エクステリア
エクステリアデザインについてですが、ヴィッツはマイナーチェンジでより個性を強調したデザインのフロントマスクとなり、デミオは現行モデルでは先代モデルをベースに鼓動デザインを落とし込んだデザイン、スイフトは過去2代とは異なるディテールを持ちながらも一目でスイフトと分かるデザインとなっています。
フィットは現行モデル登場当初は少しズングリムックリした印象がありましたが、マイナーチェンジでバンパーデザインが変更されたことでその印象が幾分か解消し、安定感のあるデザインになりました。
個人的にはこの4台の中ではスイフトのまとまりのあるスッキリとしたデザインが好みですね。
フィットは現行モデル登場当初は少しズングリムックリした印象がありましたが、マイナーチェンジでバンパーデザインが変更されたことでその印象が幾分か解消し、安定感のあるデザインになりました。
個人的にはこの4台の中ではスイフトのまとまりのあるスッキリとしたデザインが好みですね。
インテリア
それぞれ各社の販売の主力モデルだけあって、内装のクオリティで安っぽさを感じることはありませんでした。
そうした中で敢えて順位を付けるとしたら
①フィット
②デミオ
③スイフト
④ヴィッツ
となります。
フィットとデミオは内装素材のクオリティは普通のレベルながらシボやデザインで上質に見せる工夫がされています。
気になった点はフィットのタッチパネル式のエアコンスイッチです。タッチパネル式は操作時にいちいち確認しないと正確な操作ができません。
エアコンスイッチはダイヤル式を採用するデミオとスイフトの操作性が優れていますね。
そうした中で敢えて順位を付けるとしたら
①フィット
②デミオ
③スイフト
④ヴィッツ
となります。
フィットとデミオは内装素材のクオリティは普通のレベルながらシボやデザインで上質に見せる工夫がされています。
気になった点はフィットのタッチパネル式のエアコンスイッチです。タッチパネル式は操作時にいちいち確認しないと正確な操作ができません。
エアコンスイッチはダイヤル式を採用するデミオとスイフトの操作性が優れていますね。
シート・居住性
シートの掛け心地についても不満を感じることはありませんでした。
敢えて順位を付けるとしたら
①ヴィッツ
②フィット
③デミオ
④スイフト
の順になります。
ヴィッツはこのヘッドレスト分離型ローバックシートは上級モデルの骨格が共通しているためシートが大きく、掛け心地も良いものとなっています。
フィットはマイナーチェンジで掛け心地が良くなり、大きさも十分です。
デミオは掛け心地は良いもののシートの大きさはヴィッツよりも小さく感じました。
スイフトはシートの大きさは十分ですがこの中の他車と比較するとクッションがほんの少しだけ薄目に感じます。
リヤシートの居住性についてはフィットがダントツに広く、172cmの私がフロントシートを合わせた状態でリヤシートのニースペースが15cm以上あります。
ヴィッツも同様に172cmの私がフロントシートを合わせた状態でリヤシートには175㎝の大人が十分に座れるスペースがあります。
デミオ・スイフトはフロント優先のスペース設計になっているため、リヤシートの居住性は大人がなんとか座れるスペースは確保されているといった感じです。
後席の居住性についてはメーカーのコンパクトカーに対する考え方が表れているのでしょう。
敢えて順位を付けるとしたら
①ヴィッツ
②フィット
③デミオ
④スイフト
の順になります。
ヴィッツはこのヘッドレスト分離型ローバックシートは上級モデルの骨格が共通しているためシートが大きく、掛け心地も良いものとなっています。
フィットはマイナーチェンジで掛け心地が良くなり、大きさも十分です。
デミオは掛け心地は良いもののシートの大きさはヴィッツよりも小さく感じました。
スイフトはシートの大きさは十分ですがこの中の他車と比較するとクッションがほんの少しだけ薄目に感じます。
リヤシートの居住性についてはフィットがダントツに広く、172cmの私がフロントシートを合わせた状態でリヤシートのニースペースが15cm以上あります。
ヴィッツも同様に172cmの私がフロントシートを合わせた状態でリヤシートには175㎝の大人が十分に座れるスペースがあります。
デミオ・スイフトはフロント優先のスペース設計になっているため、リヤシートの居住性は大人がなんとか座れるスペースは確保されているといった感じです。
後席の居住性についてはメーカーのコンパクトカーに対する考え方が表れているのでしょう。
エンジン・トランスミッション
