どんなクルマ?
via www.goo-net.com
2代目トヨタパッソは、2010年2月に発表されました。
初代トヨタパッソはかなり人気のあったクルマだったため、フルモデルチェンジとはいえ基本的にキープコンセプトで作られていました。
企画の段階から女性スタッフが中心となり、女性目線で作られています。
どのメーカーのどのクルマもモデルチェンジの度に大きくなっていく傾向がありますが、2代目パッソはプラットフォームもホイールベースも初代とほぼ同じで、車幅もほぼ同じ寸法になっていました。
これは女性でも乗りやすいクルマを目指して設計されたためでしょう。
エンジンは初代と同様に1.0L3気筒と1.3L4気筒が用意されていますが、1.3Lエンジンは先代のダイハツ製K3-VEからトヨタ製の1NR-FEに変更されました。
また、トランスミッションも先代の4ATから全車CVTに変更され、燃費と静粛性が向上しています。
2代目トヨタパッソも初代と同様に息が長く、2016年4月まで販売されていました。
初代トヨタパッソはかなり人気のあったクルマだったため、フルモデルチェンジとはいえ基本的にキープコンセプトで作られていました。
企画の段階から女性スタッフが中心となり、女性目線で作られています。
どのメーカーのどのクルマもモデルチェンジの度に大きくなっていく傾向がありますが、2代目パッソはプラットフォームもホイールベースも初代とほぼ同じで、車幅もほぼ同じ寸法になっていました。
これは女性でも乗りやすいクルマを目指して設計されたためでしょう。
エンジンは初代と同様に1.0L3気筒と1.3L4気筒が用意されていますが、1.3Lエンジンは先代のダイハツ製K3-VEからトヨタ製の1NR-FEに変更されました。
また、トランスミッションも先代の4ATから全車CVTに変更され、燃費と静粛性が向上しています。
2代目トヨタパッソも初代と同様に息が長く、2016年4月まで販売されていました。
2代目トヨタパッソのここがイイ!!
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先代よりも更に良くなった見切り
初代トヨタパッソも軽自動車並みに見切りと取り回しのよいクルマでしたが、2代目トヨタパッソは更に見切りの良さが改善されています。
Aピラー(フロントウインドウ左右の柱)の形状を変更して細く見せ、各ウインドウの下端を引き下げ、更にシートの着座位置を10mm引き下げることにより、初代よりも良好な視界を確保しています。
最小回転半径も初代と同様に4.3m(13インチタイヤ装着車)と軽自動車並みで、狭い路地や混雑した駐車場でも安心して運転できるよう設計されています。
Aピラー(フロントウインドウ左右の柱)の形状を変更して細く見せ、各ウインドウの下端を引き下げ、更にシートの着座位置を10mm引き下げることにより、初代よりも良好な視界を確保しています。
最小回転半径も初代と同様に4.3m(13インチタイヤ装着車)と軽自動車並みで、狭い路地や混雑した駐車場でも安心して運転できるよう設計されています。
先代よりも質感のUPしたインテリア
初代は予算優先で作られていましたが、2代目トヨタパッソはインテリアの質感がだいぶ良くなりました。
内張りのプラスチックの質感が向上し、安っぽさが消えています。
シートの表皮も初代に比べるとだいぶ高級感があり、「実用重視の道具」感はかなり薄れてきました。
内張りのプラスチックの質感が向上し、安っぽさが消えています。
シートの表皮も初代に比べるとだいぶ高級感があり、「実用重視の道具」感はかなり薄れてきました。
女子向けグレード「+hana」
2代目トヨタパッソの特筆すべき点は、「+hana」というグレードの存在でしょう。
こちらは完全に女子向けのグレードで、専用塗色には「サクラパールマイカ」「ウグイスメタリック」が用意されていました。
内装も女子向けで、オフホワイトとブラウンの2トーンカラーのシートや毛足の長いブラウンのフロアマットなど、オシャレな雑貨屋さんのような雰囲気です。
こちらは完全に女子向けのグレードで、専用塗色には「サクラパールマイカ」「ウグイスメタリック」が用意されていました。
