愛犬を連れてのドライブに便利な「駿河湾沼津SA」をご紹介!

11月も中旬へと差し掛かり、秋がぐっと深まる頃合いとなりました。今回は東京から西へ向かう新しい大動脈である新東名高速道路のSA「NEOPASA駿河湾沼津」をご紹介します。愛犬を連れてのドライブなら一度は立ち寄りたいSAです。

NEOPASA駿河湾沼津の「NEOPASA」ってなに?

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2018年11月現在、東名高速を西へ走らせ御殿場JCTから新東名高速へ入ることができますが、御殿場JCTから見て最初のSAが今回ご紹介する「駿河湾沼津SA」です。 なお、新東名高速の海老名南JCT~厚木南ICは部分開通済みです。
本線の案内表示板上では「駿河湾沼津SA」となりますが、SA内に進入すると「NEOPASA駿河湾沼津」となっていることが確認できます。 「NEOPASA」は「ネオパーサ」と呼称しますが、これは「中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)」が新東名高速道路内に展開する商業施設です。
名称の由来は新東名高速道路とともに新しさを表現するための「NEO」と、パーキングエリアの略称「PA」、サービスエリアの略称「SA」を組み合わせて作られた造語だそうで、前述の通り新東名高速のみで展開されているのが最大の特徴です。つまりPA規模の施設でもNEOPASAブランドとして機能しているということですが、現状では清水PA(NEOPASA清水)のみが該当します。 NEOPASA駿河湾沼津は大規模な食堂、ガソリンスタンドが設けられていることからSAとして位置付けられています。 今回はNEOPASA駿河湾沼津の魅力を探っていきます。なお、以降は「駿河湾沼津SA」と記載します。

駿河湾沼津SAの魅力とは

駿河湾の新鮮な海の幸を堪能!

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駿河湾と言えば海の幸ですよね。駿河湾の近くに設けられた駿河湾沼津SAでは新鮮な海の幸を堪能することができます。
通常は東名東京から1時間30分程で到着しますでの、休憩を兼ねての食事にもピッタリです。お弁当コーナーにもたくさんの海鮮丼が揃えられていますので、ちょっと時間がない方にもお持ち帰りで楽しめます。

駿河湾に広がる絶景を堪能!

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駿河湾沼津SAが人気の理由筆頭が「絶景」でしょう!
駿河湾を望めるように設けられているので天気がよければ駿河湾と伊豆半島を見渡すことができます。 運転中はではなかなか景色は楽しめないもの。
私も体験してきましたが、駿河湾沼津SAで絶景を楽しみながらのコーヒーブレイクは格別でした。

スマートICはSAを利用後に利用できる

駿河湾沼津SAの大きな特徴の一つとして、「スマートIC(インターチェンジ)」が設けられている点も挙げられます。
スマートICとはETC専用の出入り口です。ETC車載機にETCカードが挿入されていれば一般道との接続を図ることができます。
実は通常のIC付近の一般道と比べて渋滞が発生する率が少ないので、場合によってはこちらを活用する事をお勧めします。 駿河湾沼津スマートICの最大の利点はSA施設を利用後に使用できるという点です。スマートICは基本的にはSAやPAに設けられているのですが、多くの場合は施設を利用するかスマートICで流出するのかの二択を迫られます。
しかし駿河湾沼津SAは利用後に一般道へ流出することが可能ですので、例えば前述の海の幸や景色、後述のドッグランを堪能した後に一般道へ出ることができるのです。

綺麗に整備されたドッグランを併設

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近年、ペット産業の需要の高まりに応えるように急速にSA・PAへのドッグラン設置が進んでいます。
この駿河湾沼津SAも例外ではなく、上下線ともにドッグランが設置されています。 このドッグランは2017年にリニューアルを施されたようで、ワンちゃんたちが足を痛めないように人工芝が敷かれていました。下りSAは1000㎡を超える広大なスペースになっており、上りSAは400㎡のスペースの他にペット専門ショップと愛犬とお茶を楽しめるドッグカフェが併設されているのが特徴です。 もちろん専用の水飲み場も設けられていますので水分補給も可能です。 愛犬を連れてのドライブ…自宅から2時間前後経過した方も多いことでしょう。自分だけでなくワンちゃんにもリフレッシュをさせてあげたい。駿河湾沼津SAは時間も場所も「丁度いい」ところに設けらていました。

一般道からも需要を取り込む「ぷらっとパーク」

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駿河湾沼津SAの大きな特徴の一つとして、「ぷらっとパーク」も見逃せないポイントです。
これは一般道からも駿河湾沼津SA施設を利用できるシステムで、高速道路利用者に限らず一般道からの言わば「道の駅」としての機能も併せ持っています。 専用の駐車場に停めることで高速道路利用者と同じエリアで過ごすことができます(こちらから本線への流入はできません)。 私の私見ではありますが、NEXCO中日本は高速バスの需要拡大や航空業界のLLCの発達、新幹線の更なるダイア充実化によりSA・PAの利用者数の減少、あるいは他の交通機関のライバルに対してある種の危機感を抱いたのではないでしょうか。 そこでNEXCO中日本の対応策の一つとして、NEOPASAに一般道からの利用も促すことで高速道路をもっと身近に感じてもらう狙いがあったと推測できます。
実際にNEOPASAに訪れてみると、その地域の名産品を扱っていたりと各NEOPASAにテーマが設けられており、NEXCO中日本が地域密着の姿勢を築き上げていることも伺えます。 高速道路利用者が一般道路沿いに設けられている施設を利用できる「ハイウェイオアシス」の逆転の発想とも言えるこのシステムは、一般道からの利用を促しその利益で更なるSA・PAエリアの施設充実化を期待しています。 ぷらっとパークはNEOPASA清水(清水PA)を除く全てのNEOPASAに設けられています。 なお、ぷらっとパークを利用しての「待ち合わせ」は推奨されておりませんので、正当な利用をお願いします。

まとめ

私は今回のドライブを通じて高速道路も日々進化していることを実感できました。
進化しているのは延伸による建設だけでなく、ドライバーや同乗者を支える「縁の下の力持ち」も同様なのだと感じます。 今年もあと2か月を切り、今が一番気持ちよくドライブに出かけられる季節でしょう。
ちょっと遠出で新東名高速をご利用の際はNEOPASAを利用してみてはいかがでしょうか。その時に少し違う目線で利用してみると大きな発見があるかもしれません。
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