ヴィッツは1500CCガソリンエンジン+電気モーター、デミオは1300CCガソリンエンジン、スイフトは1200CCガソリンエンジン+小型電気モーター、フィットは1300CCガソリンエンジンで試乗を行っています。
エンジンの力強さは当然、ヴィッツハイブリッドが一番力強いです。街中ではまず加速力に不満を感じることはありません。
次に力強く感じたのはフィットです。1300CCエンジンは排気量から想像するよりも力強く、デキのいいCVTとも相まって1070㎏の車体を軽快に加速させていきます。
3番目のスイフトは小型モーターのアシストが発進直後で限定的となることから、モーターアシストの無い領域ではCVTの低燃費制御もあってフィットほどの力強さは感じませんでした。
4番目のデミオは加速力に不満があるというわけではないのですが、今回の3車との比較では低速トルクが若干弱く感じられました。
エンジンの力強さは当然、ヴィッツハイブリッドが一番力強いです。街中ではまず加速力に不満を感じることはありません。
次に力強く感じたのはフィットです。1300CCエンジンは排気量から想像するよりも力強く、デキのいいCVTとも相まって1070㎏の車体を軽快に加速させていきます。
3番目のスイフトは小型モーターのアシストが発進直後で限定的となることから、モーターアシストの無い領域ではCVTの低燃費制御もあってフィットほどの力強さは感じませんでした。
4番目のデミオは加速力に不満があるというわけではないのですが、今回の3車との比較では低速トルクが若干弱く感じられました。
サスペンション・乗り心地
ここの項目は2対2でハッキリと分かれます。
ヴィッツとフィットは街乗りを重視しているため、サスペンションのセッティングが突き上げの少ないソフトな設定となっています。
ヴィッツはステアリングもスローな設定で、普段は街乗りでごくたまに高速走行といった使用が合っているかと思います。
フィットはヴィッツよりも硬めですが、それでも突き上げはほとんど無いセッティングとなっているのですが、ボディ剛性が高くステアリングも割とクイックな設定のため、もう少し硬めのセッティングのほうがバランスがイイ印象です。
デミオとスイフトはパーソナルカーとしてドライブを楽しめる引き締まった足回りとなっています。特にリヤサスを中心に角は無いものの、路面状況がハッキリと分かるようなコツコツっとした突き上げがあります。
スイフトは他にRSというスポーティグレードが存在するため少しだけデミオよりも柔らかい設定となっていて、スッキリとしたステアリングフィールと相まって状況を問わずドライブが楽しめる設定となっています。
デミオはこの4車の中で1番硬めなセッティングで走りを楽しめる設定となっているのですが、足回りのセッティングに対し電動パワステが少々軽すぎる設定となっているのが惜しいですね。
ヴィッツとフィットは街乗りを重視しているため、サスペンションのセッティングが突き上げの少ないソフトな設定となっています。
ヴィッツはステアリングもスローな設定で、普段は街乗りでごくたまに高速走行といった使用が合っているかと思います。
フィットはヴィッツよりも硬めですが、それでも突き上げはほとんど無いセッティングとなっているのですが、ボディ剛性が高くステアリングも割とクイックな設定のため、もう少し硬めのセッティングのほうがバランスがイイ印象です。
デミオとスイフトはパーソナルカーとしてドライブを楽しめる引き締まった足回りとなっています。特にリヤサスを中心に角は無いものの、路面状況がハッキリと分かるようなコツコツっとした突き上げがあります。
スイフトは他にRSというスポーティグレードが存在するため少しだけデミオよりも柔らかい設定となっていて、スッキリとしたステアリングフィールと相まって状況を問わずドライブが楽しめる設定となっています。
デミオはこの4車の中で1番硬めなセッティングで走りを楽しめる設定となっているのですが、足回りのセッティングに対し電動パワステが少々軽すぎる設定となっているのが惜しいですね。
総括
どのクルマも今年に入ってからモデルチェンジ、マイナーチェンジ、改良が行われているモデルということもあって実力はそれなりに高いものがあります。この中で敢えておススメするということであればバランスの良さでフィット、運転が心地良いスイフトといったところでしょうか。
今回取り上げたクルマはどれも実力車ですがそれぞれに特徴が異なるため、クルマ選びの際は是非試乗されることをおススメしたいと思います。
今回取り上げたクルマはどれも実力車ですがそれぞれに特徴が異なるため、クルマ選びの際は是非試乗されることをおススメしたいと思います。
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