにはもともとハイブリッドが用意されていますので、セレナが苦境に立たされることになる可能性があります。

ただ、そんなセレナも2018年初頭にはハイブリッドであるe-powerがデビュー予定となっており、追撃を書けるのは間違いないでしょう。

わくわくゲートなどのギミックがない

ホンダのステップワゴンには、わくわくゲートと呼ばれるバックドアがあります。
これは、ドアのように横にも開き、さらに通常のバックドアのように縦にも開くという2WAYのバックドアになっています。
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先ほどセレナの際にも書きましたが、ノア・ヴォクシー・エスクァイアにはこうしたギミックがありません。

ただ、セレナのデュアルバックドアにしても、このステップワゴンのわくわくゲートにしても、絶対必要かと言われるとそうでもなく、逆にバックドアの重量が増して通常開きをする際に非常に力がいるなどのデメリットもあります。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアはギミックはありませんが、通常開きをする際には一番使いやすいかもしれないのです。

ステップワゴンにもついに電動パーキングブレーキや全車速追従ACCが

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2017年9月に予定されている、ステップワゴンのマイナーチェンジを機に、ステップワゴンに新たに追加されるハイブリッドモデルには電動パーキングブレーキ+ブレーキオートホールド機能や、全車速追従タイプのアダプティブクルーズコントロールが装備される模様です。
ステップワゴンにはもともとホンダセンシングで、ステアリング制御付きの車線逸脱抑制機能がありましたので、ステップワゴンハイブリッドに関しては日産セレナのプロパイロット同等の先進技術が搭載されることになります。

ステップワゴンハイブリッドは、オデッセイハイブリッドと同様の2モーターの非常にコストのかかったハイブリッドシステムを搭載します。
それ故、価格も313万円からとかなり高価になりますが、電動パーキングブレーキなどの付加価値でライバルであるノア・ヴォクシー・エスクァイア、そしてハイブリッドである点で、セレナに差をつけようという戦略です。

ステップワゴンのマイナーチェンジで、電動パーキングブレーキが用意されていないのは、ノア・ヴォクシー・エスクァイアだけとなってしまいます。
先進装備もステップワゴンは標識読み取り機能などもあり、セレナよりも良い面もあります。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアはトヨタセーフティセンスCという安価な安全装備に留まり、安全面でも先進装備面でも遅れを取ることになってしまいました。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアの良い点は?

ではノア・ヴォクシー・エスクァイアは全然ダメかというとそんなことはなく、それでも売れている理由はあります。

まずは、質の高い内外装。
特にエスクァイアは、ノア・ヴォクシーよりも差別化されて高級路線の内装となっています。
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今回のマイナーチェンジで、ノア・ヴォクシー・エスクァイアともに内装の質感が向上しており、セレナやステップワゴンなどよりも上質に見えるようになっています。

実はドライブフィールはクラス随一

トヨタのミニバンというと、足回りが柔らかめで操舵感の薄い乗り味を想像しがちですが、意外なことにミニバンの中ではかなり上手くドライブフィールがチューニングされています。

セレナは操舵感やブレーキのタッチが全体的に軽すぎて、スカスカな印象。
ステップワゴンはなかなか良いですが、やや硬めの足回りとなります。

それに対してノア・ヴォクシー・エスクァイアは、想像以上に骨太なステアフィールに、適度な接地感、それでいて乗り心地も良いという、ミニバンとして要求されるドライブフィールが好印象な車でもあります。

安全装備やギミックはライバルには劣りますが、車として一番重要な走りの部分でライバルに対してアドバンテージがあるのは、ある意味トヨタらしからぬ車でもありますね。
飛び抜けた点はないけれど、使ってみるとしっくりくる、そんなミニバンになっています。

5ナンバーサイズミニバンは戦国時代へ

2017年7月に行われたノア・ヴォクシー・エスクァイアのマイナーチェンジでは大幅な変更はありませんでしたが、それでも販売好調なトヨタに対し、9月にはホンダのステップワゴンがハイブリッドを引っさげてビッグマイナーチェンジを行います。

本来なら2017年中に日産セレナもe-powerがデビュー予定でしたが、これはどうやら遅れて2018年にずれ込みそうです。

各社ハイブリッドが出揃い、それぞれフェイスリフトなどでインパクトも強めてきています。

これからの5ナンバーサイズミニバンの戦いの行方が楽しみですね!
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chibica編集部 chibica編集部