内装も女子向けで、オフホワイトとブラウンの2トーンカラーのシートや毛足の長いブラウンのフロアマットなど、オシャレな雑貨屋さんのような雰囲気です。
2代目トヨタパッソのここはそうでもない…
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無感覚なステアリング
見て分かる通り、2代目トヨタパッソはタイヤを鳴らしながらコーナーを攻めるクルマではありません。
そのため、足回りの味付けはトヨタによくあるオーバーステアになっています。
13インチモデルは155/80R13というサイズのタイヤを履いており、ストレスがかかる速度域のターンインではタイヤのヨレを感じることもありました。
指定空気圧が250kpaと高めで、乗り心地も少し固めです。
そのため、足回りの味付けはトヨタによくあるオーバーステアになっています。
13インチモデルは155/80R13というサイズのタイヤを履いており、ストレスがかかる速度域のターンインではタイヤのヨレを感じることもありました。
指定空気圧が250kpaと高めで、乗り心地も少し固めです。
座面の短いシート
2代目トヨタパッソの運転席に座ると、座面の奥行の無さに気が付くと思います。
これは小柄な女性でも運転しやすいように考えた設計なのでしょう。
街乗りをする分には特に気になりませんが、コーナーの連続する峠道は姿勢維持のために無意識に踏ん張ることになり、疲労がたまる原因になります。
これは小柄な女性でも運転しやすいように考えた設計なのでしょう。
街乗りをする分には特に気になりませんが、コーナーの連続する峠道は姿勢維持のために無意識に踏ん張ることになり、疲労がたまる原因になります。
男子禁制!?
2代目トヨタパッソは、初代に比べるとデザインにだいぶ丸みが与えられています。
また、普通のグレードでも内装のデザインはどちらかというとカワイイ方向に振られています。
男性としては、運転するのに少し気恥しさを覚えざるを得ません。
ルーフがブラックに塗装され、エアロパーツとアルミホイールを装着した「ヨーロピアンパッケージ」という仕様がありましたが、それでも全体的にガーリッシュなイメージのクルマです。
また、普通のグレードでも内装のデザインはどちらかというとカワイイ方向に振られています。
男性としては、運転するのに少し気恥しさを覚えざるを得ません。
ルーフがブラックに塗装され、エアロパーツとアルミホイールを装着した「ヨーロピアンパッケージ」という仕様がありましたが、それでも全体的にガーリッシュなイメージのクルマです。
まとめ
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2代目トヨタパッソは、人気のあった初代を正常進化させ、特に女性目線で作られたクルマでした。
全体的に質感も良くなり、コストパフォーマンスに優れたクルマだと言えます。
クルマの性格上、長距離ドライブにはあまり向きませんが、それでも軽自動車で遠出するよりはだいぶ楽です。
現在の中古市場は15万円~150万円となっており、距離と程度によってかなりの開きがあります。
個人的には1.3L4気筒エンジンのモデルがオススメです。1.0L3気筒エンジンを搭載しているモデルは、エンジンマウントの経年劣化により振動がひどくなる傾向があります。
もし購入する際は、エンジンをかけてみるだけでなく必ず試乗してみましょう。
全体的に質感も良くなり、コストパフォーマンスに優れたクルマだと言えます。
クルマの性格上、長距離ドライブにはあまり向きませんが、それでも軽自動車で遠出するよりはだいぶ楽です。
現在の中古市場は15万円~150万円となっており、距離と程度によってかなりの開きがあります。
個人的には1.3L4気筒エンジンのモデルがオススメです。1.0L3気筒エンジンを搭載しているモデルは、エンジンマウントの経年劣化により振動がひどくなる傾向があります。
もし購入する際は、エンジンをかけてみるだけでなく必ず試乗してみましょう。
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