<動画有り>ジュネーブモーターショー初公開!国産コンセプトモデルたち

今年公開中のジュネーブ国際モーターショー2019は、海外コンセプトカーだけでなく、日本メーカーのコンセプトカーも多く出品されています。日本の技術を載せたコンセプトカーをご紹介していきます。

①Honda e プロトタイプ

Honda eプロトタイプは、2017年のフランクフルトモーターショー、同年の東京モーターショーにて初公開されたコンセプトモデルとなる「Honda Urban EV Concept(アーバンイーブイコンセプト)」をベースにして進化させたモデルです。コンセプトでなく、プロトタイプになっているので、市販車になるように進化させているでしょう! エクステリアでは、ホンダスモールカーでの理念である走りの楽しさ、親しみやすさをシンプル&クリーンに表現しています。新採用のポップアップ式ドアハンドル、サイドカメラミラーシステムなど、先進技術とシンプルさを融合していますね。
https://www.netcarshow.com/ (56916)

via https://www.netcarshow.com/
内装では、上質な素材を多用し、ラウンジのような心地良い空間に仕上げています。モニター類は、直感的かつマルチタスクの操作が可能な大型ディスプレーを採用し、コネクテッドサービスは勿論のこと、さまざまな機能をユーザーが使える仕様です。 やはり最近のモニター類は、スマホやi-PHONEの様に、直感的な操作と動作が求められている時代になっていると言えますね。また、コネクテッドサービスの充実も不可欠となっています。 パワートレインでは、200km以上の航続距離が可能となっています。30分で80%まで充電が可能な急速充電にも対応しています。
https://www.netcarshow.com/ (56917)

via https://www.netcarshow.com/

②MITSUBISHI ENGELBERG TOURER コンセプト

MITSUBISHI ENGELBERG TOURER コンセプトは、ツインモーター4WDのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルです。エンゲルベルク(スイス中央部にある山間部の村の名)に相応しくなるように仕上げる事を目的にしています。 それは、どんな気象条件や路面状況でも、ユーザーが自信をもって運転できる高い走行性能と、都市から離れ充電インフラが整っていない道のりでも安心して運転できる、PHEVならではの長い航続走行距離を両立させている点です。 エクステリアデザインは、三菱らしいディテールを描くとともに、フォグランプを内蔵した自動開閉するルーフボックスや、前後バンパーのアンダーガードを装備し、よりアクティブなSUVに仕上げています。 フロントフェイスの特徴であるダイナミックシールドデザインは、メッキ部を柔らかく点灯させることで、PHEVを表現したデザインです。ボディーカラーには、光によく反射する上質なシルバーが採用されています。

MITSUBISHI ENGELBERG TOURER [MITSUBISHI MOTORS]

インテリアは、トリム関連がホワイトに仕上げられ、PHEVを象徴するように、各アンビエントライティングがブルーになっています。多人数が快適に過ごせる十分なキャビンスペースに、細部にまで質感と機能性にこだわった仕様ですね。 ナビゲーションシステムは、目的地設定をした際に、天候、気温、地形、道路交通、路面状況の情報を自動検索し、システムがあらかじめ最適な走行モードを選択してくれます。駆動用バッテリーのエネルギーマネジメントや四輪統合制御により適した駆動力配分も行ってくれますので、燃費にも貢献してくれるシステムです。 パワートレインは、アウトランダーPHEVで培った三菱自動車独自のツインモーター方式PHEVシステムを進化させて搭載しています。EV航続距離は、70km以上(WLTP)、満充電・燃料満タンの状態からの総航続距離は、700km以上が可能です。
https://www.netcarshow.com/ (56919)

via https://www.netcarshow.com/

③NISSAN IMQ コンセプト

NISSAN IMQコンセプトは、先進の技術と新日産デザインを搭載した、全輪駆動のe-POWER搭載モデルです。欧州の小型クロスオーバーの概念を超越したエクステリアや技術が、ふんだんに盛り込まれ、日産のクロスオーバーセグメントに、新しい息吹を吹きかけるように企画されています。 日産は、量販EV技術のリーダーとして、今後の欧州における全面的な電動化にいち早く取り組もうとしています。2年のうちにe-POWERモデルを欧州市場に投入することで、ニッサン インテリジェント モビリティの提供範囲を広げていく予定です。 現在欧州では、日産リーフが販売台数トップの電気自動車となっています。日産では、この他にe-POWERモデルを投入して、欧州でEV等のモデル拡販と、日産技術の拡散を目的に、開発を進行しているのでしょう!

Introducing the Nissan IMQ concept, the next generation of crossovers

内装では、日産のコンセプトカーの傾向となっている和モダンを象徴したデザインに仕上げています。和を取り入れた内装は、日本人だけでなく欧州の方々も落ち着く空間です。これに、日産の最新技術を組み合わせ、モダンな仕様になっています。 e-POWERシステムって?
発電専用のガソリンエンジンを装備し、発電機、インバーター、バッテリー、電動モーターが搭載されています。ガソリンエンジンは、あくまでも発電にのみ使用されることで、常に最適な回転で作動しています。これによって、従来型の内燃エンジンパワートレインと比べて、より優れた燃費と低排出ガス性能を有したシステムとなっています。
https://www.netcarshow.com/ (56921)

via https://www.netcarshow.com/

④SUBARU VIZIV ADRENALINE コンセプト

スバルは、今までシグネイチャーデザインとしてきたDYNAMICxSOLIDをさらに進化させ、大胆さを表現していくことを、2018年7月に発表しました。そのキーワードは、「BOLDER」≒「大胆な」です。 SUBARU VIZIV ADRENALINE コンセプトは、BOLDERの思想をベースにデザインされた、最初のコンセプトカーです。ダイナミックで力強いディテールとなるボディでは、乗員をしっかりと守るルーフやプロテクターを大胆に配置し、強靭さと軽快さの両方を表現しています。 スバルでは、今後のデザインイディオム(共通デザインフィロソフィ)を、更に進化させるべく一台のコンセプトカーを作っていると言えます。新しいスバルの顔がどのように仕上がっていくのか楽しみです。
https://www.netcarshow.com/ (56922)

via https://www.netcarshow.com/

まとめ

ジュネーブ国際モーターショー2019では、海外モデルからのコンセプトカーが多く出品されていますが、日本メーカーも多くのコンセプトカー(プロトタイプ含む)が公開されています。各社は、今後の方向性を打ち出すコンセプトモデルとなっているのも特徴です。 こういったコンセプトモデルの多くが、今度量販市販車になって登場してくることになります。市販モデル登場が楽しみです。
]]>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です