なぜ初売り?
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年末商戦が終わっても、正月明けの「初売り」に向けた準備で、ディーラーは大忙し。顧客を中心に、年末に来店されたお客様へも、「初売り」への来店促進の活動がギリギリまで続きます。
見込み客へはお得感をアピールし、顧客へは年に一度のお祭り気分で遊びに来てもらう。もちろん目玉商品もありますが、メーカーからの仕入れ価格が変わるわけではないので、特別に安くなる要因はないのですが、その場の雰囲気で売ってしまおうという作戦。
見込み客へはお得感をアピールし、顧客へは年に一度のお祭り気分で遊びに来てもらう。もちろん目玉商品もありますが、メーカーからの仕入れ価格が変わるわけではないので、特別に安くなる要因はないのですが、その場の雰囲気で売ってしまおうという作戦。
初売りはお得?
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福袋なる「おまけ」はもはや定番で、関連業者からかき集めた用品や、特別に大量購入したオプションなどを、クルマを購入された方に格安で付けるかサービスするものです。
値引きに関しては、一律に数万円上乗せしたり、下取り査定価格の上乗せといったことも行われ、購買お欲を高めます。これらはベースの価格があいまいなので、本当に上乗せされているのかわからないといったこともありますが、一度見積もりを出させてあれば、その条件に上乗せされることで、お得感が実感できます。
値引きに関しては、一律に数万円上乗せしたり、下取り査定価格の上乗せといったことも行われ、購買お欲を高めます。これらはベースの価格があいまいなので、本当に上乗せされているのかわからないといったこともありますが、一度見積もりを出させてあれば、その条件に上乗せされることで、お得感が実感できます。
ディーラーの事情
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ディーラーとしては、1月は実質的な営業日数が少ないために、この「初売り」で台数を稼ぐことが重要なのです。したがって、通常の展示会とは目標台数も異なります。営業マンも、年末の営業活動はこの「初売り」に向けたものになり、条件的に厳しいものはあえて年内に決着をつけずにおくケースや、成約しても報告を「初売り」まで隠すなんてこともあります。
メーカーによって温度差がある「初売り」
初売りが得意な?スズキ
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この「初売り」を、メーカーとしても最大限に活かすのがスズキです。年末に「スペーシア/スペーシアカスタム」のフルモデルチェンジを発表。さらにワゴンとSUVを融合した新機種「クロスビー」も発表。実質的には「初売り」が初披露となります。
「スペーシア/スペーシアカスタム」はスズキの顧客がもっとも期待した車種だけに、顧客は呼び込まなくてもきっと来るはず。「クロスビー」は、他銘柄ユーザーからも注目を集めているだけに、スズキのディーラーがもっとも忙しい「初売り」になるかもしれません。
「スペーシア/スペーシアカスタム」はスズキの顧客がもっとも期待した車種だけに、顧客は呼び込まなくてもきっと来るはず。「クロスビー」は、他銘柄ユーザーからも注目を集めているだけに、スズキのディーラーがもっとも忙しい「初売り」になるかもしれません。
新機種投入で力が入るマツダ
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3列シートSUV「CX-8」の販売が好調なマツダも注目されます。正式発売までの予約が予想を大幅に超えたことで話題が広がっており、多くの「ミニバン卒業予定ユーザー」を引き付け、多くの来場者が見込まれます。
ホンダは相変わらずの「N-BOX」祭り、トヨタはマイナーチェンジされた「アルファード/ヴェルファイア」をメインにすえての初売りを展開、日産は「スカイライン」のマイナーチェンジ、「エクストレイル」の特別仕様車などがあるものの、一連の不祥事に対してのお詫びに時間をさかざるをえないでしょう。
この機会を有効利用して新車をゲットしよう!
今年の「初売り」は第一弾が1月4~8日、第二弾が13~14日という予定が多く、ほとんどすべてのディーラーが大判のチラシを配り、DMも大量に届きます。クルマを購入する予定がなくても、各ディーラーをまわると、来場プレゼントが山ほど集まります。特にお子さんを連れて行くとその効果は絶大です。
まだまだチャンスはありますから、ぜひ今年は「初売り」デビューしてみては?
まだまだチャンスはありますから、ぜひ今年は「初売り」デビューしてみては?
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