どんなクルマ?
ミライースは「第3のエコカー」をコンセプトに開発されました。当時はリーマンショックの真っただ中ということもあり、環境性能と同じくらい経済性が重要視されていました。
また、徐々に軽自動車の登録台数が増えてきていた時期でもあり、このようなクルマが出てきたのは必然の流れだったのかもしれません。
車両価格を抑えるため、当然ながら高価なハイブリッドシステム等を搭載するなどということはできません。その代わり、ダイハツは既存の技術を徹底的に見直し、車体構造の改良・エンジンとトランスミッションの改良により40%の燃費向上を実現しました。
また、徐々に軽自動車の登録台数が増えてきていた時期でもあり、このようなクルマが出てきたのは必然の流れだったのかもしれません。
車両価格を抑えるため、当然ながら高価なハイブリッドシステム等を搭載するなどということはできません。その代わり、ダイハツは既存の技術を徹底的に見直し、車体構造の改良・エンジンとトランスミッションの改良により40%の燃費向上を実現しました。
via www.goo-net.com
初代ミライースのここがイイ!
安いのに安っぽくない
軽自動車ですから、当然ダッシュボードやインパネにソフトパッド等が使われているわけはありません。それでも材質や表面の処理の工夫により、プラスチックの安っぽさは上手く消されています。
また、アクセルの踏み具合で色が変わるデジタルメーターも視認性抜群で、なかなかの出来です。ここからも安っぽさは感じられません。
また、アクセルの踏み具合で色が変わるデジタルメーターも視認性抜群で、なかなかの出来です。ここからも安っぽさは感じられません。
思いのほか山道が得意
155/65R14という当時としては大きめのタイヤを装着し、また車重が730kg程度ということもあり、ワインディングロードに持ち込むと意外にヒラヒラと走ることができます。
燃費向上のため、ボディだけでなく車体下部の整流も考えて作られており、それが快活な走りの助けになっているのかもしれません。
燃費向上のため、ボディだけでなく車体下部の整流も考えて作られており、それが快活な走りの助けになっているのかもしれません。
嫌味のないオーソドックスなスタイリング
コンセプト車両は少し奇抜なデザインでしたが、実際に販売されるモデルのデザインは実にオーセンティック。どこに乗って行っても調和する、有り体にいえば「普通」の見た目になりました。
外も中も飽きのこないベーシックなデザインであり、時間が経っても古さを感じさせないことでしょう。
外も中も飽きのこないベーシックなデザインであり、時間が経っても古さを感じさせないことでしょう。
via www.goo-net.com
初代ミライースのここはそうでもない…
リアシートのヘッドレストが無い
リアシートの居住性は意外なほど良いです。見た目の割に広々としており、男性が乗っても窮屈さを感じさせません。しかしリアシートにはヘッドレストが搭載されておらず、万が一の事故の際、首を傷めてしまう可能性があります。
この点は2012年5月のマイナーチェンジで改良され、一部グレードに標準装備になりました。他のグレードではオプションとして選択できるようになりました。
この点は2012年5月のマイナーチェンジで改良され、一部グレードに標準装備になりました。他のグレードではオプションとして選択できるようになりました。
フロントシートの作り
生地やクッション性は問題ありません。乗降性も良いため、デイリーユースにはばっちりです。ですが、ホールド性は今一つ。山道をヒラヒラ走れる性能はありますが、コーナーで傾いた体を支えてくれるものはありません。
また、シートの背もたれの大きさが小さい気がします。筆者が乗ると両肩がシートからはみ出ました。シートがドライバーの体を支えきれないと、長距離ドライブでは疲れやすくなります。
また、シートの背もたれの大きさが小さい気がします。筆者が乗ると両肩がシートからはみ出ました。シートがドライバーの体を支えきれないと、長距離ドライブでは疲れやすくなります。
ラゲッジルームが狭い
リアシートの居住性を確保した代わりに、ラゲッジルームが犠牲になっていました。このパッケージングなら仕方のない事なので、ここに文句をつけるのは筋違いかもしれません。
買い物に行った際は、リアシートをラゲッジスペースとして使う事になるかと思います。
買い物に行った際は、リアシートをラゲッジスペースとして使う事になるかと思います。
via www.goo-net.com
まとめ
ミライースは、低価格・低燃費という軽自動車の本質をしっかりと体現しています。低価格ながらも下のグレードでも安っぽさは極限まで抑えられており、ダイハツの小型車作りのセンスに改めて驚かされます。
インテリアとエクステリアの質感、走行性能のどちらも枠内いっぱいに高められており、「これでいいや」という妥協を感じられるところはありません。
また、我慢を強いられる事が少ないというのもミライースの魅力のひとつです。エコカーでありながら走行性能は悪くなく、安いクルマなのにインテリアは安っぽくありません。
コンサバなデザインのおかげで、ビジネスからプライベートまであらゆるシーンにマッチするのも魅力です。通勤やお買い物だけでなく隣町までのちょっとしたドライブも出来ますし、社用車として営業マンの足にすることだってできます。
中古市場の相場は10万円~130万円となっており、程度により値段に大きな開きがあります。
今売られている軽自動車は、正直な所豪華になりすぎた感じがします。軽自動車にそこまでの豪華な装備を求めず、手頃で長く乗れるクルマを探している方はぜひミライースを検討してみてはいかがでしょうか。
インテリアとエクステリアの質感、走行性能のどちらも枠内いっぱいに高められており、「これでいいや」という妥協を感じられるところはありません。
また、我慢を強いられる事が少ないというのもミライースの魅力のひとつです。エコカーでありながら走行性能は悪くなく、安いクルマなのにインテリアは安っぽくありません。
コンサバなデザインのおかげで、ビジネスからプライベートまであらゆるシーンにマッチするのも魅力です。通勤やお買い物だけでなく隣町までのちょっとしたドライブも出来ますし、社用車として営業マンの足にすることだってできます。
中古市場の相場は10万円~130万円となっており、程度により値段に大きな開きがあります。
今売られている軽自動車は、正直な所豪華になりすぎた感じがします。軽自動車にそこまでの豪華な装備を求めず、手頃で長く乗れるクルマを探している方はぜひミライースを検討してみてはいかがでしょうか。
via www.goo-net.com
22 件