ジャガー初のフルバッテリー電気自動車「I-PACE」受注開始!

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガー初のフルバッテリー電気自動車となる「I-PACE」の受注を9月26日(水)より開始しました。ジャガー初のEVが人気のSUVとなったことで、EV戦線はますます活性化しそうです。

先進性と機能性を併せ持つエクステリア&インテリア

ジャガー I-PACE | ジャガー初のピュアEVが登場

I-PACE | ギャラリー | JAGUAR JAPAN (44891)

「I-PACE」のエクステリアデザインは、SUVでありながらクーペのような流線型のシルエットをもち、短く低いボンネット、空力特性を強化したルーフ・デザインを備えています。そして、フロントグリルの形状やジャガー独自の「ダブルJ」グラフィック・デザインを用いたマトリックスLEDヘッドライトなど、ひと目でジャガーとわかる要素を取り入れています。 「I-PACE」のインテリアは、ラージサイズSUVに匹敵する空間を確保しています。シートポジションを低めにしているためヘッドルームは968mmもあり、リアのレッグルームも890mmと余裕があります。 そして、従来のトランスミッション・トンネルがないため、10.5リットルの便利なストレージ・コンパートメントを中央に備えることができました。さらに、リアのラゲッジ容量は656Lと広大で、シートを折り畳んでフラットにすると1,453Lまで拡大します。 さらに、リアシート下にはタブレットやラップトップが収納できるユニークなスペースや、フロントにも27Lの収納スペース「フルート」を設けるなど、スペースを最大限活用しています。
I-PACE | ギャラリー | JAGUAR JAPAN (44907)

470kmの航続距離と0-100km/h加速4.8秒の実力

I-PACE | ギャラリー | JAGUAR JAPAN (44906)

Jaguar Land Rover Japan Media Centre (44895)

「I-PACE」は最先端の90kWhリチウムイオン・バッテリーを搭載し、470kmという航続距離を実現しています(WLTPサイクル)。 さらに、車軸と一体化させた軽量かつコンパクトなジャガー製電動モーターを前後輪にそれぞれ各1基ずつ配置し、瞬時に4輪すべてに正確なトルクを配分します。 そのパフォーマンスは最高出力294kW/400PS、最大トルク696Nm、そして0-100km/h加速4.8秒を誇っています。 さらに、日本市場向けには50kW CHAdeMO規格の急速充電に対応しており、自宅や高速道路のサービスエリアなどの公共設備で充電が可能です。 0%から80%までバッテリーを充電する際、DC急速充電(50kW)の場合は約85分、急速充電(100kW)の場合は約40分で充電できます。 そしてAC普通充電(7kW)の場合は、約10時間で同じく80%まで充電できるため夜間や目的地充電が理想的です。
I-PACE | ギャラリー | JAGUAR JAPAN (44898)

また、「I-PACE」専用に車体の94%にアルミニウムを使用した堅牢かつ軽量なアルミニウム・アーキテクチャーを設計・採用。 さらに、ボディ構造の一部としてフロントとリアにアルミニウム製のサブフレーム、その間にバッテリーフレームを可能な限り低い位置でレイアウトすることで、理想的な重量配分50:50と、ジャガー史上最も高いねじり剛性を実現しています。

ワンペダルドライビングと最大水深500mmまでの渡河走行

Jaguar Land Rover Japan Media Centre (44900)

そして、回生ブレーキと機械式ブレーキを一体制御する電動ブレーキ・サーボを搭載し、2段階から強度が選択できる回生ブレーキにより、「シングルペダル・ドライビング」が可能になりました。これにより、アクセル・ペダルから足を離すと回生ブレーキが作動し、ブレーキを踏んでいなくても車両を完全に停止させることができます。 さらに、オプションの「連続可変ダンパー付エアサスペンション」は、乗降時、通常時、オフロード走行時で3段階調整でき、通常90mmから乗降時には40mm下がり、オフロード走行時には最大50mm上がります。そのため、BEVでありながら最大水深500mmまでの渡河走行が可能となっています。

ジャガー「I-PACE」メーカー希望小売価格(消費税8%込み)

・I-PACE S:9,590,000円
・I-PACE SE:10,640,000円
・I-PACE HSE:11,620,000円
・I-PACE FIRST EDITION:13,120,000円

まとめ

「I-PACE」は、BEV(フルバッテリー電気自動車)だからこそ実現できた画期的なデザインやパッケージング、最新テクノロジーの数々、そしてジャガーならではのスポーツカーのパフォーマンス、SUVとしての実用性や居住空間など、ジャガーのすべてを結集させたモデルとなっています。 日産の「リーフ」と比べたらかなりの高額車種ですが、その先進性とデザインそしてEVのスペックを考えれば、相当な人気車種となりそうです。
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